映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

ラストコーション  アンリー

2008-12-08 21:19:01 | 映画(中国映画)
映画復活した。
アンリー監督の作品で復活した。「恋人たちの食卓」、「グリーンデスティニー」いずれも大好きである。恋人たちの食卓の中華料理は食欲をそそるすばらしい画像だし、グリーンデスティニーのチャンツイィーの格闘の場面はすさまじい。いずれも映像センスが自分にあっている。

それでもラストコーション見てぶったまげた。あまりの性描写に驚きです。


戦前日本軍による上海占領の映画は数多い。ただいずれも平和でインターナショナルな上海を日本軍が破壊的に占領する過程の映画が多い。スピルバーグの「太陽の帝国」もそうだし、最近では、真田広之とレイフファインズの「上海の伯爵夫人」がいい例だ。
トニーレオン扮する日本寄り秘密諜報部員の親分を暗殺しようと企てる国民党側演劇集団がある。そこには美女タンウェイが所属する。トニーレオンに近づき、究極の肉体的かかわりの中で彼女が本来の指令を果たすべきかの戸惑いを描いている。


しばらくは淡々と流れるが、二人が結びつくあたりからドキドキしてくる。
トニーレオンは香港映画の中では、ここまで激しいところは見せていない。マギーチャン共演の「花様年華」ではラブシーンらしきものすら見せない。むしろ「2046」の方がそういう場面も出てくるが、比べ物にならない。
美女タンの乳首の立ち方からしてかなり本気で演じているようだし、どう見てもホンマ物のようである。普通の型だけでなくあっと驚くような接触の仕方だ。すさまじい!

画像の美しさは我々の期待を裏切らない。
本気度抜群でこれはすさまじい作品だ。
コメント
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