今日は休養日、なんとなくだるい体を休めています。
ロードバイクを買って、そろそろ一年になるのですが、まだまだ初めてのこと
ばかりです。
昨日のように車に自転車を積んで出かけるのも初めて、ノーマルのタイヤから
自分の選んだタイヤに履き替えるのも初めてと(^^;
いろいろ勉強になります。
さて昨日のツーリングですが、
ぶちょーと二人、湖東のダム巡り?ツアーとなりました。
お目当ての石榑峠(いしぐれとうげ)はがけ崩れで通行止。
事前調査不足で残念な結果となりました。
朝は7:30に近江八幡の日牟礼八幡宮で集合、ぶちょーの仕入れてきたネタで
コメダ珈琲店でモーニングを頂きます。
この辺のレポートはぶちょーにまかせてと(^^;
その後、近江八幡市街を抜け、八日市に向けて走ります。
左手の山腹に「太郎坊宮」が見えてきました。ここは勝運の神様
だそうで、それよりもなによりも山腹によく建てたものだと関心します。
今日は山中ばかり走ることになるので、八日市インター付近で、補給を済ませます。
ぶちょーはさっそく本日最初のアイスを食べてました。
八日市からさらに走ること30分ほど、いよいよ山が近くなってくれば永源寺町です。
滋賀県ではトップクラスの紅葉の名所で、永源寺こんにゃくなんかがお土産品で
有名ですね。(バッタモンさんご希望の 木地師の里ということはわかって
いなかった(^^;)
かれこれ近江八幡を出てから一時間以上になるでしょうか、永源寺に到着。
まだ売店も開店準備中でしたが、まわりの雰囲気は最高!
今日これからどういう風景に出会えるのか、テンションもあがります。
ただ思っていたより暑い。もうこのまま秋になるのかなと思ったりもしましたが
きっちり残暑で道路脇の温度計も30度近く、照りつける感じもジリジリと焼かれる
ような感じです。
永源寺ダム下流の渓谷
こういう景色を写すたびに、この迫力はきっと写真じゃ伝わらないですよね
とかいいながら目に焼き付けて帰るようにしてます。
撮影する私は思いっきり腰がひけていたらしい。
このあとすぐ永源寺ダムに到着。
夏場の渇水で、ダム湖は干上がっています。
私たちは車の多い国道を通らず、ダム湖北側の遊歩道を走りました。
ここは結構な登りが続き、峠のようです。
あまり景色がよくないので、おすすめできません。
ここから先、石榑峠に向かい15kmほどの登り。
気合を入れて、でも足をためつつ走っていると、鮮やかなチームレプリカの
ジャージをきたローディさん3人組に追い越されました。
「峠のラスト50mでアタックして抜きますよ!」とか冗談言いながらついて
いきますが、相手も足を残すかのように流しています。
こちらも無理せず、マイペースマイペース。
5kmほど走った、ちょうど鈴鹿キャンプ場の付近で、さっきのローディさん達が
たまっているのが見えてきました。この先絶対通り抜けできません。なんていう
強固な看板もあり、警備員の方も「申し訳ないねぇ」と通行止になっています。
夏の大雨でがけ崩れしたらしく、それも結構な災害のようで復旧まで相当かかる
様子。「自転車ぐらい通れへんの?」とかやりとりしていたようなのですが、
とても無理ですね。残念ながら今日は引き返すことに。
犬上ダムへの分岐は、政所という集落です。
名前が名前だけになにか由来があるのかなと思っていましたが、
木地師の里、惟喬親王(これたかしんのう)ゆかりの地だったのですね。
この先の蛭谷にも木地資料館が確かにあったのを覚えています。
ろくろ、木地師 といった看板があったのは記憶にあるのですが、なにより
このあたりは本日一番きつい急勾配、ヒルクライムに必死で撮影も忘れて
いました(バッタモンさんごめんなさい)
前輪が浮くほどではないですが、私のロードではもう足の力限界。
こげなくなって、降りて、10秒ほど休んで、またこいで・・・
先に出発したぶちょーには追いつくわけもなく。
くやしぃぃぃ・・・
距離はさほどなかったですが、かなりきました。
尾根にでるとゆるやかな登りになり、左側に駐車スペース
お社が見えます。
おもわずスルーしかけましたが、これが平安時代前期の貴族
ろくろを使った木工品の加工技術を広めた、惟喬親王の御陵でした。
自転車で走ると・・・
体力維持、増進
精神的なリラックス
事前学習、事後学習で歴史の勉強(笑)までできます。
御陵の先は、基本的に下りで楽チンです。
まっすぐ空に伸びた杉の木立の中
自転車に乗るのが
うれしい!
たのしい!
だいすき!
と実感できる気持ちのいい道でした。
(まるでドリカム(^^;)
ぶちょーもきっとそう感じてたんじゃないかな?
とここまで書いたところで、ぶちょーからとりあえずアップしたら?
とメールが来ました。
前編終了とさせて頂きます。(後編へ続く)