夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

足下から生命尊重を・・・身近に在る生命に愛を

2018年01月27日 21時39分26秒 | コラム・人文
八重の椿、仏の座(ホトケノザ)が寒風にさらされ、

紅色に染まり始めました。

風光る春も、もうそこまで近づいています。




生命尊重の喪失から、

動物性たんぱく質の摂取に何らの抵抗も感じられないようになりました。

食生活にもその影響が広がっています。

歯も野菜等の繊維を噛み切る為の門歯が8枚、

穀類を押しつぶす臼歯が20枚、犬歯が4枚、と

大体自然に定められた食物の割合が決まっているのです。

穀物食が3分の2、副食が3分の1、

その副食の3分の2が菜食、残りの3分の1が魚類、肉食であります。

このように人間の歯も食物をどのような配分で食べたら良いかということが歯並びに現されています。

天が与えた知恵であります。

これにそって穀物、野菜を主食にして摂取なされば健康にもよく、

大地に恵まれた穀物、野菜主体の食生活は自然環境にも貢献することができます。

日本の懐石料理等は本を正せば寺院の質素な『僧坊料理』から発展したものであり、

長い歴史のなかで積み重ねられ、考案料理され安全性等の裏打ちが確りしていますので

世界に『和食文化』が広まったのではないでしょうか。




科学文明が発達して、人間が唯物論的になり、物質で何でも支配出来るような錯覚を持って来て、

物質で生命がつくられると考えて、生命を霊的なものと考えないで、

ただ『物質の生産物』だという考えから、生命尊重ということが失われています。

もっと科学が発達したら、人間に必要なたんぱく質を、生きている鶏を使わないで、

食用になる良質なたんぱく質を化学的に製造するということもでてくるのであり、

科学の進歩は人生にとって悲観すべきことではないのです。

科学の進歩に人間の道徳性の進歩が伴わないところに問題がある。

科学の進歩と道徳の進歩とが並行的にもっと進歩すると、

生き物を殺さないでも、おいしい食物がどんどんできて来て、

食物を奪い合い争うことをすることなどが必要でない世界が出てくるのだと思います。




生命尊重から有情、非情全ての生物、植物等が仲良く共存することが出来き、

平和な時代が必ずやって来ます。












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