夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

令和元年・・・神の御前にひざまずき、御心の天になるが如く。地にもならしめ給え。

2019年04月03日 23時40分57秒 | コラム・人文
もう直ぐ、令和天皇の時代が開かれます。

老いも若きも皆さんが新しく生まれる時代に

希望をもち、歓んでいる様子を見ていますと

私も嬉しくなりました。

久しく用いられて来た日本の元号は

素晴らしい存在であることを再認識しました。

此のことを大変有難く思い、皇祖皇宗の御神霊に

深心の感謝を申し上げる次第であります。



『令和』という元号は『言霊』であり

宇宙に満ち満ちている魂の振動であり、

新しい生命の響きであり波動であり、

宇宙大生命の脈動そのものであります。


元号発表の日に帰宅して『令』を、文化勲章を受けられた

『諸橋 轍次(もろはし てつじ)』監修の廣漢和辭典(全4巻)。

中村元著の仏教語大辞典(全3巻)、宇井伯壽の佛教辭典でも調べました。

人名、熟語で色々と使われていました。


廣漢和辭典(全4巻)では

① 命ずる。
② みことのり(君主の命令)。
③ のり。おきて。
④ いましめ。教訓。
⑤ おさ。君。(長官)
⑥ よい(善)。りっぱな。すぐれた。
⑦ よくする(りっぱにする)令色。
⑧ 敬称。
⑨ めす(召す)。
⑩ まったい(完)。
⑪ 皇后、太子、諸候などの命令文。

この他にも熟語、詞牌、曲牌、人名、地名、鳥の名など色々挙げられています。


『会意』は

甲骨文、金文、篆文の箇所であつめるの意とも、頭上にいただく冠の象形であるという。

人がひざまずいて神意をきくさまを表し、いいつけるの意を表す。

と説明なされています。


これを読み当たり、聖書の『主の祈り』が想い起こされました。

御心の天になるが如く。地にもならしめ給え。


祈るときには

あなたがたの父は願う前から、あなたがたに必要なものをご存知なのだ。

だからこう祈りなさい

天におられるわたしたちの父よ、

御名が崇められますように。

御国が来ますように。

御心が行われますように、

天におけるように地の上にも。

わたしたちに必要な糧を今日与えてください。

わたしたちの負い目を赦してください。

わたしたちも自分に負い目のある人を赦しましたように。

もし人の過ちを赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたの過ちをお赦しになる。

しかし、もし人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの過ちをお赦しにならない。
      
マタイによる福音書 第6 9~14


言霊の神秘

『言霊』は宇宙に満ち満ちている魂の振動であり、

生命の響きであり、宇宙大生命の脈動そのものであります。

『心の想念』の波が宇宙に広がり、

やがてその想念の波が結実して物事が成就するのです。

テレビの放送局が発した映像、言葉を、


肉眼では見ることが出来ない電波という

波動を通して私たちがスマホやテレビの受信装置で

見たり聞いたりすることが出来るということとよく似ています。


心の想念は『コトバ』であります。

ヨハネ傳に『大初に言あり、言は神と偕にあり、言は神なりき』とあります。

丁度人名のように『A』さんと呼べば『A』さんが現れます。


日本の五十音の一つ一つの『音』は

天地及び自然の韻きを受けたものであります。

その一つ一つの『音霊』を探るとき

その音霊であるコトバの語源

又はそのコトバの本質を知る手懸りとなります。




イの言霊
生命(いのち)、又は祝(いわ)う、威厳(いげん)の『イ』であります。
生命的刺激をもっていて、人間に積極的に拍車をかける力をもっています。




ワの言霊
『ワ』というのは『輪』であり、『和』であり、丸みをもった意味をもっています。




愛はあたえるばかりである。愛は何ものも失わない。