「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

「議員はお金のことを言ってはいけない」という驕り

2008-01-24 22:00:30 | Weblog
先日来複数の方から「議員はお金のことを言ってはいけない」と言われた。

私が、ある若手グループの会員になるにあたって、会費の高さを口にしたところ言われた言葉である。

確かにあまりに枝葉末節な話をすると、辟易してしまうかもしれない。しかし、ことが10万、20万の話にもかかわらず「お金のことを言うな」とはどういったことか。

市民の皆様の税金を預かる仕事が議員である。この人たちが「お金のことを言わない」としたらどうなるか。無論、適切な税金の使い方など期待できないのではないか。典型例が年金保険料の使い込みである。(グリーンピアとかの)社保庁の官僚はもとよりそれをチェックする立場の政治家までもが「お金のことは言わない」が為に発生した犯罪ではないのか。

とある落語家が追徴課税をされた際に「落語家はお金のことは言ってはいけない!と言われて育ったもので・・・」との賜っておられた。無論、そんな彼らにとっての常識は世間の非常識であったのだ。この落語家の方は「あってはいけないことですが」と反省されていただけ、似非政治家よりはましなのかもしれない。

政治家が特権階級であった時代が長く続いた結果(今でもそうなのかもしれないが)、何やら政治家が「神聖にして犯すべからず」な存在であり、「お金のことは下々のことが気にすること」といった誤った優越意識があるのだと思う。

政治家は神でも仏でもない。職業である。世の中にお金のことを考えない職業などない。お金のことを考えない政治家がいるとしたら、その人はただの「ムダ飯食い」の「勘違い」である。こんな政治家が早くいなくなるまで働かねば!と改めて決意。

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