Lucky☆Sardonyx

ばるご☆の戯言ブログです(^^)

画期的な発見

2009-11-16 23:11:56 | コメント
 米航空宇宙局(NASA)は13日、10月に行った無人探査機を月面に激突させる実験の結果、月に水が存在することを示すデータを得たと発表した。関係者からは、月面基地建設の実現に向けての大きな後押しとして、「画期的な発見だ」との声が上がっている。

 10月9日、太陽光が当たらない「永久影」となっている月の南極付近のクレーター「カベウス」に、無人探査機「エルクロス」を時速9000キロで激突させ、舞い上がった噴出物を分析した実験の結果、判明した。

 分析作業は現在も進行中だが、NASA担当者は「わずかな量ではなく、かなりの量が存在している」と指摘。従来、完全に乾燥していると考えられてきた月に大量の水が存在していることが判明したことは、「月に関する理解を一変させるものだ」と強調した。

 NASAは現在、有人月探査を2020年までに再開するとしているが、予算面などから批判が絶えず、一足飛びに火星への有人探査に踏み切るべきだとの声もあがっていた。

 今回の発見は、水を電気分解し水素をロケット燃料に、酸素を宇宙飛行士の呼吸用として利用する道を開くことにもつながる。AP通信は「水の存在が判明したことで、月は再び魅力的な目的地となるだろう」との専門家の見方を示している。

 自分達の幼少時、ある意味で常識だった「月には水がない」それが根本的に崩されたということになる。水があれば、そこに生息する「生命体」が存在していても何等不思議ではない。さすがに竹取物語に出てくるような「月星人」のようなのはあり得ないだろうが、これからは月に対するいままでの常識が一気に塗り替えられる可能性が出てきたように感じた。