「要望・陳情」への対応説明会

民主党が掲げる分権型陳情につき、県連主催の説明会が開催されました。国会議員の皆様から我々自治体議員に詳細な説明がありました。

自民党政権下での政官癒着と利益誘導型政治からの脱却を目指すべく、要望・陳情の流れをシステム化し、陳情内容はすべて公開することが分権型陳情の概要です。

民主党政権下では、陳情案件は基本的に「自治体→国会議員→県連→党本部組織委員会or企業団体委員会→幹事長室」という流れをたどり、幹事長室の判断で省庁の政務三役（大臣、副大臣、大臣政務官）に繋がれることとなります。これまでの様に族議員化した国会議員による「口利き」は意味をなさなくなります。

最終的には陳情という文化自体をなくすことが目的ですが、それまでの経過措置としての意味合いもあるとのことでした。

決裁権限のない官僚に要望書を渡す場面を写真に撮って、仕事をしている風に装うことに心血を注いでいる議員にとっては死活問題かもしれません

今こそ、真に仕事をする議員が求められています。