ショップ ダンケ

ドイツ雑貨「ショップ ダンケ」のオフィシャル・ブログ

南伊豆温泉合宿

2004-02-27 00:00:00 | インポート
ちょっと日記をずるけてしまった。楽しい思いをしたことは、書きとめておかなくちゃね。20日から、南伊豆へ、ゆかいな仲間との2泊3日のプチ旅行というにんじんをぶら下げて、採点をがんばりましたとも。やればできるもんだね。ふう。

今回の旅行は、ドイツ在住でみなが「師匠」やら「ねーさん」と呼ぶAさんがドイツより帰国するというので、彼女にお世話になった若者が集まったのに、カッチイも合流した。彼らの中には、カッチイのワーホリの本を読んでくれた人もいて、短期にドイツ体験をした人たちの話も聞きたかった。

総勢7人が、2台の車に分乗して、伊豆半島をドライブ。伊豆まで来たのは初めてだったが、暖かくて驚いた。川の土手に咲く菜の花の黄色と濃い目の桜のコントラストが、なんとも春らしい。桜祭りをのぞいたが、地元の人が、手作りの農作物や惣菜を持ち寄ってくるというのどかなものだ。食い意地の張った我々は、甘酒を飲んだり、焼きイモや、わさびコロッケ、さんま寿司など、いろいろ試してみる。

関西方面では、「民宿」というのは、あんまりもうないものだが(旅館や、ビジネスホテルが、手ごろな料金の宿泊施設になっている)南伊豆では、健在だ。6000円台だから、お部屋は贅沢いえないが、食事がとてもいいので満足した。
2日目は、ユースホステルに泊まったのだが、ここでも別料金で、お刺身の舟盛りや、マグロの頭のカブト焼きなどを注文できた。うちの若者の一人が、カブト焼きを無心にほじくってくれるので、皆の口に、すみやかに消えた。

伊東や修善寺という大きなところを避けて、ドライブして南下した南伊豆は、寺社仏閣が観光資源というより、海沿いに湧く温泉につかり、富士山を見て、イチゴ狩りをしたり、海の幸を食べるという、ファミリー向けリゾートなんだろうと思った。

河津七滝という川にそって、七つの滝が見えてくるハイキングコースを歩いたが、若者たちは、みな健脚。カッチイは、実はバテバテ。それでも、沢に流れる涼やかな風を受けて、森林浴はいいもんだと思う。

何よりリフレッシュを与えてくれたのは、Aさんと若者たちと語らったことだろう。ひとりひとりのキャラクターがそれぞれ個性的で、かぶらないところが、お互い楽しめたのではないかと思う。それでいて旅行の仲間として適度な礼儀と節度もあったりして。

皆々様よ。これからもよろしくね。


寒気団

2004-02-07 00:00:00 | インポート
うんと寒い日が続いている。朝、窓を見たら、小雪が舞っていた。2月っていつもそうだね。寒さがぶり返す。関西は、比較的暖かい冬だったから、この寒さにはこたえる。それでいて、さっとお日様が射す場合もあるのが、日本の冬だ。ドイツ人だったら、こういう日でもコートを着てでも散歩をするかもね。

がんもどきと水菜とかぶを炊いてみる。胃に優しい味に仕上がって嬉しい。最近お弁当を作る気力がなくて、お昼にそこらへんのお弁当を食べているのだが、どうしても揚げ物やらコッテリしたものがおかずになる。自分で作るときは、あっさり滋養のあるものを食べたいもんね。冬の日本の野菜は、彩も濃く煮込むと味わい深い。

最近「無洗米」をためしに使っている。洗わなくて、すぐ炊けるのかと思ったけど、そうじゃなくて普通よりも長くお水にはつけておかないといけないらしい。それじゃ手間いらずとはいえないかもね。炊き上がったお米は、なんとなくふわっと蒸れた感じがしない。水の量は、ちょっと多めのほうがよいらしいが、微妙に量がよくわからない。今のお米を食べきったら、普通のお米に戻そうかな。

自画自賛のごはんを終えて、自分の部屋でうだうだする。これが嫌いでない。ところが新聞を広げると、モスクワ地下鉄爆弾テロ、自衛隊のイラク派遣、鳥インフルエンザ、児童虐待など、暗い話題ばかりが載っているのにためいきが出る。そのなかでも観光業界に直接降りかかる問題には、目を走らせてしまう。ベトナムで鳥インフルエンザで幼い兄弟が感染して亡くなったことで、ベトナムへの旅行2400人がキャンセルが出ているという。

古賀議員の学歴詐称の問題など、社会的な事件に比べれば失笑をさそうくらいの話なのに、これだけ引っ張るのは、往生際が悪かったのと、ちっとイイ男だったことと、やっぱり「たがが学歴、されど学歴」と学歴の問題を、日本人が引きずるからかしらね。

寒気団が、吹き付ける先は、私たちの社会なのだろう。春が待ち遠しい。