序章に悩む

2015年01月03日 | 日記
そろそろ扱うネタは出そろったというか、今から新しく起稿するのはムリだろう、という見通しから、序章を書き始めたが、全然書けない。よくよく能がないというか、俯瞰的視点に立てないのだなあ、と思い至る。丁寧に書こうとすると、本論の繰り返しにしかならないし、では概説的にとすると、短すぎるしほとんど中身のない、なくてよいようなものになってしまう。同じようなもので、履歴書の志望動機などを書くのも苦手作業だな。
よく指導教官様には、最初に問題提起をきちんとして云々とシゴかれるが、こういう作業は苦手なのだろう。細かい部分をちまちまとやっている方が性に合っている(筈)。

まったく、こまったことだ。


成田山のおみくじの和歌は、
  思うこと思うがままになしとげて思う事なき家の内かな
であった。歌意はわかりやすい。思うが三つある歌というと『土佐日記』の一月十一日条の
  世のなかに思ひやれども子を恋ふる思ひにまさるおもひなきかな
が想起される。つきづきしといえばつきづきしい歌である。
コメント
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