ショップ ダンケ

ドイツ雑貨「ショップ ダンケ」のオフィシャル・ブログ

大仏開眼 後編

2010-04-13 12:52:08 | この人に萌え萌え!

Daibutsukaigan2 大仏開眼後編、もちろん見ましたわ。

聖武天皇は、あちこち都を変えるのは、???でしたが、政争を避けるために、平城京を出て、また、それが故に、平城京に戻るということに、吉岡真備は、説明しておりましたね。

高橋克典さんは、初めての時代劇出演だそうで、馬も操らないといけないし、大変だったと思うけど、吉岡くんと、渡り合って堂々の藤原仲麻呂でした。現代劇の俳優さんというイメージが強かったけど、うん、見直した!

左遷されても、何度でも戻ってくる!と宣言する吉岡真備、迫力がありました。史実として、真備という方、凄いですね。遣唐使として、17年間の帰国後、中央政界で、重用されるも、政争に巻き込まれ、肥前守や筑前守として左遷、そのうえ57歳になって、また遣唐使にやられる。

59歳の帰国後も、左遷に耐え、光明皇后崩御を待って、藤原仲麻呂を討つのを指導、右大臣に上りつめる。81歳の天寿をまっとうするなんて、すごくタフな天才だわ。

壮年になっていく真備の表情良かったです。若く見られがちな吉岡くんだけど、うーん大人っぽくなってと感慨がありました。

今週は、「三丁目の夕日」「半落ち」と、テレビ放映が続き、吉岡くんウィークだったけど、過去のドラマばかり。仕事を選んでいるのは、わかるけど、もっとガンガン出てほしいものです。


大仏開眼 前編

2010-04-04 17:13:21 | この人に萌え萌え!

Daibutsukaigan_4 今年は、遷都1300年、こんなキリのいい機会は、めぐってこない訳だから、何とか盛り上がりたいという機運を背負った古代史ドラマスペシャル「大仏開眼

NHKが、しつこすぎるくらい番宣をしてたし、主役を演じる吉備真備を演じる吉岡くんファンとしては、わくわくしてたの。

が、微妙だったかなあ。

実際に、朱雀門前で撮影しているにしても、いかにもセットって感じで、1300年前の生活を、リアルに見せるには、キツイかなって。阿部内親王を演じる石原さとみちゃんの衣装やメイクは、凝っていると思ったけど。

唐帰りの吉備真備が、政争うずまく都で、どう動いていくか淡々と、時系列に沿って描かれていくだけで、もひとつだなあと思ってしまった。

後半になり、藤原広嗣の反乱から物語は動きだしたかな。藤原仲麻呂役の高橋克典と、吉岡くんの演技対決で、一気に、ボルテージがあがっちゃいました。

私のことを、われ、あなたのことを、なれと言うのね。

後半への期待が、ふくらみました。来週も見ます!


この声は、反則ダ!

2006-03-25 13:24:50 | この人に萌え萌え!

一度聞いて、あ、あの人だってわかる声、誰かと似た声と思わせないトーン、多分、歌手にとっては、その声に恵まれることは、必須条件だろうが、俳優もそうだろう。

NTT東日本のあたりまえをもっとずっとは、、映像と音楽とナレーションの幸せなコラボレーションだ。なにせ、音楽が、槇原敬之、ナレーション、吉岡秀隆、映像は、新垣結衣ちゃん、はつらつとした笑顔で、本当にかわゆい!この子は、ブレイクするんじゃないかしら。最強の人選です!

「すべては、つながらない人をつくらないために」「あたりまえを、もっとずっと」と、かぶるナレーションに、ぐらっと来てしまう。この声は、反則ダと、思わざるをえません(笑)

NTT東日本 光で、安心を、もっと の新作も登場したが、子供の安全というテーマに、あの優しい声は、ぴったしかんこん。彼のナレーションというのは、「北の国から」から始まったことだと思うけれど、純の子供時代から、少年、青年と、長らくナレーションを担当して、映像に絶妙にかぶる、かすかにかすれたウィスパリングボイスという彼特有のスタイルを、確立していったのだろうと思う。

彼の声そのものを高く評価するクリエイターたちは、彼を、好んでナレーターとして起用する。新開誠監督のアニメ映画「雲のむこう、約束の場所」の主人公ヒロキは、吉岡さんの声でやりたいということから、始まったという。

CGアニメーションの「葉祥明 白い犬のジェイク」も、映像とマッチしている。プロの声優さんの妙につやつやした声でなく、自然な暖かさに満ちた声というのは、子供に語りかける男性の声として、得がたいものだ。

シャープのエコロジーライフで行きましょう」は、猫ちゃんの声も、かわいい。ネコになれてしまうのは、彼だけでしょう(笑)

癒し効果がある声は、商品に、安心感を届けたいCM業界では、今後も引っ張りだこでしょう。「鏡月グリーン 月とソラク山篇」に続くシリーズをお願いしますよ。サントリーさん。

カッチイとしては、「世界遺産」のナレーターを、寺尾聡さんから、引き継いでほしかったのだけど、オダギリジョーくんになったのが、残念。飛び跳ねた役が多いオダジョーだが、意外に落ちついたナレーションぶり。でも、世界遺産は、寺尾さんくらいの年齢の人がやるほうがふさわしいかもと思ってしまう。このナレーションは、いつか吉岡くんにやってもらいたい。

障害イズム」というドキュメンタリー映画のナレーションも担当したのは、「学校Ⅱ」で、障害者を演じたことと無関係ではないと思うけど、こういった地味なテーマの仕事もするのね。(残念ながら未見)

シルクロード浪漫」のように、旅ドキュメンタリーに、ご本人が出演して、ナレーションも全編担当していただくというのが理想かな。車の運転が上手そうなので、ドイツのアウトバーンをすっ飛ばして、ワインの醸造地を、訪ねまわるとかというのをやっていただきたいわ。ドイツの新緑の中に立つ吉岡さんを、見てみたいっす。


日本アカデミー賞

2006-03-04 00:08:00 | この人に萌え萌え!

くうう、嬉しくて、たまらん!

カッチイごひいきの吉岡秀隆さんが、第29回日本アカデミー賞、最優秀主演男優賞に!

プレゼンターの寺尾さんも、吉岡さんの名前読み上げたとき、にっこりされて!

吉岡さんの受賞が決まったとき、最優秀助演女優賞を取った薬師丸さんの目から、みるみる涙が流れて。

うーん、愛されてるんだねえ!

吉岡さん、緊張されてたみたいだけど、かみしめるように、「この映画に携わったすべての人と、そのご家族に感謝します」って。

アカデミー賞ノミネートの日に、離婚発表したことを考えると、ちょっと切ないけど、映画の神様は、彼に試練を与えたのかもしれないね。長い芸歴なのに、スキャンダルもなく、役柄を追うように「北の国婚」。若い時代に、悪さを散々してきたクセのある俳優たちに比べると、あまりに純粋で、免疫がなかったんだろうね。

役者なんて、嫌だと思ったとき、いつも胸に笑顔で現れる天国の渥美清さんに感謝の言葉を述べてコメントを締められたけれど、渥美さんは、この人に、役者として一番影響を与えた人なんだろうなと改めて思ったわ。

山崎監督が、最優秀監督と読み上げられたときは、吉岡さんの「ヤッター」って声が入っちゃったくらい、わがことのように喜んでたね。これも、彼らしくて。

「Always 三丁目の夕日」が、「北の零年」に最優秀主演女優賞に、吉永小百合さんに持っていかれた以外、12冠ですか!

ちょっと取りすぎかも(笑)。この作品は、ストレートにわかりやすいし、興行成績もよく、大作だし、アカデミー賞受けする作品だったと思う。

「バッチギ」で何も取れなかった井筒監督は、ブスっとしてたけど、ブリーリボンとかキネマ旬報賞を、もらったんだから、いいじゃないのよね!この作品には、そういった賞が似合うしね。

「Always 三丁目の夕日」に関わった全ての皆様、おめでとうございます!今夜は、祝杯をあげられることでしょう。

カッチイも、飲みながら、何度もビデオを見ようっと!


情熱大陸 清水直子

2006-02-01 20:12:38 | この人に萌え萌え!

昨日の夜中に、テンプレートを触ってみて、コレにしてみた。前のも森のイメージでよかったけど、ちょっと暗めだったでしょ。

今度のは、「Gourmet」と名前がついてるテンプレート。お料理サイトじゃやないんだけどね。ショップや、ドイツ旅行情報サイトのイメージと合うとなると、クリーム系かなあと思って。ブログ人は、テンプレートが豊富なほうじゃないかもね。「ブログ人」は、一番高いジャンプコースでない限り、オリジナルは作れないそう。皆様、何か意見があったら、聞かせてくださいまし。

ところで、リアルタイムで見たときより、微妙にずれる「カッチイ’s Eye」なのだが、今日の話題は、1月29日放送の「情熱大陸」の清水直子さん。

ステキだったわあ。世界最高峰のオーケストラとして名高いベルリンフィルハーモニー管弦楽団に大抜擢で、首席ヴィオラ奏者になった清水さん。番組は、去年の大晦日に行われた恒例の「ジルベスターコンサート」前の彼女の生活を、日本での公演も含めレポートしたものだった。

音楽に詳しくないカッチイが言うのは僭越だが、どちらかというと遅咲きのタイプのよう。ドイツに音楽留学されてから、コンクールとかにも入賞されるようになったそう。指揮者のサイモン・ラトルは、彼女の静かな態度、集中力をとても高く評価していた。ガチガチの音楽エリートという感じでないところが、とても親しみが持てた。

誰かと一緒に生活するなんてないだろうなと思っていた(本人談)矢先の3年前、多分30代後半になられてから、トルコ出身のピアニストと結婚された。穏やかで優しそうなご主人と営むアパート暮らしに、カッチイの目は、釘付け。よそのおうちを覘くのは、大好き!インテリアがスキだから。機能的なキッチン、演奏フォームをチェックされる大きな鏡の置かれた自室、こたつのある居間など、気取りがないけれど知的な居住空間が、いいなあとためいき。

ドイツでは、インテリになればなるほど、成金趣味から遠ざかり、本が雑然と壁一面に並んでいたりする暮らしぶりになる。赤い四角いリュックを背負って、どこでも清水さんは、電車で移動する。無料コーヒーが飲めるスタンプを集め、日本料理屋さんでの食事は、たまの贅沢という。

しかし、彼女の結婚は、弟さんとおばあちゃん以外、賛成したものでなかったという。そのことに、彼女は、ショックを受けたが、当のご主人が、日本の両親の当惑もわかると受け止めた。コスモポリタンな町、ベルリンには、日本人女性とトルコ人男性の芸術カップルが、似合いそうだ。

最後に、ジルベスターコンサートが終わって、彼女が、アパートから、日本の両親に電話するシーンも写ったので、親子断絶というわけではないのねと、ほっとした。

バイオリンとも、チェロとも違うヴィオラの響きを、少し知る機会にもなった。ベルリンフィルを見るとき(聞く時)、ビオラのところに、清水さんがいるか探してみましょう。