気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

四大陸 1

2013-02-13 23:48:10 | フィギュアスケート大会
男子の2日間を見て参りました。いつものように遅れて、いつものように会場の雰囲気レポです。→公式リザルト

会場の大阪市中央体育館はアクセスよく、駅から近くて近くに飲食店も多く、客席からリンクが見やすいのが何よりの会場でした。そして客席がこれまでで一番暖かくて過ごしやすかったです。この会場は初めてでしたが、とても気に入りました。思い出がたくさんあるなみはやドームも好きですが。

8日はSS席でジャッジ裏、選手出入り口がよく見える場所でした。6分間練習でリンクに出るのを待つ選手達がかたまっているのを肉眼で見ると、テレビでは実感できない体格の差がわかります。
アイスダンスではメリルの細くて華奢なこと。顔が小さいだけでなく腕も脚も細くて、アスリートには見えないほど。テレビでもわかるようにテッサはしっかりとアスリート体型。
キャシーはかなり大柄で、チャーリーと身長差を余り感じないほどでした。クリスは大変だと思いました。
アイスダンスは豪華メンバーで素晴らしかったですね。お金と時間があればフリーダンスも見たかったです。

ペアを見ている間は、ペア結成の発表があったばかりの成美ちゃんと木原君のことがぐるぐる頭の中を回っていて、ツイストやペアリフトを見ては、あの2人もこんなことをするんだ、競技に出てくるようになってからしばらくの間ははらはらしっぱなしだろうな、なんてそんなことをつい考えていました。(汗)
デュハメル&ラドフォード組のSPはサイドバイサイドのルッツが鮮やかに決まって、素晴らしかったです。ユーロのトップ選手のような個性はまだ感じませんが、高い技術を持ってますよね。

肝心の男子。こんな結果になると誰が思ったでしょう。
下位から印象に残った選手を書くと、まずフィリピンの2人。
16歳のマルティネスは男子とは思えない柔らかい体の持ち主。女子でも滅多にないほど美しいビールマンなど、柔軟性を生かした個性的な演技を見せてくれました。3Aも跳べるし、総合16位でしたが将来が楽しみな選手。SPで出てきたときには形式的な拍手だったのに、演技が終わったときには大きな拍手と歓声が起こっていて、FSで出てきたときも観客は大歓迎。この大会で日本のスケートファンの心を掴みましたね。
もう一人のフィリピンの選手カルーザは、昨年の四大陸で印象が強かったので、SPで出てきたときから歓迎の大きな拍手が湧いていました。SPはよくなかったのですが、FSではいい演技を見せてくれて大歓声でした。総合14位。
まだ上位には入れませんが、フィリピンは個性的な選手が揃っていて今後が楽しみです。

ウズベキスタンのミーシャはすでにファンが多いようですが私も大好きで、生で見るのを楽しみにしていました。期待を裏切らない表現力で素敵な演技を見せてくれましたね。
3AがSPでもFSでも両足着氷になったのが残念ですが、他のジャンプは確実に跳んでいました。彼はジャンプそのものが余り得意な選手ではないのでしょう。跳ぶ前にちょっとスピードを落としていましたが、安定感はありました。
FPのチャップリンメドレーは登場からキスクラを経てバックヤードに戻るまでずっと演技をしていました。音楽が始まるとミーシャの暖かい笑顔に会場全体が染まったかのよう。
比較するのはよくないのですが、フェルナンデスよりもずっとチャップリンの世界を表現していました。(私はフェルナンデスも彼の今季のFPも好きですが。ユーロでは素晴らしかったし。)
ミーシャの演技を堪能しながらも、かなり悔しい気分になりました。彼が高いジャンプ力を持っていれば、人気あるトップ選手のうちの一人になれるのにと。総合11位。

うーん、この調子で書いているとちっとも進まないです。早く寝たいのに。大ちゃんに辿り着くのが怖いのかな?(笑)