ショップ ダンケ

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ナマ浩市さま体験

2003-04-20 00:00:00 | インポート
山田風太郎の傑作「魔界転生」の舞台挨拶つき試写会に行けるという幸運に見舞われた。浩市ファンのあかねさんからのありがたいお申し出。○フーオークションで、競り落とされた貴重なチケットのご相伴に預かることになった。

あかねさんは、なんと山陰のある都市から新幹線での大阪入り。ママの念力が通じて、風邪気味の双子ちゃんも元気になってくれたそうで何より。ホテルグランヴィアで待ち合わせてドキドキの初対面。なのに映画の前の腹ごしらえに、二人でオムライスをほおばりながら、浩市トークが早くも炸裂!浩市ファンは、パワフルで、ノリがいいのが特徴です。

会場の梅田ブルク7は、まだ出来て1年余りの粋な劇場だったけど、カメラチェックがあったのにはオドロキ。万が一とバックに忍ばせていたカッチイは、まずいなあとモジモジ。自己申告するかと観念した矢先「お持ちじゃないですね」という係員の声に、思わずこっくりしたらパスしてしまった。ほっ。

席は、中央どまんなかだったんだよね。あかねさん感謝!白いTシャツにブルーと黄色のアーガイルのベストで、なかなかスポーティな装いで登場した浩市さんは、他の出演者より頭ひとつ大きい。とにかく座高が高くて足が長ーいの。精悍なんだけど、すらっとしてて、カッチイの目からは、はあと光線がビンビン飛んでいたと思う。

読売テレビの女子アナが司会だったんだけど、「もし転生させることができるなら誰を転生させたいか?」なんてトンチンカンな質問を振るものだから、出演者が面食らって往生していた。「私だったら小野小町がいいな。どんな美人だったか知りたい」なんて司会者が答えてどうする!とあかねさんは、突っ込んでたけど、それは限りなく正しい!きちんと映画を見てないのが、バレバレだよ。「この映画で一番苦労したところは?」なんてボンクラな質問はすんな!浩市さんは、内心、退屈な質問だと思っていたに違いないけど、誠実に答えてたのが、さすが大人の対応でした。

映画は、時代映画というより、CGIを駆使したエンターテイメントという感じで、ゲーマー世代の人には、受け入れられやすいけでしょうけど、カッチイは、「壬生義士伝」のように人間模様をじっくり描く映画のほうが、好みかな。こういう新しい試みの映画に進んで参加する姿勢は、チャレンジャーだなと思うし、彼の経歴のなかでもユニークな位置を占める作品になると思う。