映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

妻と娘との休日

2008-08-13 06:17:58 | 家族
今週休みを取った。
月曜日は相続のことなどあり、品川の実家に行った。たいしたこともせず、家では高倉健の「駅」、74年版「オリエント急行殺人事件」を見た。
「駅」の方がよかった。「オリエント急行」は豪華出演陣でイングリッドバーグマンが、この作品でオスカー助演賞をもらっている。でもどうして?という感じ。。。あとはヴァネッサレッドグレーヴが非常に美しい。

火曜日は上野の美術館に行こうということになった。
娘が中学で美術部に入ったので、少しは関心も出ると思いいった。国立西洋美術館で「コロー展」をやっている。東京都美術館よりも年代が19世紀の作品中心になるので、印象派が好きな自分としては、自分の好みに近づく気がした。
上野の美術館エリアはたくさんの人であふれかえっていた。

自分としてはまあまあよかったという印象。
コローだけでなく、セザンヌやマティスやルノアールの作品もあった。コロー自体は初期から末期にかけて多少作風が変わっている。末期になると背景の空がどよんでいて暗いムードである。ちょっと気がめいってしまう感じがしてどうかな?
挨拶状用に美術館に行くと大量に絵はがき買うけど、明るいタッチの絵のはがきのみ購入した。

娘はあまり美術館には興味がない様子

そのあと浅草へ行った。
地下鉄の駅を下りて吾妻橋のあたりで妻に講釈を言った。「アサヒビール」の建物、「神谷バー」など。。人力車がやたら多かった。水上バスに乗ろうとも思ったけど、家人たちは関心のない様子、そのまま雷門から仲見世に入った。
仲見世は観光客でごった返していた。外人が目立った。西洋人も目立ったが、アジア系の人も多い。京都に昨年行ったときにも感じたが、フランス語を良く耳にする気がする。だんごやあげまんじゅうとか売っている店や日本のお土産的なものが売っている店が多かった。
浅草寺でおまいりしておみくじを引いた。娘は「小吉」で自分は「吉」、妻は「大吉」を引いた。金運絶好調のコメントが書いてあり、妻は上機嫌だった。
「凶」以外は持って帰ってください。となっていた。あとの処分がたいへんなんだろうなあ。
六区を歩いたら、「これは昭和だね」と娘が言っていた。演芸場の主任が「金馬」だった。よくもまあがんばっているなと思った。NHK「お笑い三人組」といっても知っている人の方が少ないだろう。早々と退散した。

上野に戻ってぶらぶらしながら、松坂屋に入った。
アメ横とかには関心のない娘がデパートというのでいった。行く前にここは「老人用デパート」だよといったけど、「いいよ」といわれた。
中に入って喫茶で休憩。そうすると私の言ったとおり、平均年齢70の雰囲気であった。一人が多い。みんなかわいそうなおばあさんに見えてきた。メニューを頼む時もコーヒーといってもいろいろ書いてあるので戸惑っている様子だった。
食事は外とも思ったが、デパートの中でお好み焼きを食べた。店の名前についている「あべの」という言葉に引かれた。本店は向こうらしい。阿倍野区には5年世話になったからなあ。ねぎ焼きが食べたかったが、今日はないとのこと。これは残念。モダン焼きと明石焼きを頼んだ。明石焼きはなかなかうまかった。アルバイトと思しき店員がいまいちだったが、気分よくなってビール2本飲んだ。

今日はどこ行こう。


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