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映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

悪魔が来りて笛を吹く 山本邦山死す

2014-02-10 17:36:16 | 映画(日本 昭和49~63年)
山本邦山が亡くなったと報道されている。
人間国宝となっている尺八演奏者だ。

ついこの間映画「悪魔が来りて笛を吹く」のDVDを久しぶりに見た。

この映画は大学時代に劇場で見たことがあった。
横溝正史の原作で、近親相姦の絡んだ生臭い映画であった。当時はやりの密室殺人の謎解きがテーマ
西田敏行が金田一耕介を演じるレア版でDVDでは見かけなかったので久々見れて良かった。
何よりも当時30代の熟れきった鰐淵晴子のヌードが拝めるのが凄い。貴重な存在である。


ここでは山本邦山が音楽を担当している。
彼の存在を知ったのは中学生のときである。ジャズに目覚めた自分がどういう経緯か彼のことを知った。
尺八でジャズを演じるなんて話自体、興味深かった。
石庭のジャケットが美しいレコードを購入して、これまた凄い衝撃を受けた。
モダンジャズのリズムにこれ以上ないフィット感である。


山本邦山、菊地雅章、ゲイリー・ピーコック、 村上寛というすばらしいメンバー
和のテイストとモダンジャズの混在が美しい世紀の名盤だと思う。
ご冥福を祈ります。
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