最終グループです。
まず郡山智之君。そういえば彼は第2グループと第3グループの間の整氷時間に、2階のロビーを何周もジョギングしていました。
入念にアップしたためかミスが少なく魅せる演技で会場を湧かせ、本人も満足そうでした。福岡の応援は熱かったし、郡山君はSPもFSもこの国体を心底楽しんでいる感じがしました。
大上偉才君、プログラムはパイレーツ・オブ・カリビアンでした。神崎君に続き、彼も3Aを2本成功させました!この引退した2人組は、本当にすごいです。3Aは一度習得すると、現役を引退して数年経ってからも跳べるジャンプだったのですね。
彼はSP4位64.48点、FS4位126.22点、総合3位190.70点の素晴らしい成績でした。上位には現役日本のトップクラスの小塚君と無良君しかいないのですから、これ以上ない順位です。彼が現役時代の全日本よりもいい演技が見られた気がします。
佐々木彰生君、ちょっと転倒が多かったです。私が最近見た彼の試合は、SPはいいのですが、FSで崩れるというパターンを繰り返している気がします。今回はSP3位でFS11位、総合8位ですからね。
それでも会場は盛り上がりますが、来年はFSで崩れない彰生君が見たいです。
吉田行宏君、3Aを成功させました!ポンと真上に上がって、トンと真っ直ぐ降りてくる独特の3Aでした。加点ももらっています。私は彼の3Aを初めて見ました。彼が3Aで苦しんでいることをずっと知っていたので感激しました。これで3Aがコンスタントに跳べるようになるといいなと思います。
パンクしたジャンプもありましたが、やはりショートと同じくスピードある情熱的な演技でした。
最後の2人が小塚祟彦君と無良祟人君とはいい滑走順ですね。
小塚君の演技のときに、次に滑る無良君が衣装の上にジャージを羽織った姿でリンクサイドから見ていました。私は大ちゃんがジャンプのタイミングがうつって狂ってしまうから自分の直前に他の選手を見ないという話を思い出して、無良君は大丈夫なのかしらと思ったけれど、彼は大丈夫だから見ていたのでしょうね。
その姿は同じ愛知代表としてチームメイトを応援するというよりは、ライバルの演技を見て闘志を燃やしているというふうに見えました。
小塚君、4回転を2本と3Aを2本成功させました!後で4回転は2本とも回転不足だったと知りましたが、それにしても凄いです。サルコウだけがパンクしましたが、よく集中して他のジャンプも成功させていました。
もちろん会場は熱狂的に盛り上がっていましたよ。難易度の高いジャンプをこれだけ跳んでくれると、いいもん見た!という満足感がありますね。
次の無良君の演技のとき、小塚君はジャージも羽織らず、汗をかいた衣装のまま見ていました。体が冷えてしまうのではないかと、私はついまた余計な心配。
無良君は明らかに小塚君の演技に触発されたようでしたが、闘志が空回りせず素晴らしい演技となりました。4-3をきれいに成功させて、会場は再び大興奮。すごい試合になりました。
やはり4回転2本と3A2本を成功させて他のジャンプにも大きなミスはありません。3Aのうち1本はステッピングアウトでしたが。
彼の4回転は回り切っていたので、技術点では1位です。でもプロトコルを見るとコンビネーションジャンプを2回しか跳んでないので、まだ点を上げる余地があるということですね。
最後はさすがに疲れ果てたのでしょう。フィニッシュの片ひざを立てて両手を前に差し伸べるポーズをとったと思ったら、そのまま後ろに倒れました。ディダクションで-1が付いているのはこの転倒のためだと思います。本人苦笑い、観客も笑いながらスタオベしていました。
キスクラでは無良君が小塚君を呼んで、2人仲良く座っていました。
この日は思いもかけないほど素晴らしい演技をたくさん見ることができました。自分にできる演技構成での最高のパフォーマンスが見せられた選手が多かったと思います。
お目当てだった健人君はちょっと不調だったけれど、投げキッスという貴重なものも見られたからいっか。このときはジャッジ裏に座って本当によかったと思いました。
表彰式も全日本とは全然違っていておもしろかったので、明日続きを書きます。
まず郡山智之君。そういえば彼は第2グループと第3グループの間の整氷時間に、2階のロビーを何周もジョギングしていました。
入念にアップしたためかミスが少なく魅せる演技で会場を湧かせ、本人も満足そうでした。福岡の応援は熱かったし、郡山君はSPもFSもこの国体を心底楽しんでいる感じがしました。
大上偉才君、プログラムはパイレーツ・オブ・カリビアンでした。神崎君に続き、彼も3Aを2本成功させました!この引退した2人組は、本当にすごいです。3Aは一度習得すると、現役を引退して数年経ってからも跳べるジャンプだったのですね。
彼はSP4位64.48点、FS4位126.22点、総合3位190.70点の素晴らしい成績でした。上位には現役日本のトップクラスの小塚君と無良君しかいないのですから、これ以上ない順位です。彼が現役時代の全日本よりもいい演技が見られた気がします。
佐々木彰生君、ちょっと転倒が多かったです。私が最近見た彼の試合は、SPはいいのですが、FSで崩れるというパターンを繰り返している気がします。今回はSP3位でFS11位、総合8位ですからね。
それでも会場は盛り上がりますが、来年はFSで崩れない彰生君が見たいです。
吉田行宏君、3Aを成功させました!ポンと真上に上がって、トンと真っ直ぐ降りてくる独特の3Aでした。加点ももらっています。私は彼の3Aを初めて見ました。彼が3Aで苦しんでいることをずっと知っていたので感激しました。これで3Aがコンスタントに跳べるようになるといいなと思います。
パンクしたジャンプもありましたが、やはりショートと同じくスピードある情熱的な演技でした。
最後の2人が小塚祟彦君と無良祟人君とはいい滑走順ですね。
小塚君の演技のときに、次に滑る無良君が衣装の上にジャージを羽織った姿でリンクサイドから見ていました。私は大ちゃんがジャンプのタイミングがうつって狂ってしまうから自分の直前に他の選手を見ないという話を思い出して、無良君は大丈夫なのかしらと思ったけれど、彼は大丈夫だから見ていたのでしょうね。
その姿は同じ愛知代表としてチームメイトを応援するというよりは、ライバルの演技を見て闘志を燃やしているというふうに見えました。
小塚君、4回転を2本と3Aを2本成功させました!後で4回転は2本とも回転不足だったと知りましたが、それにしても凄いです。サルコウだけがパンクしましたが、よく集中して他のジャンプも成功させていました。
もちろん会場は熱狂的に盛り上がっていましたよ。難易度の高いジャンプをこれだけ跳んでくれると、いいもん見た!という満足感がありますね。
次の無良君の演技のとき、小塚君はジャージも羽織らず、汗をかいた衣装のまま見ていました。体が冷えてしまうのではないかと、私はついまた余計な心配。
無良君は明らかに小塚君の演技に触発されたようでしたが、闘志が空回りせず素晴らしい演技となりました。4-3をきれいに成功させて、会場は再び大興奮。すごい試合になりました。
やはり4回転2本と3A2本を成功させて他のジャンプにも大きなミスはありません。3Aのうち1本はステッピングアウトでしたが。
彼の4回転は回り切っていたので、技術点では1位です。でもプロトコルを見るとコンビネーションジャンプを2回しか跳んでないので、まだ点を上げる余地があるということですね。
最後はさすがに疲れ果てたのでしょう。フィニッシュの片ひざを立てて両手を前に差し伸べるポーズをとったと思ったら、そのまま後ろに倒れました。ディダクションで-1が付いているのはこの転倒のためだと思います。本人苦笑い、観客も笑いながらスタオベしていました。
キスクラでは無良君が小塚君を呼んで、2人仲良く座っていました。
この日は思いもかけないほど素晴らしい演技をたくさん見ることができました。自分にできる演技構成での最高のパフォーマンスが見せられた選手が多かったと思います。
お目当てだった健人君はちょっと不調だったけれど、投げキッスという貴重なものも見られたからいっか。このときはジャッジ裏に座って本当によかったと思いました。
表彰式も全日本とは全然違っていておもしろかったので、明日続きを書きます。
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