WBCオフィシャルブログ

自転車やアウトドア好き でもヘタレな徘徊老人の備忘録
のようなもの (^^;

行って帰った三国越え ―その2― (ぶちょー)

2009-03-22 | ツーリング


三国越展望台からの眺めを堪能し、さてあとは下るだけなんですが、考えてみたら
hiroさんは温泉に入るのも目的だった訳で、自走で帰る我々は島ヶ原へ下りる必要は
ありません。時刻は午後2時前、勇気ある撤退も時には必要です。
(三重側からまた峠を登るのが単にイヤなだけだっただとか…)



展望台の少し手前に甲賀への道標があったのを見ていました。
ここから信楽方面へショートカット、もう後はほとんど下りだけだと思うとルンルンです。



信楽近くまで下りてくると景色ががらっと変わり、のどかな田園風景が広がります。



信楽駅前、お決まりの場所でお約束の1枚。(でも私は撮るの初めてですよ)

ここまで帰ってくると安心したのかお腹の空きをおぼえ、何か食べに入ることに。
前にぶちょーアシが信楽ツーリングした時、お気に入りになった駅前食堂に行くことに。



駅のすぐ前で通りに面してるんですがあまりぱっとしない外観(失礼)です。
普通の家のように履きものを脱いでガラス戸を開けると広い畳の間になっていて
チープなビニールのテーブルクロスや床の間のカラオケセットなど雑然とした感じが
大家族の田舎の家のようで、なんか落ち着けました。



ぶちょーアシおすすめの鍋焼きうどんを食べることに。
レポートに〈直径30cmはあろうかという土鍋〉と書いていましたが、ちょっと大げさでした。
信楽だからといって○○袋、もとい大風呂敷広げすぎです。
でも24cm径くらいの土鍋で量も優に2人前はあります。味も良かったです。

信楽からは国道422号、別名近江グリーンロードを帰ります。
この辺はぶちょーアシの11月の走行レポにあるのでそちらを見てください。
(いや、決してサボリではありません。よく出来たレポートです〉



ようやく瀬田の唐橋まで帰ってきました。時刻も午後5時を回っています。


近江大橋東でぶちょーアシとはお別れです。ぶちょーアシは逢坂山越えが残っています。
あと少し、気をつけて帰ってください。


私は琵琶湖東岸さざなみ街道を北上し、琵琶湖大橋を目指します。
疲れてはいますがサイクリングロードなので割と安心です。
きれいな夕日が。今日は最後までいい天気に恵まれました。


やっと琵琶湖大橋まで帰ってきました。日もすっかり暮れてしまいましたが最初から
ナイトランも考えていたのでフロントライトとバックフラッシャーは用意してます。
(輪行袋は面倒なのもあり、使いませんでしたが、あれは緊急避難用としての保険です)

琵琶湖大橋を渡り湖西へ。午後7時、無事生還です。
サイコンの走行距離は147.2kmを表示していました。自分の限界に挑戦!とばかりに
けっこうハードなコースを設定してしまいましたが、走り終えた満足感と、思った以上の
疲労感で複雑な心境です。多分ひとりでは途中で挫折してたろうし、絶対どこかで
引き返しただろうと思います。ぶちょーアシに感謝します。

行って帰った三国越え ―その1― (ぶちょー)

2009-03-22 | ツーリング


春の三連休初日の20日は強風と小雨、今日22日は雨時々雷のあいにくの天気でしたが
21日は一日中絵に描いたような快晴でした。これも日頃の行いが良いからなのか(?!)

この日は、hiroさんが先月21日に走られた三国越林道へ行くことに。
ブログ中の壮大な眺めに魅了されてしまいました。京都府内でこんな景色があるなんて!
京都北山方面は山深く、見晴らしがあまり良いとはいえません。
あ、琵琶湖方面は良いですよ(^^)

ぶちょーアシも書いていましたが山科から自走で三国越えをしようということで
悩んでしまいました。山間コースなのでクロスの方が楽なのですが私のは26インチ、
巡航性で劣ります。ここはやはりロードの出番でしょう。となると自宅からの自走か。

私も輪行の用意はしてますが、生まれついての超々(×10)面倒くさがり、バラして
担いでまた組み立てるなんてそんなことするくらいなら走った方がましです。
ダホンみたいにワンツースリーで出来たらいいのにね。
ということで全コース走ることに。(あくまで予定です、あくまで)

朝起きたらまぶしいばかりの快晴、7時前に自宅を出発、山科8時集合予定です。



大津市下阪本 日吉大社の山王鳥居と同じ形、日吉大社の施設なのかよく知りません。
大津から山科へはいつもは小関越なのですが、今日は体力温存で大関(逢坂山)の方から。

外環五条でぶちょーアシと合流、醍醐、六地蔵と旧街道を南下、宇治橋に到着。



この時点でまだ9時前。余裕です。(もっとも皆さんこれ位普通に走ってますわな)
ここから天ヶ瀬を通って宇治田原へ。茶畑が道沿いのあちこちに。宇治だから当たり前か。

宇治田原を過ぎ犬打峠(360m)へ。実はこのコースを少々なめていました。
三国越林道のピークはたかだか600m弱、南山城あたりにそんな険しい山もなくゆるい
勾配の坂だろうと高をくくっていたところ、き・キツイ。
京都北山の激坂にも匹敵します。私のロードは前トリプルのへたれ仕様です。
いきなりの激坂にインナーローでひーひーいいながら登ってたらぶちょーアシも坂の途中で
休んでました。もう降りよう、いつ足を着こうかと思っていたので大助かりです。
もっともあと100mほど行ったら峠でしたけどね(^^ゞ



和束到着です。hiroさんの助言に従い、コンビニで食料と飲料を調達します。
私たちが休んでいる間にも10組以上のローディーが入ってきたり通り過ぎて行きます。
玉水から信楽へ抜けるコースとも交わっていて、まるでローディー御用達のようです。

ちょっとゆっくりめの中休止の後、いよいよ三国越へのアタックです。
ここからのコースの説明はhiroさんのブログにこれ以上詳しく書けないくらい親切に
書いてあるので、そちら〈その1〉〈その2〉を見てください。(おいおいサボリかよ~)
でも走行上の注意も含め大変役に立ちます、し実際役に立ちました。


登りはじめの景色。徐々に高度をかせいでいきます。


稜線に出たのか遠く青山高原が見えます。まだこの辺は和束・笠置のあたり。


本当にあきれかえるくらいアップダウンの道が延々と続きます。
ここでけっこう足にきました。ぶちょーアシの背中がだんだん遠くに…



食料も飲料もたっぷりあるので童仙房の自販機前をあっさりパスし、野殿まで来ました。
時刻はお昼12時半、ここで昼食にします。
(といってもコンビニで買ったおにぎり・パン・おやつのたぐいですけどね)

道路標識の童仙房8・9番がなんなのか不思議で、帰って詳しい地図で見ると番地のような
地名でした。一番から九番まであり、童仙房の中心が四番、六番・七番が少し離れて南に、
八番・九番が飛地のように野殿の北側にあります。
まるで駅の出口案内のようでちょっと違和感を感じたものですから。

そんなどうでもいいことは置いといて、お腹もふくれたので三国越展望台へ向かいます。
昼休みを取ったのと、いままでもけっこうキツかったので展望台までは思いのほか
あっさりと着きました。野殿から20分あまりですかね。
絵にも描けない、じゃない写真では表現しきれません。この眺めを見るため
遠路はるばる走ってきた甲斐がありました。


島ヶ原を望む 上方は伊賀市方面、市街は左側画面外


伊賀市街 上野城と城壁がかろうじて見えますf^_^;

(つづく)