ショップ ダンケ

ドイツ雑貨「ショップ ダンケ」のオフィシャル・ブログ

今年も今日で最後!

2002-12-31 00:00:00 | インポート
早いもので、今日で、もう1年が終わろうとしている。2002年よ、さようなら、2003年こんにちわ、じゃなくって、明日になったら、あけましておめでとうって言うのだよね。カッチイは、この12月体調不良だった。結局、1ヶ月風邪にふりまわされたってことかな。

やっぱり大事なのは、睡眠。ぐっすり熟睡したあと、体が軽くなっているって、感覚が貴重だ。直りかけのとき慎重に行動しなきゃね。中途半端だと、結局、また無理をしては、セキをひどくしてしまう。やっぱり人ごみに出るのは、シンドイもんだ。でも、仕事だとそう言ってられないしね。来年は、ゼッタイ学校の仕事をセーブしてやる!!面倒をかける学生に出会わないことを祈るけれど、この祈りが、神様に通じたためしはない。

このホームページも開設より1年半経たずして、2万ヒットを記録した。皆様のおかげです。今は、現地から、パワフルな生き生きとしたレポートをアップされるホームページも多くて、基本的に日本にいるカッチイには、ナマの情報の速報性についていくのは、つらいところだ。でも、日本にいるからこそ、ドイツが見えてくる面もあるし、ドイツ旅行関係のデータベースを自分なりの手法で、作り上げていきたい。また、カッチイのパーソナリティが、出てくるコンテンツもある。掲示板も、そこそこに賑わってきたのが嬉しい。ドイツのことだけに、話題が限定しない雰囲気になっているのも気に入っている。とにかくアットホームな、このサイトに来て、楽しいな、おもろいな(もろ関西弁ですね)と思ってもらえれば嬉しいです。リンク切れが出ているところが、いくつもあるので、チェックもしたいし、1月末に、サイト自体をリニューアルする予定です。ご期待ください!

2003年も「カッチイのドイツ旅行案内」をよろしくね。
それでは、これから、実家に帰ります。お義姉さんの「お節料理」が楽しみだ。姪や甥に、お年玉もばらまかねばならない(笑)みんなで、いちゃもんつけながら紅白歌合戦を見るのは、楽しいだろう。

皆様、良いお年をお迎えください。


また梅田のクリスマスマーケットへ

2002-12-27 00:00:00 | インポート
まだセキが出るというのに、クリスマスには、また「梅田のハイデルベルク・クリスマスマーケット」に出かけた。今日が最終日だしね。クリスマスマーケットには、ドイツ大使館のブースも出ていて、ハイデルベルクの観光局発行のマガジンや「ドイツの実情」という連邦政府が出しているドイツの概要をまとめた本を売っている。カッチイは、同じものを、この夏ドイツで買ったのだが、これは、500ページもあるぶ厚い新書だ。その翻訳本を400円で、ここで見つけて仰天した。これを、カッチイのところに、ドイツ語を習いにきているYさんへのお土産にする。
「Deutschland」(ドイチュラント)ドイツの政治/文化/経済/科学/を扱う雑誌の定期購読の申し込みもできる。「Deutschland」(ドイチュラント)
http://www.magazine-deutschland.de

せっかくだから、クリスマスマーケットの真上にある空中展望台にもあがってみた。40階(地上170メートルの地点)の屋上からは、大阪湾に注ぐ淀川が見え、キタの高層ビルが林立する。「オオサカー」となにわっ子なら感じる風景なのだ。周りは、アベックばっか。でも風が強くなってきたので、早々に降りた。

紀伊国屋の「ドイツ観光関係図書?」チェックでは、「新世紀ドイツ旅の心得」平井正著を買った。第2部の「日本人のドイツ旅行体験」と題する、森鴎外のドイツ留学中に体験した「汽車の旅」の実情と、ベルリンの豪華ホテル「アドロン・ホテル物語」(だって、一応「国際ホテル学科」の担任だから)が特に興味深い。思わず、きゃああと言いそうになって手にとったのが、「ベルサイユのばら、その謎と真実」カッチイは、小学生のときに、この漫画と出合って、毎週「マーガレット」を買いにいくのが、すごい楽しみだった。(連載から、30年が経ったなんて!)ファンの人たちが、主人公オスカルのすべてを検証するというのだ。もちろん、即刻お買い上げ。

ウチに帰ってから、ビデオに取っておいた緊急実録スペシャル「赤軍事件の女たち」を見た。大変なものを見てしまったと思った。”私が有本さんを北朝鮮へ拉致した”と告白したよど号ハイジャック犯妻の衝撃証言から、あさま山荘連合赤軍事件の主犯「永田洋子」、パレスティナ国際テロの首謀者「重信房子」うーん、全てがつながっている。このことについては、いつか思ったことを違う項で、じっくり語りたい。


ADSL開通!

2002-12-24 00:00:00 | インポート
カッチイ宅にも、ADSLが開通した。ISDN回線で、やはり画像の出てくるのを待っているのが、かったるいなあと思うようになり、動画は、ぶちぶち切れて見れないのが不満だった。

カッチイには、PCについては指南役がいる。テクノトラストの高村さんだ。彼がいなかったら、カッチイのHPは、生まれていなかったでしょう。お世話になってます。

ADSLの申し込み手続きをして、いったんアナログ回線になったものを、ADSLのセットアップするという作業は、カッチイには、お手あげ。もう高村さんにやってもらっちゃった。勧められるとおり、OCNでADSLサービスを受けることにした。このホームページを含めて従来のプロバイダーのニフティの契約も残すことにした。なんだかんだの移行手続きに、手間取ったけど、何とか上手くいった。

ADSLは、最高速度12Mbpsでも、実際には、そんなスピードが出ないの普通なんだそうだ。カッチイの集合住宅で、8Mbpsであることが確かめられた。それでも従来のISDN比べたら、約160倍の速さ。サクサク動くスムーズ感には、感激する。今、パソコンを初めて購入する人は、この速度が、当たり前と受け止めるのなら、カッチイのような感激はないだろう。K-OPTI.comの宣伝CMで、eoホームファイバー押し売りマン、「ヒカリーマン」を佐藤浩市さんがやっているのだって、すいすい見れちゃう。「ホームファイバーなら一生お任せ」と似合わない白い帽子をかぶって言ってくれる。今いくよくるよさんでなくてもトロンとなっちゃうわん。

ワープロからパソコンへ、ウォークマンからMDへ、ビデオからDVDへとどんどん進化を遂げる電化製品。昔のようなカンタンには、手に入れられないモノでなく、手を伸ばせば届く額になっている。前よりもすごいという感激があるから、次々欲しくなるのだろう。その進化を体感できるものは、格別だ。益々パソコンの前に座るのが、楽しくなる。

高村さんを、助っ人に頼めます。
テクノトラスト株式会社
http://www.technotrust.co.jp/


回復のきざし!

2002-12-21 00:00:00 | インポート
体調不良で、丸々2週間、風邪に倒れた暗黒ウィークを味わったたけど、ようやく、復帰宣言できそう!気力の回復が、実は一番の悩みだったわ。
もう、冬休みに入るので、ストレスからも解放されるから、きっと元気になれるよん!

人間の生活は、多かれ少なかれ「緊張」と「弛緩」の連続だと思うけれど、カッチイの場合は、生活のリズムにおいて、その振幅が、大きいのだろう。フリーランスの仕事している人って、だいたいそうね。フリーは、ヒマだとビンボーだし、やれる時に、がああと無理をする。それで忙しがって体を壊す。
そんなのダメだよね!忙しいという字は、人を亡くすって意味なんだって、手入れを怠って、すっかり枯らしてしまったベランダの草花を見て、ぼんやり思う。年末、自分の生活を見直すには、いい時期なのかもしれない。

今回こたえのは、前の日記に書いたよう、いつになったら本調子に戻れるのかと不安になったことだ。病院に行ったとき、お医者さんに、そのことを訴えたら、私のカルテのトシのところを、わざわざ覗き込んで、「そりゃ、そうですよ。若いときとは、違います」と苦笑されてしまった。寝ても寝ても、良くならないし、自分にいらだったり、情けなく思って、めげちゃった。それでも、回復するというチカラは弱ってはいても、かすかにないわけじゃない。自分ではイヤになるくらいゆっくりだけれど、治癒能力ってヒトは持っているのだ。そういう時は我慢強く、それを待つしかない。回復するというプロセスを、少しでも感じれたら、治るきざしなのだ。

まあ、風邪くらいでよかったのだ。そう思わなくちゃね。


たそがれ清兵衛 ?@

2002-12-15 00:00:00 | インポート
山田洋次監督の初の時代劇邦画「たそがれ清兵衛」見てきましたとも。

実は、カッチイは「時代劇」というのは、正直、苦手だったんだ。「水戸黄門」などの定番の時代劇のお決まりのストーリー展開は、退屈に思うし、型にはまった身のこなしで、一瞬で、人を切る「殺陣」のシーンが、コワくて正視できないヒトなのだ。しかし、この映画は、違ったね。

幕末の庄内。井口清兵衛(真田広之)は、妻を亡くし、幼い娘と老いた母を養う貧しい平侍。職務が終わると、同僚からの誘いも断り、さっさとたそがれ時に、真っ直ぐに家に帰ることから、「たそがれ清兵衛」と呼ばれている。下級武士の生活苦というものを、丹念に描いているところにリアリティがある。画面が終始、暗いなあと感じたのだが、明かりの油代もも節約している清兵衛の生活では、ほのかな灯し火こそ本当なのだろう。「二人の娘が日々育っていく様子を見ているのは、草花の成長を眺めるのにも似て、楽しいものでがんす」と語る清兵衛を、真田さんは、愛情に満ちて細やかに演じる。「父性」を、子供に注ぐ暖かな視線で、表現していて素晴らしい。

彼は「ハムレット」や「リア王」の舞台に代表されるシリアスで、芸術至上主義みたいな作品で、独特の華やかなオーラを放つ印象が強いのけれど、こういった地味な男を演じて、その誠実さ、そして内に秘める情熱というものを、いかんなく見せてくれるのだ。

清兵衛が、ただ者でないことは、久しぶりに再会した幼なじみの朋江(宮沢りえ)を家に送った際、朋江が離縁した男と果し合いする成り行きになり、木刀で打ち負かしてしまうあたりから、わかってくる。

彼は、蔵の出納を管理する下級藩士で、役人のような仕事をしているのだから、剣がたつことが必要ではない。しかし、その腕が見込まれて、家老から無理矢理上意討ちを命じられてしまう。果し合いの前日、剣を研ぐ清兵衛に、皮肉ながら、この男が、何よりも武士であるという存在感を伝えるところは、さすがに真田さんだ。

身支度を頼まれた朋江が、さっと襷を出して結ぶところは、りえちゃん鮮やかで、清兵衛に着物を着せ、髷を直しにくしを入れる所作は、美しく切ない。愛の言葉を発しないのに、想いのたけがにじみ出る。