夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

白い綿帽子の紅薔薇さん・・・平安な心に至る道しるべ (其の1)

2018年02月12日 21時34分04秒 | 真理の言葉
午前6時半頃、玄関前に出て積雪の有無を確認した時には

ほんの薄っすらとしか積もっていませんでしたが、僅か1時間程で真っ白に雪が積もりました。


自然界の現象は時事刻々変化して往き、

幻の如く過ぎ去って往きます。

心もその自然界のように変化して、留まることがありません。

では常に心を静かに平安に保つには如何にすればよいか、

言い換えると『心を自由自在に支配する』には如何に処すべきかが問題なのです。

もし心を自在に支配することが出来るならば

喜びと、健康と、富と、平和とを常にもたらしてくれる事となります。



お釈迦様は、人間はすべて『仏の子』であると説きましたが、

法華経の『仏説観普賢菩薩行法経』に

人間本来の仏性を顕現する方法を説きました



佛、阿難に告げたまわく、・・・・・

普賢の行を学し、普賢を行ぜんと欲する者の為に、

我今當(まさ)に其の憶念の法を説くべし。

若しは普賢を見、及び見ざる者の罪數(ざいしゅ)を除去(じょきゃく)せんこと、

今汝等が為に廣(ひろ)く分別すべし。・・・・・


世尊、而も偈を説きて言(のたま)はく

・・・・一切の業障海(ごっしょうかい)は、皆妄想より生ず

若し懺悔せんと欲せば、端座して実相を念(おも)え

衆罪は霜露(そうろ)の如し、慧日能く消除す



哲学(metaphysics)という言葉はphysics(物理学)と云う言葉に

Meta(超越する)と云う言葉が結合されている。

それ故に哲学は物理学的なるもの以上のものを意味しているのです。


『心』で念ずる想念(ことば)は

一切のものの原因であり、

一切のものはその結果である。

仏教では『三界唯心』と言われ三界(欲界・色界・無色界)の

あらゆる現象はただ『ひとつの心』から現れ出でたものであり、

心を離れては一切のものは存在しないということ云われています。



『注』

普賢・・・仏の慈悲のきわみ。普賢菩薩は慈悲をつかさどり給う菩薩ゆえに
     大悲の行を修するをみな普賢という。

憶念・・・心に念じ、常に思い出すこと。思いつづけること。

罪數(ざいしゅ)・・・ 殺生・妄語・迷妄等の悪行によって生じた苦しみ。

分別・・・人々に理解させるように外見の事物にとらわれないように、

     妄想、実相(本当の姿)とを分けて説く。

業障海・・・悪行によって生じた障害、成仏をさまたげる悪行の世界。

      仏法に入る機縁が熟さない業。

妄想(もうぞう)・・・真実でないものを真実であると誤って考えること。

           ないものをあるとする想い。

慧日・・・太陽のごとき知慧。仏の知慧の無限大なことを、日光に喩えていう。
     
     知慧の日光(法華経)。







   

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