日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

トレニア

2024-09-08 07:00:00 | 植物

「トレニア」です。

トレニアは東南アジア原産のハナウリクサ(Torenia fournieri)を元にして作り出された園芸品種です。

だから、トレニア=ハナウリクサの園芸品種なのです。

トレニアという名で流通しているのですが、別名では元の名前のハナウリクサとも呼ばれています。

特徴は茎の先に3cmほどの唇状の花を咲かせ、葉は対生する単葉で卵型、縁がギザギザ、茎は四角形で直立しています。

園芸品種ですからさまざまな花色があって、特に濃い紫色が基本、その他に白、紫、ピンク、赤などがあります。

 

ウォーキング中に見つけた、色違いのトレニアの画像を貼っていきます。

紫色が濃淡になっていて、上唇が薄い紫色の花。

 

中央が薄紫、回りが濃い紫色の花。

 

白と紫色の花。

 

ピンクと白の花。

 

黄色と紫色の花。

 

黄色と白の花。

 

ちょっと雰囲気の違ったトレニア。

これはトレニアコンカラー、別名では『ツルウリクサ』とも呼ばれ、茎がほふく性の多年草です。

 


 トレニアの花のこと 

トレニアの花の中の雄しべは他の花と違って、アーチ型に繋がっていました。

これがちょっと面白いと思って、花について調べてみました。

 

[アーチ型に繋がった雄しべ]

 

[まだアーチ型になっていない雄しべ]

 

トレニアの花は花径2~3cmほどの唇形花(しんけいか)です。

これは、筒状になった花弁の先が上下2つに分かれて、唇のような形になっている花。

その花を良く見ると、上唇は2枚が合着していて、下唇は3裂しています。

その中に雄しべと雌しべがあります。

雄しべは5本あり、その内1本は退化していて、上の2本が長く、下の2本は短くなっています。

雄しべは花粉を出した後、上下でそれぞれアーチ状に繋がります

雌しべの先端は2つに割れているのですが、授粉すると先端は閉じます。(ガーデニングの図鑑)

 


 

学名: Torenia

英名:Wishbone flower

別名:ナツスミレ(夏菫)、ムラサキミゾホオズキ、ハナウリクサ(花瓜草)

科名・属名:アゼナ科(ゴマノハグサ科) ツルウリクサ属(トレニア属)

原産地: 東南アジア

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ホウセンカ(鳳仙花) | トップ | マリーゴールド »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。