映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

オリンピックの限界効用逓減の法則

2008-08-14 07:11:00 | Weblog
昨日の午前中から昼にかけてはオリンピックを見ていた。
北島が順調に準決勝を勝ちあげるのを見て安心した。このまま上でもかってほしい

夜は上野選手が足取りで一本を決め、あっさり?優勝した。
でも金メダルをもらう表彰式までは見なかった。
日に日に金メダルへの興奮は落ちている気がする。

経済学でいう「限界効用逓減の法則」のようなものか?

最近は言葉もこなれていたが、翻訳のまずさもあって、経済学は簡単な事を難しく言う傾向があった。「効用」は満足度だ。
ロビンソンクルーソが孤島で初めて食料を発見した時と比べて、次に食料を発見した時も満足度は高いが、生きるか死ぬかの問題で発見した時の方が満足度は高いはずだ。
一つの財を発見する時の満足度の増分を考慮すると、明らかに減少していく。
これが「限界効用逓減の法則」だ。

ビール1杯目がおいしいと俗に言うが、2杯目、3杯目でも好きな人は当然満足するわけだが、1杯目の満足度と比較すると低減するというのも一つの例だ。

最初に内柴の金メダルを見た時やったと思った。谷の惨敗を見てもしかして今回は一つも取れないんじゃないか?と思ってしまう心理が働くので本当にうれしかった。荒川静香さんの金メダルで日本中が大騒ぎになった時の心理である。
北島の金メダルも非常にうれしかったが、自分としては横並びに近い。谷本さんは豪快な一本勝ちだったので満足度をあげたが、少しづつ落ちてきた。上野さんにいたってはきっちり勝っているにもかかわらず、表彰式を見なかった。

おそらく北島が200Mを勝っても100Mほどは興奮しないかもしれない。
この逓減法則を打ち破るのは岩崎京子ちゃん並のビッグサプライズしかない。

何か起きてほしい!

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妻と娘との休日

2008-08-13 06:17:58 | 家族
今週休みを取った。
月曜日は相続のことなどあり、品川の実家に行った。たいしたこともせず、家では高倉健の「駅」、74年版「オリエント急行殺人事件」を見た。
「駅」の方がよかった。「オリエント急行」は豪華出演陣でイングリッドバーグマンが、この作品でオスカー助演賞をもらっている。でもどうして?という感じ。。。あとはヴァネッサレッドグレーヴが非常に美しい。

火曜日は上野の美術館に行こうということになった。
娘が中学で美術部に入ったので、少しは関心も出ると思いいった。国立西洋美術館で「コロー展」をやっている。東京都美術館よりも年代が19世紀の作品中心になるので、印象派が好きな自分としては、自分の好みに近づく気がした。
上野の美術館エリアはたくさんの人であふれかえっていた。

自分としてはまあまあよかったという印象。
コローだけでなく、セザンヌやマティスやルノアールの作品もあった。コロー自体は初期から末期にかけて多少作風が変わっている。末期になると背景の空がどよんでいて暗いムードである。ちょっと気がめいってしまう感じがしてどうかな?
挨拶状用に美術館に行くと大量に絵はがき買うけど、明るいタッチの絵のはがきのみ購入した。

娘はあまり美術館には興味がない様子

そのあと浅草へ行った。
地下鉄の駅を下りて吾妻橋のあたりで妻に講釈を言った。「アサヒビール」の建物、「神谷バー」など。。人力車がやたら多かった。水上バスに乗ろうとも思ったけど、家人たちは関心のない様子、そのまま雷門から仲見世に入った。
仲見世は観光客でごった返していた。外人が目立った。西洋人も目立ったが、アジア系の人も多い。京都に昨年行ったときにも感じたが、フランス語を良く耳にする気がする。だんごやあげまんじゅうとか売っている店や日本のお土産的なものが売っている店が多かった。
浅草寺でおまいりしておみくじを引いた。娘は「小吉」で自分は「吉」、妻は「大吉」を引いた。金運絶好調のコメントが書いてあり、妻は上機嫌だった。
「凶」以外は持って帰ってください。となっていた。あとの処分がたいへんなんだろうなあ。
六区を歩いたら、「これは昭和だね」と娘が言っていた。演芸場の主任が「金馬」だった。よくもまあがんばっているなと思った。NHK「お笑い三人組」といっても知っている人の方が少ないだろう。早々と退散した。

上野に戻ってぶらぶらしながら、松坂屋に入った。
アメ横とかには関心のない娘がデパートというのでいった。行く前にここは「老人用デパート」だよといったけど、「いいよ」といわれた。
中に入って喫茶で休憩。そうすると私の言ったとおり、平均年齢70の雰囲気であった。一人が多い。みんなかわいそうなおばあさんに見えてきた。メニューを頼む時もコーヒーといってもいろいろ書いてあるので戸惑っている様子だった。
食事は外とも思ったが、デパートの中でお好み焼きを食べた。店の名前についている「あべの」という言葉に引かれた。本店は向こうらしい。阿倍野区には5年世話になったからなあ。ねぎ焼きが食べたかったが、今日はないとのこと。これは残念。モダン焼きと明石焼きを頼んだ。明石焼きはなかなかうまかった。アルバイトと思しき店員がいまいちだったが、気分よくなってビール2本飲んだ。

今日はどこ行こう。


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谷本さん お見事!

2008-08-12 22:38:55 | Weblog
イヤー 本当に気持ちいい内股決めてくれました。

相手が足技で押してきたところの、瞬間的な内股
これっておそらく稽古で何度も練習していたのではないかしら?
何度も対戦していて、最近は劣勢だったとのうわさ

相手も唖然として空いた口がふさがらないといった感じ
でもこの瞬間全ての日本人は喜んでいたと思う。
それとあの気持ち良いほどの柔道技には日本中が感動しただろうなあ
実力が接近している時にあそこまできれいには決まらないもの、本当に相手のすきをついた技、考えて出た技でなく、西田哲学でいう純粋経験のようなもの。日ごろのうちこみの成果なんだろうなあ

感動です。うれしい
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テレビの柔道批判

2008-08-12 06:43:39 | Weblog
テレビのワイドショーなどで柔道のコメントを見ているまったく的を得ないコメントが多すぎる。良く知らない人が柔道を変に神聖なものへとまつりあげている気がする。高校で柔道部の主将をつとめた経験がある自分としては、聞いていておかしくなる。

「ポイントの柔道になって反則によるポイントねらいで柔道がいやらしくなった。」とか「今と違って、昔はもっときれいな技の柔道が見られた。」ねんてせりふをほざく人が多いからおかしくなった。

気になるところをあげると
1.昔はもっとお互いに袖を持ちながら膠着する試合があった。そこで勝つのは格上の選手である。「名前勝ち」なんて言葉もあるくらいだった。今では消極的な攻撃を反則に取られるのをきらってかなり積極的になっていると思う。一本的な技は明らかに増えたと思う。そういった意味でもだらしない試合をした谷亮子は戦犯だ!!昔の日本柔道の流れをくむだらしないやつだ。

2.きれいな一本勝ちは今でも見られるが、なんでそういうのか?
上級者で実力が高いもの同士だと、技というのはかかりづらくなるものだ。また相手の手の内を知り尽くしていると、相手がちょっと動くだけで、次の動きを予測して固まってしまう。スパッと技が決まるのは実力に大きな差があることが多い。教科書どおりの投げのようにはいかない。

しかし、どういう形でも相手をひっくり返せば、一本になるように見えるというのはあるかもしれない。プロレス技的で、これってなんて技かな?と思うこともある。袖釣り込み腰なんて大技は昔はそうは見なかった。でも今はかなり見かける。外巻き込みは相手にけがさせるということで、あまり避けるように言われていた。でも今は体型の差があったときはかなり出てくる。

いずれにせよ、私は柔道はいい形でインターナショナルになっていると思う。
もともと変な権威主義がはばかった世界だっただけに、外国人の台頭はすばらしいと思う。若干礼儀に問題はあるが、これは愛嬌でしょう。

どんなゲームにもルールがあって、審判がいる。それを意識してゲームを進めることが勝ちにつんがるわけだから、みんな妙なことはいわないでほしい











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よくやった 北島

2008-08-11 19:48:46 | Weblog
今日は休みで水泳のオリンピック観戦

100m平泳ぎ予選でノルウェーの選手が好調、果たして北島どうなるのか?
スタート良くトップになるが、50mラップはノルウェーの選手がゲット
しかし、華麗なターンでいつの間にかトップになる。頭一つリード。最後までがんばれと思わず声が出る。「いけー!!」勝った!!

北島も思わず歓喜の雄たけび
こっちも興奮した。本当によかった。
感無量か「何もいえねー」と思わず言っていた。うれしかったんだろうなあ

昨日の柔道の金メダルといい、日の丸揚がるとうれしくなる。
年をとったのかな?

あとおもしろかったのが、水泳男子400mリレーこれはすごかった。
アメリカ、フランス、オーストラリアの一騎打ち
シーソーゲームで最後まで見ていて興奮した。フランスを最後アメリカが逆転。本当タッチの差だった。かなりのハイレベルの戦いだった。
アメリカのメンバーも相当うれしかったんだろう。歓喜の雄たけびもすごかった。

おもしろいねえ

あと甲子園もK高校順調に勝ち上がる。これもうれしい。
校歌おもわず口ずさんでしまった。

なんかいい日だ。柔道はダメみたいだけど




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グウィネス・パルトロー  数学者

2008-08-11 07:33:43 | 映画(洋画:2000年以降主演女性)
数学者を舞台にすると結構いい映画ができる。「プルーフオブマイライフ」
「ビューティフルマインド」なんて映画もあるし、「グッドウィルハンティング」もそれに近い。日本にも「博士の愛した数式」なんてのもあるし。狂気と才能のスレスレでいきている人たちの生き様はなんか面白い。

グウィネス・パルトローが数学の天才を演ずるとは夢にも思わなかった。
若き日は数学の天才でシカゴ大学の教授だった父アンソニーホプキンスの娘役、もともと才能があったが、大学をやめて父の面倒を見ていた。その父がなくなり、ジェイクグレンホール演ずる教え子が父上の形見のノートを見せてもらおうと家にやってくる。また、ヒラリークリントン風のグウィネスの姉がNYからやってきて、葬儀後の処理で、シカゴの家を売却して妹をNYに連れて行こうとする。精神が不安定な彼女は二人とうまく接しられない。
でも葬儀のお清めパーティ?の夜、ジェイクはグウィネスに近づき関係をもつ。その後彼女は秘密のノートを渡すが、そこには数学のとてつもない証明が書いてあった。。。。。が

想像以上に面白かった。
グウィネスが、きれいだけど精神的に不安定でぱっと試合役を好演する。他の作品とは違うスタイル。アンソニーホプキンスは安定した演技で老数学者を演ずる。二人のオスカー俳優の演技は安心感がある。
脇を固めるジェイクグレンホールとヒラリークリントン風のNYキャリアレディを演ずるホープデイヴィスも良い。

舞台がシカゴなのも良い。
シカゴの舞台の映画にはずれがない。「ブルースブラザース」「アンタッチャブル」「グッドフレンドウェディング」などなど。。
この映画もシアーズタワーやハンコックビルの高層ビルが立ち並ぶシカゴ市街と湖畔の風景や素敵な住宅街を織り交ぜながら、美しいコンテだったと思う。

10年ちょっと前、シカゴにいった。
いくつか驚いたことがある。
飛行機のタラップを降りてから、空港を出るまで一人の日本人にも会わなかったこと。NYとちがって人種がいわゆる白人、黒人に限られて、中南米系やアジア系が見当たらなかったこと。古い建物が美しいことなど。。。
湖畔にまちがあるが、これは湖畔というより海のようなもの。先がまったく見えない。世界地図の五大湖の地図からして当然だろう。あとシカゴ美術館にある絵画は、どれも素敵で非常によかった。印象派の作品にいいものが多い。
夜はブルースを聴きに行った。何気ない町のライブハウスだが、これが最高だった。時差ぼけで途中眠くなったりもしたが抜群だった。

もう一回行きたいなあ




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柔道  オリンピック2

2008-08-10 21:35:11 | Weblog
内柴さん金メダル本当によかっ!!

昨日は谷亮子のふがいなさに腹立たしかったが、今日は女子の中村選手と二人ともよくがんばった。
内柴選手は谷とちがって、常に積極的で前向きな戦い方。
ああいう無我夢中な戦い方をしている時の方がツキが向いてくる。

寝技に持ち込んでのウデ固め?で降参させたが、一瞬の隙を突いての縦四方固めはなんか「プライド」を思い起こさせる。
準決勝も最後にポイントを取った技もよかった。初戦の袖釣り込み腰のような大技ではないが、実力が接近しているはずだから、ああいう技でポイントを取るしか仕方ない。

一時というか10~20年前は大技が見られなかったが、アテネオリンピックもそうだが、プロレス技のような派手な技が見られるようになった。
実力が本当に接近しているとかからないが、技で一本をとるための執着心が感じられる。昨日の60キロ級男子の韓国選手は特に執着心を感じた。

なんかうれしい

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柔道  オリンピック

2008-08-10 06:43:44 | Weblog
高校時代は柔道の主将だった。

もともと柔道には興味は持っていた。たまたま高校に入ってすぐ、出席番号が近い人が柔道部に入るということで稽古を見に行った。気がつくと、帰るときには部員になっていた。
素人だったので大変だった。受身からスタート。
ひたすら背負い投げをやった。しばらくは技がかかる気がしなかった。寝技では毎日先輩の下。重くて臭い最悪の状態が夏まで続いた。それでもひたすらやった成果というのは出るものである。
夏休みに入ったころ、毎日やられぱなしだった先輩と乱取りをやっていて、何も考えず自然と背負い投げがでて気がついていると先輩が倒れていた。
継続は力なりというのはこういうことだと思う。自然と力がついていた。

そんなこんなで苦しい夏合宿のあとは絶好調だった。白帯レベルでは連戦連勝!気がついていたら柔道部の主将になっていた。。。なったあとはつらいことが多かった。
でもやってよかったと思う。
たまに会社に頼まれて人事の面接をやることがある。部活で副キャプテンをやっていました。という人が結構多い。でも、副キャプテンというのはほとんど何もしなくて良いポジションだ。聞いたとたん「たいしたことないなあ」と思う。

昨日は柔道に見入った。おもしろかった。
谷亮子は仕方がないと思う。
そもそも日本代表に選ばれることすらおかしいわけだから。。。。
今までの功績で選ばれたと思うけど、日本の大会の決勝では負けているのである。日本とアメリカの違いはそこであろう。選ばれなかった選手はつらかっただろう。

ある一線のレベルを超えると、二人で組み合ってずっとこう着状態になることがある。まさに昨日の谷の試合はそういう試合だ。でも組み手にあそこまでこだわるというのはちょっとという気がする。バチが当たったんだろう。
負けとわかっても残念だと思わなかった。

韓国の男子選手は強かったし、技の切れは見ていて気持ちがよかった。普通だと韓国選手を応援するなんてありえないが、ついつい大声を出して応援してしまう。
その他の選手もきれいな技を決めると「よーし」「わー」「一本」なんて言葉を大声出して、家の人間に怒られた。谷を破ったルーマニアの選手の決勝の一本も大きな声を出してしまった。

実に痛快!
谷の最後の試合の払い腰もよかったなあ。

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チャンイーモア 最高

2008-08-09 19:56:26 | Weblog
8日は夜遅くまで北京オリンピック開会式を見た。

大好きなチャンイーモアの監修といえば見るしかない。
でも期待通りのすばらしさであった。

チャンイーモアのなかでは「LOVERS」が好きだ。アンリー監督「グリーンデスティニー」も大好きだが、色彩感覚の美しさは「LOVERS」の方が上だと思う。
開会式は「HERO」と「LOVERS」の両方の流れを感じた。

それにしても入場行進長かったなあ。
驚いたのが、各国首脳がサミット並みいやそれ以上に来ていること。
今の中国の世界における地位を示しているような気がした。まさに「中華思想」
アヘン戦争以来続いた列強から脅かされた地位がこれでひと段落し、眠れる獅子の真の復活をしめしている様だ。清の乾隆帝
行進では「台湾」「香港」の来場時には大騒ぎだが、あとはシラというのもいかにも自分勝手な中国人らしい。プレートを持つ美女たちにも注目したけど、13億いる中国だけあって美人多いなあ。

最後の聖火点滅まで見てしまった。いったい何が起こるのか興味深かったからだ。
ワイアー吊りのランニング、これは驚いた!!すごい演出だなあ。

これからしばらくオリンピック見てしまうような気がする。
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トラボルタ  ヘアスプレー

2008-08-06 21:34:58 | 映画(洋画:2006年以降主演女性)
サタデーナイトフィーバーは今でも世紀の大傑作だと思っている。

黄金の50年代を経て、ベトナム戦争への反戦の動きで一気に難しい国になった米国の60年代後半から70年代にかけては明らかに悲観主義の固まりであったと思う。映画も同様である。「ディアハンター」なんて映画は見ていてつらい!
そういう悲観主義からの脱却のきっかけになった一つがサタデーナイトフィーバーだと思う。颯爽とブルックリンの町を歩くトラボルタの能天気なステップ。
そこで見せるディスコダンスは実に劇的なものである。

そんなトラボルタも「グリース」の後は、ちょっと停滞気味になった。タランティーノ「パルプフィクション」で復活した後は堅調な活躍ぶりであるが、ときおり見せる姿はなんか以前よりもコミカルである。スカーレットヨハンソンとの共演「ママの残したラブソング」の彼もちょっとコミカルであった。でもサタデイナイトフィーバーのダンス同様「パルプフィクション」のユマサーマンとのロックンロールダンスは忘れられないなあ。

トラボルタが大デブのママ役をやっているのは知っていたが、ヘアスプレーがこんなにしっかりした映画だとは思っていなかった。大傑作のミュージカルである。
時は1962年、主人公はトラボルタの娘、ボルチモアの高校生だがチビでデブ、でも悲観的なところは何もなく楽しい高校生活を送っている。ボルチモアの地元放送局のコンテストに参加しようとして、最初は断られるが、ひょんなことから参加させてもらい一気にヒーローとなる。
ところがそれを面白く思わないライバルの母親ミッシェルファイファーが自分の娘を一気にヒーローに上げようとするが、黒人グループの母子も絡んで。。。どたばたしていく。

ストーリーは単純だが、曲ダンスともに楽しめる。
映画で言えば、アメリカングラフティやグリースに通じるところもある。
でもここで活躍するのはみな3枚目役
単純では行かなくなっているのであろう。

トラボルタの夫役がクリストファーウォーケンであるのも不思議な感じ
それこそ「ディアハンター」で超悲劇的なロシアンルーレットを見せていた彼が脳天気な顔をして、トラボルタの夫役を演じているのがこっけいである。

おすすめミュージカルだ

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埼京線大停滞

2008-08-06 18:17:18 | Weblog
今日は東京で相続のことなどやらなきゃいけないから、朝早くから出た。
ところが埼京線大停滞!!

ちっとも電車が進まない。
このままじゃまずいと思って赤羽で乗り換えたら、高崎線ものすごい大混雑
都内もこんでいたなあ
いったいどうしたんだろう。

外は暑いし、なんかいいことない↓



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会社の幹部研修

2008-08-05 07:20:05 | Weblog
昨日は会社の幹部研修があった。
これから受注量が減ることを前提にできることを探るといった話題である。

明らかに大不況モードに入ってきた。
鉱業系、船舶輸送系以外は全てマイナスモードに入っているようだ。
今の80%程度まで受注が落ちても利益が出るように、これは人の問題にメスを入れないと無理だろうなあ。

大きな雷がなった。
危ないと思いすぐかえって幸いにしてぬれなかった。これはラッキー!
それにしても首都高の大事故通行禁止はいたいなあ。
完全に大動脈を切られた感じ

まいった。

ビッグウェンズデイをみて9時すぎにはやめに寝た。

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北浦和はしご酒

2008-08-03 23:34:25 | Weblog
妻もいないし、実家の母も今日は変化なさそう。
映画自宅で3つ見た。コメントにあげた雪之丞変化だけでなく、「脱出」「ヘアスプレー」と3つ見た。今日はあたりだった。「ヘアスプレー」が予想以上に面白かった。これはまたあとで。。。。

北浦和に食べに出た。「ニャンニャン」なんて地元では有名な中華大衆店がある。餃子とチャーメンを食べる。いつもと違ってビールを頼む。店はファンでいっぱいだ。料理の価格は信じられないくらい安い。でもいいよ。
この間自分の会社の専務が来た。以前埼玉にいたことあって、何を言うこと思えば「ニャンニャン」行きたいって。。。その時も同じものを頼んだ。

一軒行くとはしご酒になる。
これは仕方がない。次は北浦和西口の焼き鳥屋
いつも常連ばかり。今日もいつもどおりいやなやついたが、今日の隣のお相手が感じのいいやつだったのでよかった。この店「Y」はマスターがいい。おいしいというほどの焼き鳥ではないが気楽に飲める。
甲子園をやっていて大騒ぎだった。
新潟と兵庫の高校がやっていて、いきなりなんでピッチャー変えるんだ。と大騒ぎだった。そうしたらその変えられたピッチャーがいきなりホームランを打たれた。最後にさよならホームランまで打たれた。みんな思いがあるようだが、新潟のピッチャーかわいそうだった。K高校がんばれよ!!

ラストにいつものバー「P」へ行った。
ここもマスターがいい。いつもは会社の連中大勢と行くこともある。
苦労人だけに言葉に重みがある。音楽の趣味もいい。
メキシカン料理もうまい。
今日はバンジョーの話をした。映画「脱出」を思い出しながら、あのすさまじいバンジョープレイとマスターのバンジョーを重ね合わせた。
いずれも長い間行きたい店である。

父が死んで葬式まで日があった。その時親父がよく行った店に行った。私の顔を見て、マスターの奥さんが家の父の訃報に気がついていたことで話題が出た。マスターはなんで教えないんだと奥さんにいっていた。でもマスターは父の葬儀に来てくれた。うれしかった!!!父も喜んでいたと思う。毎日のようにいっていたからね。

そういう店僕もつくらなくては。。。。
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久しぶりのキャバクラ

2008-08-03 14:04:34 | Weblog
昨日は仕事にもかかわらず、相続のことが気になってたいした仕事もできなかった。それに暑いし。。。

母が失敗して買った茨城の土地がある。父名義である。それをどうするかを考えていた。知り合いの不動産屋さんと相談しながら、二束三文にしかならないのも仕方ないと思った。なんでこんな土地を買ってしまったんだろうね。

その不動産屋のHさんと話しているうちに、飲みに行こうということになった。
妻も昨日から田舎に娘を連れてかえっていることだし、まあいいか。。。ということで、なじみの浦和のすし屋へ行った。

Hさんも昨年親を亡くしていた。母親に引き続き、父親を一年後に亡くしていた。
うちの父の葬儀にも来てくれた。いつもお世話になっている。どうもその時のお清めで調子づいて五反田で3軒はしごお清めをしたらしい。五反田で一番高級なキャバクラとやらいったらしい。
どこなんだろう。
結局葬式に来てくれた自分の関係は社員、友人含めて約200人くらいだが、みんな一緒に大酒飲んだ人ばっかだなあ。もしお酒を飲まない人間だったらこんなに葬式には来てくれなかっただろう。

すし屋で焼酎を飲みながら、気分よくなって浦和のキャバクラに連れて行ってもらった。自分の金でキャバクラへ行くということがまったくなくなった。前に行ったのは6月だったかな?土地家屋調査士のKさんと北浦和のお店に行った気がする。
その時もおごりだった。
Hさんはなじみの28,9歳の女性を指名、こっちはフリーでスタートだから、次から次へと15~20分単位で交代でやってくる。最初も二人目も30に限りなく近そう。2人目は映画の話で話題も合ったが、指名しない。自分の金じゃないと指名も気が引ける。3人目になってようやく22歳の子がきた。話は前の女の子の方が面白そうだけど、やっぱり若いこの方が気分がいい。
でもこんなことでHさんに散財してもらうと申し訳なくなる。仕事で返さないとね。キャバクラ嬢は一生懸命営業してくるけど、なんか面倒な気がしてならない。たぶん自分の金で行かないだろう。会社の交際費もキャバクラにはあてなそう。若い社員ががんばってくれたらつれて行くかもね。

結局ラーメン食べてかえった。




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長谷川一夫  雪之丞変化

2008-08-03 11:24:49 | 映画(日本 昭和35年~49年)
昔五反田駅から御殿山へ向かう通り沿いに大映の映画館があった。
目黒川をわたってすぐの東映とともによく父母と一緒に映画を見に行った。
時代劇が中心だった。市川雷蔵のファンだった。
大映倒産前の最後はガメラシリーズを見た気がする。

でもこの映画を見た記憶はない。
ずっと大人になってから銀座の名画座で雪之丞変化をみた。印象深い映画だった。

久しぶりに見たけど、ストーリーの詳細は忘れていた。見直してみると改めてすばらしい傑作であることがわかる。天保時代(1830年代)上方の人気役者中村雪之丞こと長谷川一夫が江戸で舞台を演じることになる。東へ来たのはそれだけでなく、幼少時長崎にいたときの親の敵をはらす目的もある。敵役を中村雁治郎が演ずる。人気役者だけに向こうからひいきの声がかかり接触をする。そこに女すり山本富士子、剣のライバル船越英二、将軍の寵愛をうけている若尾文子などが絡みストーリーが展開する。
役者が揃っているだけあって、皆の演技のレベルが非常に高い。長谷川一夫演ずる妖艶な雪之丞は恐ろしいムードをかもし出している。撮影のテクニックもうまく、暗いムードが江戸の夜の恐ろしさを的確に表現している。また、山本富士子、若尾文子の二人が実に美しい。スパイスが効きすぎるくらい効いてレベルが高い。
音楽は芥川也寸志であるが、そのすばらしい基調の音楽にあわせて、いくつかの場面でジャズが流れる。これがこの映画の暗いムードを盛り上げる。

今年の映画検定2級の試験で、写真を見せてこれは誰という問題があったが、長谷川一夫を当てさせる問題があった。点取り問題だと思ったが、知らない人もいるんだろうなあ。。。2級合格を助けてくれた一点である。
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