ショップ ダンケ

ドイツ雑貨「ショップ ダンケ」のオフィシャル・ブログ

JR福知山線 脱線事故

2005-04-27 00:00:00 | カッチイ’s ジャーナル

は、大惨事になった。

朝、元気に出て行った人が、変わり果てた姿になるなんて!被害にあわれた方のご冥福をお祈りしたいと思います。

スピードの出しすぎが主な原因ながら、運転手のミスや、その他、複合的な原因が、不幸にからみあった結果であるようだ。
「置石」の可能性があったとも伝えられた。しかし「ちちんぷいぷい」という毎日放送系列の情報番組でも言っていたが、かなり早い時点で、JR側から、「置石」の可能性を発表したのは、疑問が残る。あのニュースを聞いた多くの人が原因は、「置石」であるかのように受け取っただろう。JRの責任ではない原因があったかのように受け取ることをねらったような情報操作と見えなくもない。(考えすぎか?)

どうやら、人災という要因は濃い。運転手は、経験11k月と浅く、訓告を受けた経歴を持つ。前の駅で、オーバーランをしていたが、8mと報告していたのは、実はウソで、実際は、40mであったことが、車掌から、明らかにされた。
JRは、糾弾されるだろう。

1分30秒の遅れを取り戻さなくてはいけないと運転手は、あせったのだろう。スピードが上がったのは、それが大きな要因だろう。日本は、鉄道の利用客の時間に対する要求度は、高すぎる。それが、当たり前と言ってしまえばとそうなのだろうが、他の先進国では(ドイツも)しょっちゅう列車は遅れるが、多少の遅れても、安全のためと言われてしまえば、みんな黙る。

日本に帰って驚いたのは、人々が、列車に乗るとき、次の列車の連絡を考えて、どの号車に乗るかまで考えて、行動していることだった。「せわしないことこのうえない。」とため息をついたが、日本の通勤列車は、独特だからなあ。あのスピード感とあわただしさには、未だに慣れない。

こういうときこそNHKが特番をやるべきなのに、料理番組をやっていたりして、のんきだよね。
「報道ステーション」の古館さんは、現場で「テントが、かかっているのは、どういう意味があるんでしょうか?」だって!この人のトンチンカンぶりは、相変わらず!君はニュースキャスターには、向いてない。プロレス実況中継をしてなさい。

以下は、ドイツのヤフーで、この事故に関する記事を集めたものである。さすがに、ドイツでもこのニュースは大きく報道されたようね。
http://de.search.yahoo.com/search/news?ei=ISO-8859-1&fr=newsbox&p=Japan


四月後半

2005-04-24 00:00:00 | 徒然草

韓国・中国での反日デモは、さすがに双方政府も解決策に乗り出す動きに出てきた。こんなデモは、双方の国にとって、プラスは何もない。不穏な空気は、どこまで、どれだけ濃く漂っているのだろうか?

こういうとき、すぐに影響が出るのは、旅行業界だ。中国へのツアーは、参加者の自主的キャンセルだけでなく、主催旅行社が、ツアーの実施を見合わせるところも出てきた。万が一の不測の事態を考えるとそのほうが賢明かもしれない。ゴールデンウィーク時に、手痛い減収に違いない。

この週末こそは、衣類の入れ替えをしなくちゃね。まだお天気が安定しないので、冬物を出したままにしていたけれど、さすがにウールは、暑いよね。(いや、ホントは、まだコタツだってしまっていないカッチイなんですう!)スカートも持っているけれど、毎日ほとんどパンツだな。アイロンが大嫌いなんで、いつも貯めてしまう。

実家のワンちゃんのビーグル犬のマイちゃんを、狂犬病の注射をしに動物病院に連れて行く。この子は、正月から、ヘルニアを患い、1ヶ月以上入院させた。犬ながら、面変わりして、うんとやせた。一番太っていたときは、13kgあったのに、今回計ったら、8.7kgしかない。「なんだかフツーのビーグルに見えますね」と受付の女の子に言われた。(今までは、何に見えていたのであろうか?)
先生によると、「減量できたのは、この子のために良かったんですよ」とのこと。

4ヶ月じっとしていただけで、やせたんだ。うらやましい!いや、犬ながら、それは辛いことだったろう。動けないほど、ヘルニアが痛かったのだろうから。

今までのおてんばは、ウソのように、おとなしいワンちゃんになった。後ろ足が、もつれるような感じが、まだ少し残るが、だいぶ元気になった。私になついているのだが、さらに甘えたになっちゃったね。実家に行って、父の顔と、コノコの顔を見るのが、楽しみ。

もう今年の四分の一が終わったかと思うと、ヒェーと思ってしまう。時間が経つのが早すぎる気がする。梅雨になるまでのこれからの季節が、一番過ごしやすいかもね。


四日間の奇蹟への期待

2005-04-16 00:00:00 | 映画&ドラマにハマル!

今年は、4月に入っても、寒い日が多く、桜が咲くのも遅いなと思っていたら、咲くとなれば一気だったね。先週の週末がピークだった。日本人は、桜が好き。花見が大好き。残念ながら、カッチイは、新学期なんで、何かとバタバタと忙しく花見のお誘いもパスしてしまった。

通り過ぎてしまう桜の季節に、俳優の吉岡秀隆さんの「あなたなしでも生きてゆける。それひとつ知った時、散りゆく桜の美しさに何故だか僕はひとり泣いている」と歌う「桜」のメロディが脳裏を流れる。ただ今マイ・アイドルのNo1に輝く吉岡さんだが、ここのところ、この人の繊細さには、しびれっぱなしだ。(周りにあきれられてるのだが)

もうすぐ彼の主演作「四日間の奇蹟」の公開が待たれるが、映画の公式サイトhttp://4kiseki.biglobe.ne.jp/ では、予告編が動画で見ることができ、主題歌を歌う平原綾香さんが歌う主題歌「Eternally」が4日だけ配信されるとあっては、いやがおうにも、映画への期待が高まる。

逐一ヨシさま情報は、ファンサイト「Drふ~ふの随想録」http://kitafan.3.pro.tok2.com/でいち早く教えてもらえる。原作本も読んだ。読者を引き込んでいく筆力は、さすが「このミステリーがすごい」の大賞作だと思うのだが、映像化するって、どうなるんだろう?と思う原作なのだ。(ネタバレです!)

海辺の診療所で働く真理子(石田ゆり子)と物語の要になる少女・千織(尾高杏奈が、落雷事故にまきこまれる。しかし、真理子は、4日と言う期限で、千織の体を借りてよみがえり、初恋の人である敬輔の前に現れる。敬輔は、吉岡さんが演じるわけだが、事故で指を痛め、夢を断念したピアニストという役である。佐々部監督は、CGIは多用せず、役者の演技を全面に見せる監督だけど、奇蹟期間は、どうやって表現してくのだろうか?

真理子と千織と敬輔が、3人が、手をつないで歩く後ろ姿が、公式ページにあったが、このスリーショットって興味深い。子供を持つことを切望していた真理子だが、千織ちゃんは、敬輔とのふたりの子供をイメージさせるには、大きすぎる。敬輔と千織との場面は、多く出てくるあろうが親子のようには見えない微妙さなのだ。しかし3人は、絆で結ばれている。

散る桜が、来年も花をつけるように、再生の希望がもてる映画を見たい。奇蹟を信じることは、ファンタジーであろうが、それこそが映画的世界の実現だろうから。


NHKテレビドイツ語会話

2005-04-09 00:00:00 | ドイツ・ドイツ

このあいだ、たまたまNHKのテレビ「ドイツ語会話」http://www.nhk.or.jp/gogaku/german/index.htmlを見てたら、ドイツ生活文化を体験するコーナーで、テニスプレーヤーの伊達公子さんが映った。

伊達さんは、ドイツ人のレーサーと結婚してるけど普段の会話は、日本語だそう。
でも、ドイツのご主人の家族と過ごすと、もっとドイツ語が話せたらなという思いが募り、一念発起。 で、この語学講座に登場となったわけ。

現役時代の彼女は、すごい強いキツイ感じのヒトだったのに、今は、とっても柔らかく明るくみえる。幸せなのね。遠征中も、お味噌汁、ゴハンを欠かせない、日本的な生活スタイルを崩さないヒトだったと聞いたことがある。
だから、ドイツ人と結婚したと聞いたときは、オドロキました。(○井貴一さんとは、どうなったんだ?彼女が振ったんだよね。)

今日は、ドイツ人のパン職人から、ドイツパンを習うという巻。伊達さんは、ブレーツェルと三つ編みパンの作り方を伝授される。

ブレーツェルは、めの字の形のようなパン。外側は、かりっと茶色く、内側は、もっちりの、とてもポピュラーなパンで、パン屋にあるだけでなく、ブレーツェルを売る屋台もよくみかける。ドイツでは、この細いパンを、横に切って、チーズやハムをはさむ豪華版もある。

独特の「めの形」は、伊達さんも、細くて長いパン種をどうしていいかわらなくて困っていて、「もっと勢いをつけて」と声をかけられて、ビュンとパン種を振り回したら、そう、輪投げみたいにしたら、うまくいった。

「ドイツパン職人修行の道」(今日のこの日記は、こちらへのBBSへの書き込みがベースになっている)http://www.geocities.jp/deutschebaeckerin/のみちえさんによると、南ドイツ・バイエルンの友達は、パン職人の資格試験に、1分間でブレーツェルをいくつ成形できるかが課題に出たのだそう。

一般に、日本では、いい年した大人が、食べ物を、買い食いするのって、お行儀悪いってことになってるよね。

ドイツで、買い食いのくせがついていたので、日本でもやってしまったら、白い目で見られたわ。豪快に、パンにかぶりつきながら、街を歩くのが好きだった。ドイツに行くと、当然のごとくやる(笑)

NHKの語学講座も、昔のようにダサクなく、楽しく学べるよう工夫されています。挫折せずに、見ていけるでありましょうか?


NHKの討論番組

2005-04-03 00:00:00 | カッチイ’s ジャーナル

世の中は、ホリエモンこと堀江貴文社長の率いる「ライブドア」と「フジテレビ」の「ニッポン放送」の株取得の争いが、劇場ドラマのように2ヶ月以上繰り広げられているが、新たに「白馬の騎士」を名乗るソフトバンク・インベスメントの北尾吉考CEOが登場して、このドラマは、まだまだ引っ張るようだ。難しい経済用語が飛び交い、カッチイのおつむでは、早々に理解不能になっているのだが、マネーゲームの世界が、現実に働いている人との実感とは、違った機軸のもとに動いていると感じる。

昨日、NHKが約3時間にわたって生放送した大型討論番組「日本の、これから”どう思いますか 格差社会”」に堀江社長が出演した。格差社会を問題なしとする堀江さんが発言するたび、パネリストや参加者から反論集中。学者のセンセイは、「日本の将来の社会構造として格差社会は、よろしくない」と持論を掲げて、堀江さんに反論するが、感情的な反・格差社会の支持者を納得させるには、弱いなと見ていたところ、作家の重松清さんが、「堀江さんは、成功者だから、私たちの気持ちはわからないと言ってしまっては、一歩も進まない」と穏やかな口調で、意見をはさまれて、座が、ちょっとおさまったように見えた。やはりフリーライター出身で、「家族小説」を多く書いてきた作家は、存在感が違うなあと思った。

こういうナマの討論番組でいつも思うのは、進行役の大変さだ。今回NHKの三宅民夫アナウンサーは、なかなか上手く、手堅い司会をされたと思う。真っ向からの対立だけでなく、意見がねじれたり、違う方向へ行ってしまったりすることが多いこういう討論をまとめていくのは容易でない。討論を裁いたり、仕切ったりしてしまう田原聡一郎氏は、司会者としてやりすぎと思うことが多いし(時には横暴だとさえ思う)、ニュース23の筑紫哲也さんは、場の流れに任せてしまう裁量が大きい。
三宅さんは、どんなに議論がヒートアップしていても、ソフトな態度で、参加者が意見が言いやすいような配慮をされていた。調整をするでもなく、仕切るでもない、参加者だけでなく、見ている視聴者が、冷静な判断をできるような流れを見せてくれたのは、さすが熟練なNHKアナウンサーでした。

富める人は、ますます富んで、貧しい人は、ますます貧しくなるといい二極社会は、止めることはできないと思う気持ちは、さらに強くなった。