みやぎ野菜ソムリエの会

会員同士の相互交流と情報発信を目指し、各種勉強会、産地の視察研修等を自主的に行っていく野菜ソムリエ会員のコミュニティです

野菜ソムリエ "食育部会被災地支援" 活動

2014-11-25 12:31:40 | 食育部会のブログ

  

  「石巻市尾ノ崎集落の方々との交流会」を行いました。

11月8日(土)に石巻市尾ノ崎の農漁家レストラン「のんびり村」を会場に、集落の方々との交流会(今年で3回目)をおこないました。集落の女性グループ「ハマナス会」の会員と家族10人、部会メンバーと家族10人が参加しました。   

到着後、早速持参した料理のテーブルセッティングに          

 

 到着後、早速持参した料理のテーブルセッティングに取りかかりました。昨年までは作業場にテーブルを作りましたが、今年はレストラン(津波が押し寄せたもののレストランは残りました)の中で開催

 

 

メンバーが持参した料理とのんびり村の魚介料理をいただきながら、食育部会長阿部恵里子さんとハマナス会会長濱畑千代子さんのご挨拶をいただき開会、その後、それぞれ料理の紹介と自己紹介へと進み、楽しく交流することができました。

            

並べられた野菜料理は16品(キッシュ、ケーク・サレ2品、サラダ2品、炒め物3品、コロッケ、南蛮漬け2品、酢の物、漬物、刺身こんにゃく、果物むべ、しそジュース)、それに、のんびり村で作ってくださった魚介料理4品(ムール貝の潮汁、いくら丼、焼き鮭、焼き牡蠣)。皆さん、美味しい!美味しい!と笑顔で食べて、会話が弾みました。  

        

 話題は料理の作り方になり、メンバーが持参したレシピを差し上げ喜ばれました。ハマナス会の方々は、石巻市内の3ヶ所の仮設住宅から、それぞれ参加されました。久しぶりの楽しい交流になったのではないかと感じられました。

 食事後は、皆さんで「こんにゃくづくり」を実習しました。初めてコンニャク芋を見た人が多く、関心が高まりました。コンニャクを鍋に入れて加熱、かき混ぜるのが大変でした。きざみ海苔を入れた刺身こんにゃくが出来上がり、少しずつ持ち帰りました。

  コンニャクを鍋に入れて加熱、かき混ぜるのが大変でした。きざみ海苔を入れた刺身こんにゃくが出来上がり、少しずつ持ち帰りました。

 

         

                                                       

 

キッズ ソムリエもきざみ海苔をいれてくれたり、かき混ぜてくれたりと小さいながらも頑張ってくれました

 

 

 

また、来年、のんびり村の畑でコンニャクを栽培することになり、それまで生子(きご)は保管してもらうことにしました。

 のんびり村の畑には、毎年、野菜の植え付けをしてきました。今年はそら豆の苗をひとうねに10株ほど植えました。ソムリエキッズも一生懸命、植え方を手伝ってくれました。

            

 ちょうど、昨年植えた食用菊「もってのほか」が満開でした。オーナーの坂下さんから「摘んでいって下さい」とご好意の声があり、収穫させていただきました。

 最後に、坂下さんから「そら豆が収穫する時期に食べに来てください」と御礼のご挨拶をいただき閉会としました。

 この日は、天気もよく小春日を感じさせる気候で、皆さんよいひとときを味わってくださったと思います。尾ノ崎の方々は、集落移転が余儀なくされていますが、新しい土地の造成や整地が行われており、落ち着くまでにはまだまだ時間がかかるようです。尾ノ崎ではこれから牡蠣の出荷が始まります。寒い季節の浜作業は大変だと思います。皆様方の健康をお祈りしながら帰途につきました。

 

                 写真:三原恵子、庄子みつ子 報告文:庄子みつ子

 

                                  

 

    

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