夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

水と火との無限性

2016年01月28日 22時41分22秒 | 自然の育み・環境
水と火との無限性

豪雪に因る影響で此の地区でも一万世帯程が断水しました。
地下水を利用している我が家でも管が破損しました。水道業者より雪がまだ融けない状況であり、天気が良くなり地面が乾燥しないと破損箇所が特定できないと言われました。
長期戦の模様になりました。
今ではコインランドリー等があり便利であり、
また温泉、浴場などの施設が無料で提供するなど福祉活動が活発であります。


此処で水の事について考えてみたいと思います。


環境問題でも水のことはよく取り上げられますが、専門的なことは学者さんにお願いすることにして。
幼いときには、水は自然の湧き水か、渓流、小川、井戸、などの身近に存在している水が生活として使用されていました。
ですから水の源の大切さを良く理解していました。
その源を注連縄などで浄め、竜神さんと崇め大切にして来ました。
奇蹟のルルドの泉を聖泉と崇めたように、
一年または一日の最初である早朝の清らかな自然の水を『若水』と称して神様、
閼伽(あか)、功徳水として仏様に供養して来ました。
禊(みそぎ)、神社の参拝、潔斎、洗礼などの時は滝、川、井戸などの自然の水で身と心を浄めました。



お湯でなく水であることが大事なことです。
水を火で熱して火が勝ちますと蒸発して水が消えてしまいます。
反対に火に水をかけ水が勝ちますと火が消えます。
この陰なる水と陽なる火の陰陽をつなぎ合わせ天地宇宙の創造を成し給う神である『水火津霊(しおつちのかみ)』、
亦の名を鹽竈神社などに祀られている塩土老翁、『鹽土大神(しおづちのかみ)』、
上津瀬、中津瀬、底津瀬の秩序を整え給う、住みよい世界即ち龍宮世界の神である『住吉大神』と称しています。
『水火津霊(しおつちのかみ)』、『塩土老翁』、『鹽土大神(しおづちのかみ)』、『住吉大神』は別名でありますけれども御一体の神であらせられます。
樹木、植物、水が半分程占めている人間などは水の影響が甚だ大きいといえます。
水も一箇所に停滞すると濁り腐敗します。
動くと清らかな清水となります。
例えば水が氷点下になると氷になり、温められえると水になり更に熱せられると雲となり、
やがて雨となり川となり地面を潤わし、全ての地球上のものに恩恵を与え、海に還り、丸い円の如く輪廻転生します。
火は真っ直ぐに立ち上がり、水は横に広がりをみせます。
この火なる縦と水なる横と交差した姿が十字架であり、その交わった処が絶対的な無であり、無限を顕わします。
即ち神であり、仏であります。

水は地球環境、あるいは肉体的な生命の維持にも必要でありますけれども、
水を通して宇宙的な生命、宗教的、哲学的な思考など、私達に深い影響と思索を与えています。



行雲流水の心

太陽はただ照っているのである。
雲は唯たたずまい、
又川は流れている。
山は唯そびえ、
川はただ流れ、
空の鳥はただ飛び、ただ謳う。
それは実に『無心』の展開である。
無心をを破ったところに人間の悲劇がある。
智慧の樹の実は人類をしてついに楽園をより追放せられたのである。
そのままにいたら人間は幸福であるものを、
ついに禁断の果実に手を出したが故に不幸に陥ったのである。


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