ねぶた家の人々 (ねぶたけのひとびと)

2011年1月5日オープン!青森市文化観光交流施設ねぶたの家ワ・ラッセ公式BLOGです。

【もつけ祭り2020】猛吹雪の中の男の戦い

2020年02月09日 15時28分59秒 | 日記

こんにちは

ササキングです

 

2月8日(土)

ザ・もつけ祭り&冬花火

ワ・ラッセ隣りの西の広場で開催されました

(主催:雪だ!灯りだ!芸術だ!あおもり冬のワンダーランド実行委員会)

ここで改めて解説

「もつけ」とは津軽弁で熱中する人やお調子者を指します

もつけ祭りではふんどし姿の男達がチーム対抗雪上綱引きで

もつけNo.1を決める、毎年恒例のおもしろ行事となっています

 

今回は11チームがエントリー

ほそ~い人、ムキムキのガチ勢、お笑い枠っぽい人、元相撲部っぽい人

とにかくいろんな人が集まりました(笑)

抽選の結果このような組み合わせになりましたよ

本番前には祭りの安全を願ってご祈祷もします

ケガ無く無事に終わることが一番ですからね

 

本番前、選手の皆さんは「ねぶた神輿」運行のため

スタート地点の駅ビルラビナへ移動

こちらの神輿にはワ・ラッセ館内に展示中のミニねぶた

「布袋観桜」(田中悠志さん作)が搭載されています

布袋様の笑顔がとってもいいねぶたです

 

一方その頃、会場の西の広場ではたくさんのお客様が集まってきました

津軽三味線の演奏が披露されたり・・・

ふるまいの塩ちゃんこ鍋であったまったり・・・

雰囲気が高まってまいりました

 

が、この時間になって急に吹雪いてきました

さっきまで晴れていたのですが・・・

ある意味条件が整ったような感じになりましたね(笑)

 

吹雪の中、いよいよねぶた神輿の運行です

ワッショーイ ワッショーイ

県板金ねぶた囃子方一心會の皆様による進行囃子で

神輿が進んでいきます

ねぶた神輿が西の広場に入ってきました

神輿に続く選手の皆さん(さむそ~)

 

(※)ここから雪と寒さにより一部画像が曇っています

 

ねぶた神輿と選手の皆さんがステージに並びます

とにかく気合がすごいたぎってますね~

でも一部震えている人がいました(笑)

会場にこんなにたくさんの方が応援に来てくれました

 

いよいよ男たちによる綱引きがスタート

ダイジェストでどうぞ

拮抗した試合もあったり、一瞬でケリが付く試合もあったり

雪の勢いがさらに増してきました

寒い中皆さん必死に綱を引っ張っていました

足場が滑るのでズルリと崩れる場面もありました

雪が頭にかぶるくらい、とんでもない吹雪の中の

戦いとなりました

 

決勝戦は昨年の優勝チーム「アームレスリングチーム武竜」対

「GO!GO!昭和通り」の対決です

勝ったのは「アームレスリングチーム武竜」でした

通算4度目の優勝となります(強い強すぎる)

準優勝となった「GO!GO!昭和通り」チームもナイスファイトでした

 

優勝チームには表彰状とチャンピオンベルトと米1俵が送られます

おめでとうございまーす

 

祭りのフィナーレは冬花火です

雪のせいですこーし見づらいですが、会場にいたお客様に

お楽しみいただけたようです

これにて今年のもつけ祭りは無事終了

選手の皆さん、(近年の祭りで特に)寒い中本当にお疲れ様でした

来年のもつけ祭りもよろしくお願いいたします

 

ササキングのレポート

 


2つのねぶた制作状況は?

2020年02月04日 16時28分37秒 | 日記

こんにちは

ササキングです

 

第9回全国小・中学生ねぶた下絵コンクール小学生部門・中学生部門

最優秀賞ねぶたの制作状況をお伝えしますよ~!

 

先日小学生部門最優秀賞を制作している板垣大地さんから

画像が送られてきました

それがこちら!

現在師匠の北村春一さんのアトリエで制作されているそうです

骨組みがまだ7割ほどとのことで、実際組んでみると細かくて

サイズの判断が難しいそうです。

でも完成すれば豪華なねぶたが出来そう・・・とのこと。

確かにこうして骨組みを見ているととても針金が入り組んでいる様子が

わかります

とんぼの形もハッキリとわかりますね~

 

続いてワ・ラッセで制作中の中学生部門最優秀賞の中型ねぶた

こちらも骨組みがドンドン進んでいますよ~

熊が以前見たときよりも大きくなっていて迫力があります

これから犬の骨組みも制作されるそうですが

犬の組み方がとても難しいとのことでした

 

どちらも骨組み作業は後半に入っているような感じですね~

ドンドン出来上がっていくねぶた

次の工程が楽しみです

 

ササキングのレポート

 


鹿内名人の作品が見つかりました!

2020年02月02日 17時15分43秒 | 日記

こんにちは

ササキングです

 

先日、ワ・ラッセに青森市内在住の方から

とあるミニチュアねぶたの寄贈がありました

こちらのガラスケースに収められたミニチュアねぶた

お持ち込みいただいた方のお話によると、

昔国鉄にお勤めの方からいただいたそうです。

ケースの内壁には佐藤米太郎のねぶた絵図、

青森市教育委員会の指定書(昭和38年に青森市文化財に指定された説明文と思われる)が

添付されています

このようなことから、どこかの駅に青森ねぶた祭の紹介のため

飾られていたのではないかと推測されます。

 

制作者・制作年など詳細はわかりませんが、

ミニチュアねぶたのタイトルに「三国志 鹿内作」と記載されていました。

鹿内といえば第四代ねぶた名人故・鹿内一生さん

鹿内名人といえば、馬のねぶたが有名で

三国志のねぶたを過去に何度か制作されています。

 

もしかして本人が作ったねぶた・・・?

 

そう思い、我生会に鑑定を依頼しました

鑑定の結果、本物の鹿内一生さんのねぶたであることが判明しました

これは大発見!

細かな年は特定できませんがおそらく1970~1980年代くらいの

作品なのではないかと推測されます。

鹿内名人は潤筆・渇筆どちらにするか悩んでいた時期があったそうで、

筆遣いを見る限り後々のねぶた制作スタイルが確立される前の作品だろうというお話でした

保存状態もとても良く、

本当にすごいものを寄贈していただいたのだと実感します

 

こちらの作品はワ・ラッセで大切に保管し、今後の展示会などで

お披露目できればなと考えています

 

ササキングのレポート

 

 


道真ねぶたの展示が始まりました

2020年02月01日 15時51分27秒 | 日記

皆様

青森は今シーズンは雪が全くない珍しい年になっておりますね。

雪がない寂しさを感じているショーイチが久々にブログを更新いたします。

さてねぶたの家ワ・ラッセではこの時期受験生応援企画として菅原道真ねぶたの展示を行っております。

今年の道真ねぶたは少しオコ(; ・`д・´)気味の表情なのか!?

準備を進めて無事設置完了

 

受験生の皆様

ねぶたの家ワ・ラッセでは合格祈願カレイ絵馬(木ではく紙)を配布しております

カレイ絵馬を書いたら絵馬掛場へ飾れます

又、実際にねぶた祭で使用されたねぶたから切り取った特製のねぶたしおりもプレゼントしております

受験生の皆様のお守りになればいいなぁという思いで手作りで制作しておりますので数に限りがございます。

道真ねぶたは1Fエントランスホールにカレイ絵馬掛場と共に展示しております。

1F総合案内にてカレイ絵馬の配布とねぶたしおりのプレゼントを行っておりますので

是非とも皆様のご来館をお待ちしております。

以上現場からショーイチがお伝えいたしました。

追加で本日もワラッセ西の広場にてあおもり雪灯りまつり開催されていますその様子を一枚の写真にて紹介

明日が最終日となります。

この次はふんどし姿の漢達のイベントかな?

今から楽しみですねー


今年は雪灯ろうの代わりにアイスキャンドルが登場!!

2020年02月01日 11時30分00秒 | 日記

こんにちは

ササキングです

 

昨日からワ・ラッセ隣りの西の広場で

「あおもり雪灯りまつり」がスタートしました

青森の雪と灯りのコラボレーション・・・と言いたいところですが

今年は小雪のためいつも通りの開催とはなりませんでした

それでも雪灯ろうの代わりにアイスキャンドルが設置されましたよ~

立派な氷柱灯りもきれいです

ロケーションがいいので写真撮影にもいいですね~

 

そして会場内で一際目立つこちらのウィッシュキャンドル

こちらのカップには参加された方のお願いや絵が描かれています

ウィッシュキャンドルはワ・ラッセ1Fエントランスで作成できます

作成後はすぐに会場内に設置されますよ~

灯りをもっと増やして、あおもり雪灯りまつりを盛り上げましょう~

 

あおもり雪灯りまつりは1月31日(金)~2月2日(日)の3日間

毎日17:00~21:00に開催されています

ぜひ会場へ遊びに来てくださいね~

 

ササキングのレポート