こんにちは
ササキングです
6月1日(土)~2日(日)の2日間、
「東北絆まつり2019」が福島で開催されます
東北六県から代表するお祭りがパレードに登場するほか、
ご当地グルメなどのブースが多数出店されます
青森県からは「青森ねぶた祭」が出陣しますよ~
今年の絆まつりで出陣するねぶたは、ねぶた師北村蓮明さんが
制作されました。
いったいどんなパレードになるんでしょうか
現地には行けませんが、パレードのニュースを楽しみにしたいなと思います
さて、ワ・ラッセでは
本日6月1日(土)から20日(木)まで
「ミニねぶた展 ~ねぶた師をめざして~」を
開催しています
今年も各ねぶた師から推薦を受けたお弟子さんに
ミニねぶたを制作していただきました
未来のねぶた師がこの中から誕生するかも
それでは新作4台のミニねぶたを題材由来も合わせてご紹介します
「悪源太義平」
(あくげんたよしひら)
監修:内山 龍星 さん 制作:林 良紀 さん
【由来】
源義平は平安時代末期の武将で頼朝、義経の兄にあたる。
義平は平清盛の命を狙い、捕らえられ六条河原にて処刑され、
その後、雷神となり、摂津国布引の滝で清盛を襲撃する。
今回で2度目の制作となる林さん
今年も迫力あるミニねぶたを制作していただきました
林さんは、今夏青森ねぶた祭に出陣する青森工業高校の
担ぎねぶたも制作されるそうですので、要チェックです
「津軽為信 六羽川の戦い」
(つがるためのぶ ろっぱがわのたたかい)
第8回全国小・中学生ねぶた下絵コンクール
中学生部門最優秀賞作品
下絵:真勢 孝哉 さん 監修:竹浪 比呂央 さん 制作:津川 創 さん
【由来】
この六羽川の戦いは現在の平川市で行われました。
戦いは津軽為信が前半劣勢になりましたが、仲間の奮戦により、
敵は総崩れとなりました。このねぶたはその一場面を描いたものです。
「下絵制作者:真勢孝哉さん題材説明より」
今年の3月31日にねぶた下絵コンクール除幕式でお披露目されたミニねぶたです
制作者の津川さんは中学校のときからミニねぶたを制作していて、
現在は県内の大学に在学しながら、日々ねぶたの技術向上に努められています
「布袋観桜」
(ほていかんおう)
監修:竹浪 比呂央 さん 制作:田中 悠志 さん
【由来】
中国の伝説の仏僧 布袋尊。
大きな袋を背負っての旅の道中、一休み。
ふと青空を見上げるとそこには満開の桜が。
制作者の田中さんは京都造形芸術大学在学中、
授業でねぶたを制作したのをきっかけに、講師として招かれていた
ねぶた師竹浪比呂央さんに弟子入りしました
今回がミニねぶたのデビュー作となります
今後の活躍に期待ですね
「姫路城 宮本武蔵」
(ひめじじょう みやもとむさし)
監修:北村 春一 さん 制作:板垣 大地 さん
【由来】
姫路城の天守閣には、夜な夜な妖怪が現れるという噂が立つ。
この噂に恐れおののく侍達だが、その中に足軽奉公していた
滝本又三郎という若者だけは動じなかった。
ある日、宿直役を引き受けた又三郎は、草木も眠る丑三つ時に天守閣を
目指して登って行く。そして三階に差し掛かった時、地響きと轟音が起こり
妖怪が又三郎を襲ったが、刀に手をかけた瞬間に異音はぴたりと止まり
妖怪は消えていった。天守閣に到達した又三郎が妖怪の出現を待っていると、
姫路城の守り神、長壁明神が現れ「妖怪はその刀に恐れをなして逃げ去った。」と言い、
褒美に白木の箱に入った伝家の宝刀を授けた。
実はこの滝本又三郎は、敵討ちをする為に名前を変え城に潜入していた
剣豪宮本武蔵だった。
前回はねぶた下絵コンクールの中型ねぶたを板垣さんに
制作していただきました
今回は2年ぶりのミニねぶた制作となりましたよ~
こちらもかっこいいねぶたですね~
ミニねぶた展は6月1日(土)~6月20日(木)まで
ワ・ラッセ1Fエントランスホール・レストラン前ロビーで開催しています。
6月21日(金)以降は新青森駅、青森空港、津軽海峡フェリー、ワ・ラッセで
各1台ずつ8月18日(日)まで展示しますよ~
ぜひこの機会に力作ぞろいのミニねぶたをご覧いただければと思います
ササキングのレポート