日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

フランスの旅① パリ

2020-11-20 07:00:00 | 海外旅行

シャルルドゴール空港に着いたのは午後7時半、外はわずかに明るかった。

空港送迎をお願いしてあったので、数人で相乗りしてホテルに移動した。

順番に送ってもらったので、ホテルに着いた時は1時間後で、もう真っ暗になっていた。

ホテルは「ルーブル・サンタンヌ(Louvre Sainte Anne)」、フロントには若い男性が待っていてくれて、気さくに対応してくれた。

ここはオペラ座とルーブル美術館に近く、周辺には日本のラーメン屋、パン屋、居酒屋などがたくさんあり、便利な場所だった。

 

翌日からは早速パリの街を歩いた。

パリ2日目。

「ベルサイユ宮殿とマルシェを巡るツアー」に参加して、早朝からベルサイユ宮殿に行った。

言うまでもなく、宮殿は王様や貴族たちが住む御殿で、世界中にたくさんあるが、その中で一番豪華なのがルイ14世の「ベルサイユ宮殿」。

18世紀以降に建てられた宮殿はすべてベルサイユ宮殿の影響を受けているほどの影響力がある。

 

見学するには早く行かないと混雑するということだった。

バスの中ではガイドさんが宮殿について説明してくれ、現地に着いたら自由行動となっていた。

宮殿に着いたらまだ開城前なのにセキュリティの前は大勢の人が並んでいた。

 

[ベルサイユ宮殿の門前で並んでいる人たち]

 

セキュリティー検査も済み、どうにか中に入った。

外観だけ見ても豪華という言葉しか浮かんでこなかった。

 

 

 

建物の中に入った。

やっぱり一番有名なのは「鏡の間」。

鏡の間は宮殿の中央にあり、長さ約75m、幅10m、高さが12mという大きな部屋で、全部で578枚もの鏡が配されているらしい。

天井には王の栄光と歴史を描いた豪華な天井画があり、シャンデリア、燭台などすべてに目がくらみそうだった。

この部屋ではドイツ皇帝の戴冠式、第一次世界大戦を終結するヴェルサイユ条約の締結などの歴史的な事柄が多くあったらしい。

 

[鏡の間]

人波に流されながら、上を向いたり横を向いたり忙しかった。

 

「鏡の間」の他もすべてここまでするか、というほど豪華だった。

 

[礼拝堂]

この礼拝堂で、ルイ16世とマリー・アントワネットの結婚式が行われた。

中には入れず、入り口から見ただけだった。

 

[王妃の寝室]

歴代王妃が王位継承者を出産した場所。

 

「戴冠の間」にあった有名な絵。

 

[ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠]

 

見ごたえがあった。

これと同じ題名の絵はルーブル美術館にもある。

同じ作者が描いたもので、どちらも本物。

でも、描かれた時期が違うため、作者がほんの少しだけ絵を変えているということだった。

 

ベルサイユ宮殿のもう一つの見どころは庭園。

「王の庭師」といわれるアンドレ・ル・ノートルが設計し、土地をいくつかに切り分け、川や池、泉、運河などを造り、植物を整然と配した庭園だった。

 

 

 

この日は宮殿と庭園だけを見学しただけで時間になってしまった。

宮殿以外にも大トリアノン、小トリアノンなどたくさんある。

ちなみに大トリアノンまでは2.5km、小トリアノンまでは2.2km離れている。

これらを回るのに、プチ・トラン(Petit Train、宮殿内の列車)という便利なものがある。

もし次に来る機会があったら、絶対に乗ってみたいと思う。

 

ベルサイユ宮殿から外に出て、ツアーのもう一つの目的の小さなマルシェに立ち寄った。

マルシェの中を歩き回ってお店をのぞいたりして結構楽しかった。

 

ツアーの解散はプランタンの前だった。

1日中歩きっぱなしで疲れたので、夜はマルシェとプランタンで買ったもので済ませた。

 

翌日も「モンサンミッシェルとロワールの古城」のツアーに申し込んであった。

このツアーは翌朝、暗い内からの出発だった。

 

 

コメント
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