夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

神の人類愛へ 『おのれに背くもの』・・・人間の自己破壊性、死への願望。

2017年12月24日 10時19分16秒 | コラム・人文

愛は憎しみを知らない。

愛は失望しない。

愛は愛する対象が美しいことを必要としない。

愛は神の愛が此処にあらわれたものである。



世界各地の少数民族の存在が危ぶまれています。

またその中で弱者である幼い子供達が犠牲になっています。

強者が弱者を排除する心が根強く存在しているからなのでしょう。

違った視点では深い潜在意識の底では、強者が弱者を恐れているからでしょう。

強者が弱者を恐れるとは不思議ですね!

人間の深い意識の底で何が起こっているのでしょう。


死を恐れている人が自殺する。

自己をいじめることに快感を伴う、

失敗せんがために、成功の一歩手前で自らの手で失敗の道へと導く。

失敗の意思の虜、己れを破壊せんとする衝動。

『フロイドがいった人間の自己破壊性、死への願望』。

フロイドは言った『知性の声は低い、だが、それは強力である。』


カールメニンジャーは此のことを『おのれに背くもの』と言いました。



メニンジャーは知性をもって死に対抗せんとする人々に ― 

おのれを増悪に売り渡そうとする盲目の衝動を、

輝く『愛』に置き換えるために。

われわれは今こそ、勇敢に己れの内部に知性の光りをさしむけ、

内奥に潜む盲目の衝動から己れを開放し、

心の自由と独立と平衡をとりもどさねばならない。

これこそが、真の人間の開放であり、人間性の再建であり、

世界と人類を戦争の破壊から救う唯一の確かな道なのである。