ショップ ダンケ

ドイツ雑貨「ショップ ダンケ」のオフィシャル・ブログ

台風

2004-06-24 00:00:00 | 徒然草

日曜日は、お父様孝行ということで、父の日と父の誕生日を兼ね、兄夫婦の発案で淡路島に行ってきた。台風前で、どうなることやらと思ったのだが、行ってみりゃあ、なんとかそう雨にもたたられなかった。まあ、カッチイは、ちょんと車に乗ってりゃいいだけなんで、ラクチン。淡路島は、道が込んでなくて、スムーズに運転できるそう。ホテルの部屋で、ちょっと贅沢に海の幸たっぷりの会席料理。部屋を数時間借りるプランで、広いお座敷で、食後、うだうだできたのは良かった。
父と一緒にお出かけできることじたいが、ありがたいことだと思う。

台風の到来を願っていたら、案の定、月曜日の朝、大阪に台風警報が出た。一応行かなくちゃいけないかなと思って、学校に電話を入れたら、休校に決定とのこと。バンザイ。学生に、PCから、いっせいメールを入れた。生駒の我が家は、普通の雨くらいで影響なし。ただ、洗濯物を、居間に干した。

一気にここのところ、蒸し暑くなって、体がだるかったので、学期の途中で、思いがけない休日ができてウレピー。だれだれで、堤真一さんの出ている「ビギナー」のビデオを見たりして過ごす。司法修習生となった8人が、課題を取り組んでいくなかで、成長していく姿を描いた群像劇だ。
「ビギナー」http://www.fujitv.co.jp/beginner/top.html
8人のかけあいが見所である。役者さんとしては、お互い計算しあって演じているのだろう。お互いのキャラクターを見せあう場を作りながら、テンポがいい。堤さんは、挫折したモト官僚で、いやみな男(桐原)を、ちょっと劇画ちっくに演じている。過去のある松雪泰子さん演じる森乃との掛け合いが、特におかしい。お互い気になりながら、意地悪言い合う二人の子供っぽさが、チャーミング。

さて、水曜日の夜、「ハイキング教室」の講義の日だったんで出かけたが、この講義は2回目だが、ひどい。地図の読み方や、コンパスの使い方を説明してもらうのだが、講師のおじいちゃんは、人はよさそうなんだけど、説明がへた。聞いている人は、ほとんどわからなかったと思う。職業柄か、下手な説明を聞くのは、いらいらするんだよね。この企画に、講義はいらない。実習だけで十分だ。アンケートでも書く機会があったら、いっぱい書いてやりたい衝動にかられた。日曜日は、実習で、生駒山に登る。あまりに地元なんで、笑っちゃうけど。新緑の山を登るのが楽しみ。


堤フィーバー 1

2004-06-16 00:00:00 | この人に萌え萌え!

に犯されている。すりきれるほど「ピュア」は見ちゃったよ。

遅れてきたファンというのは、悲しい。歯軋りする。でも、ネットという強い味方がいると、たいていのことが、検索できちゃうんだよねえ。ファンサイトも充実したのがある。
堤真一さんファンの部屋
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/arika/home.htm

過去ログ読むのに、また夜更かししちゃったわ。出演作品も、ビデオやDVD化されたものが、たくさんあるし、これからコレクションしていくのが楽しみだ。いやあ、実はオークションにまで手を出しているから、重症なんだ。

堤さんの本領は、「舞台」というから、いつか舞台でご尊顔を拝みたいものだ。今上演されている「ダムウェイター」は、東京だけみたいね。関西に公演があったら絶対見にいくのに。好きな俳優やミュージシャンなどができると、その人のパフォーマンスだけじゃなくて、その人が、どんなことを考えているのかを知りたくて、インタビューや記事を読みたくなる。
久しぶりに、学校の帰り、ジュンク堂に寄って、堤さん情報がないか物色した。
堤さんが表紙だったんで、「演劇ぶっく」を即お買い上げ。

最近嬉しかったことと聞かれて、堤さん「昨日作ったスペアリブなんかが、おいしくできたこと。本を見て簡単そうだと思って作ったら、けっこうおいしくて。料理はたまにします。」とのこと。
なんか、かわいくて笑っちゃったわ。理科の実験感覚で、作っているそうで、作らなくていいものなら、絶対にしないと言ってるんだけど、演劇青年が、台所に立っていると想像するのは、楽しい。

これからの抱負と聞かれて
「ないんですよ僕、抱負とか夢とか。まあ、普通に生きられれば。だって普通に生きるって大変なことですからね」

こういう自然体なところが好感が非常に持てる。佐藤浩市さんクラスになると演技論であれ、作品であれ、ちらりとかいまみせる生活のことであれ、語られる内容は、落ち着いて確立された感があるのだけど、堤さんは、もうすぐ40歳というのに、まだ青年という感じがするんだよね。


ベランダ

2004-06-12 00:00:00 | 徒然草

じめじめした季節だ。今も、しとしとと雨が降っている。大阪では、週の後半から雨が降り出すことが多い。木曜日、金曜日の降雨率は高いかな。

うちのマンションベランダは、裏山で、木々の緑だけしか見えない。でも、これがけっこう気に入っている。隣のマンションが近くて、他人の生活空間が見えたりするのは、好きじゃない。今の立地条件だと、こちらも見られないから安心なのだ。ベランダのグリーンは、伸び盛り。葉っぱが、自由に伸びていくままにしている。グリーンの水遣りは、ペットにごはんをあげるような感覚でしている。

雨が降ると、カッチイのベランダでのお楽しみが半減するから、ヤなんだ。

ベランダでのお楽しみ1
朝、ベランダのデッキチェアで、フルーツグラノーラ(シリアル類で、一番おいしいと思う。同じカルビーでも、オールブランは、まずくて死にそうだった)に牛乳とヨーグルトをかけて食べるのが、マイブーム。最初のざくざくっとした食感も好きだけど、牛乳に浸して、ふにゅっとふやけてくるのも好き。ドイツのミューズリは、こんなトリのえさみたいなのって思っていて、あんまり食べなかったのだけど、フルーツグラノーラは、ほのかに甘くて美味しい。

お楽しみ2
昼間は、ありきたりだけど、やっぱりデッキチェアで新聞読みながらのコーヒータイム。コーヒーは、日に何倍も飲む。最近は一袋19円で話題のブルックスのドリップパックがすぐ作れるので愛用している。お試しパックを買ったのだけど、満足している。キリマンジャロは飲みやすかったな。今飲んでるマイルドブレンドは、軽すぎる。早く飲みきりたいもんだ。しっかりコクのあるモカが、カッチイの好み。で、コーヒー飲んでいるときには、音楽をかならず流す。今は森山直太郎くんの「新たなる香辛料を求めて」かな。

お楽しみ3
夜は、暗闇のなかでキャンドルの灯りを楽しむ。キャンドルは、水の入った器に、浮かべるタイプのものを使っている。高山で買った小さなガラス細工も浮かべる。
静寂も好きだから、キャンドルタイムの時、音楽は流さないことが多い。

以上のお楽しみを満喫するときは、できるだけ洗濯モノを乾かしていない状態でするのが、よろしいのだ。


好きな男優

2004-06-07 00:00:00 | この人に萌え萌え!

好きな男優さんは、年齢の若い順では、オダギリジョー→大沢たかお→堤真一→佐藤浩市というラインが確立しつつある。某BBSに書いたら、非常にわかりやすい好みと言われ、暖かい反応をもらった。友達には、この並びは信じられないとも言われたが、カッチイのなかでは、何の矛盾もない。

大沢たかおは、「星の金貨」で、堤真一は、先日の日記で熱く語ったように「ピュア」で、はまった。どちらも龍居由佳里さんの脚本の障害者ドラマだ。主人公が、けなげで愛らしいノリピーとか和久井映見ちゃんで、王子様みたいに登場する男性陣にはまるとは、カッチイは、言いたくないけど少女趣味かも?? オダギリジョーくんにポワンとしたのも、記憶を失った青年が、自分を取り戻すまでの物語だった。

浩市さんは、「天国の階段」で夢中になった。暗い過去を持つ陰りのある男性を演じたら、この人の横に並ぶ人はいないでしょう。鶴橋康夫監督の演出もよかった。
泥臭いくらいのドラマチックなドラマが大好きなんだ。

イメージを裏切るというのは、俳優さんの課題のようだ。冬ソナのヨンさまだって次回作は、色っぽい役に挑戦というではないか。浩市さんは、観客が、役柄のイメージを固定しそうになったら、裏切るように役を選んでいるという。バラエティなんかに、めったに出たりはしない。インタビューの記事なんか読むと、知的で理論派なのがよくわかる。つまりは、ナイスミドルってことね。そんな人が、キュートな役をやると光るのよ。「キリン一番絞り」のCMでは、焼き豚が、いい具合に焼けていくのを見て嬉しくなって、一人で踊りだすというバージョンは、すてき。奥さんが帰ってきてびっくりして照れ隠しに「焼き豚できたよ」って言うのが、なんともかわゆい。
http://www.kirin.co.jp/about/toku/ad/IS/index.html
(CMが見れます。)

堤さんも、役者以外の仕事で、露出はあんまりしないというスタンスのようで、木梨さんがホストの「週末の達人スペシャル」で、ちょこっと堤さんの登場分もあったのだけど、「テレビでぺらぺらしゃべると、お芝居でのリアリティが伝わらないから」と言ってた。

でも、素の堤さんは、柔らかな関西弁で、陽気な明るいノリで話す人で、シリアスな徹さんが、どこにも見当たらないので、ずるっとこけそうになったわ。いつまでも独身でいていただきたいもんです。


ピュア1

2004-06-03 00:00:00 | 映画&ドラマにハマル!

やっと懸案のサイトのリニューアルが完成して、ほっとしている。

リニューアルが佳境に入っていた5月末、ビデオ屋さんで、4本借りて1000円のセールだったんで、気分転換に1996年放送の「ピュア」というドラマを借りてきた。癒し系のドラマならいいかなーという軽い気持ちだったんだけど、どっぷりこん、このドラマにハマリマシタ。
何度も見ては、そのたび号泣して、もう今では、全11話のストーリーがすっかり頭に入っている(笑)

当時流行った障害者ドラマの頂点となった作品と言われるらしいが、ストーリーがいい。主人公の優香役は、和久井映見ちゃん。優香は、軽い知的障害ながら、個性的なオブジェを作る芸術的才能に恵まれている。これは、和久井映見ちゃんのばっちり当たり役。彼女以外、優香役は、考えられないと思うほど。優香の純粋さ、素直さを自然に表現していて、笑顔が本当にかわいいの。(和久井映見ちゃんの一番かわいい時だったかも?)

父は早世したが母(風吹ジュン)に愛情を注がれて育ち、いとこの涼(高橋克典)に守られてきた優香は、作品が大賞をとってしまったことをきっかけに、未知の世界である「社会」に足を踏み入れることになる。社命で、彼女を取材にきた沢渡徹を、優香は、慕っていく。

彼女が恋する徹さんを、堤真一さんが演じている。これがなんとも素敵なんです!両親に自殺され、孤児院で育った屈折した彼を、渋く、クールに、そして、だんだんと優香へと傾いていく気持ちを、絶妙に表現している。優香に直接自分の心情を伝えるセリフは、ほとんどなく、ほんのかすかなうなずきだったり優しい視線だったりするのだが、感情の揺れが見事に伝わる。徹底的に「受け」の演技だ。

もともと舞台俳優として知る人ぞ知るという存在だった彼を、プロデューサーが通いつめて、出演をうんと言わせたらしいけど、「月9」初出演にして主演というのは、大抜擢だったんでしょう。

この作品でブレイクしたのに、舞台を大事にして、テレビドラマにも出られるようになったのは、割と最近のことのよう。「やまとなでしこ」のちょっとオトボケの欧介さんや、「グッドラック」のクールな香田キャプテンは、カッチイも見てたんだけど、このシリアスな役の徹さんは、素敵すぎる。遅れてきたファンであることを残念に思うわ。