みやぎ野菜ソムリエの会

会員同士の相互交流と情報発信を目指し、各種勉強会、産地の視察研修等を自主的に行っていく野菜ソムリエ会員のコミュニティです

鎌倉野菜と三浦半島の野菜の視察研修

2016-04-29 21:19:36 | 産地訪問

鎌倉野菜と三浦半島の野菜~視察研修~

  平成28年4月17日、みやぎ野菜ソムリエの会の会員7名で 三浦半島へ鎌倉野菜の視察研修に伺いました

 1)鎌倉市農協連即売所

JR鎌倉駅から歩いて5分程のところに鎌倉野菜を販売する農産物直売所がありますこの即売所は昭和3年に発足しているそうで、外国人牧師からヨーロッパでの農家の直接販売の方法を紹介されたのがきっかけのようです。直売所は素朴な建物で、販売台は簡易なものでした

鎌倉市や横浜市内(旧鎌倉郡)で野菜などを生産する農家25件が4班に分かれ、それぞれの班の農家が4日毎に出店しています。名簿とカレンダーに書かれた販売日が張り出されているので、お客様はお気に入りの野菜をいつ来たら買うことができるかわかるようです見学した日は、1班の6人が筍やトマト、ハーブ類をたくさん販売されていました

 

2)鎌倉野菜

鎌倉地域の農家が自ら生産した、安全で新鮮な野菜や花などを販売しています。

   

 *西洋野菜を販売していた生産者には、シェフさんらしいお客さんがいました。

  

  青トマト、黄トマト、赤いトマト5種、アイスプラント、いんげん、ビーツ、

      カモミール、チャービル、スイスチャード、ラディッシュ、ルッコラ、フェンネル、

      ローズマリー、リーキ、ミントなど

 

   *地物の筍がいっぱい、星野正雄さんのブース 

    筍(100g50円)、葉玉

    *成田勝美さん

     筍、わけぎ、ねぎ

  *加藤春雄さん

    菊芋、里芋、筍、レタス、リーフレタス、玉葱、 カモミールなど

  *西洋野菜を販売、珍しい野菜の食べ方も紹介している。 

    マーブルビーツ(1個300円サラダ用)、デトロイトビーツ(1個300円ボルシチ用)、ゴールデンビーツ(1個300円サラダ用)、ラディッシュ4種、スイスチャード、コリアンダー、ルッコラ、小松菜、

   紫ニンジン、黄ニンジン、ロマネスコ紫

  *ここも西洋野菜、台が狭いほどいっぱい。野菜の特長が紹介されている。

    フェンネル、スイスチャード、リーフレタス、アイスプラント、ケール、トマト、チコリ、チャービル、ハーブ類 

 

3)三浦半島の野菜~飯島農園~

 三浦半島は三浦大根の産地で有名です。タクシーで飯島農園に向かう途中、運転手さんが、「今はキャベツを栽培しているが、このあとはスイカとメロンを作付けます」と教えてくれましたそして大根が播種されるとのことです。飯島農園の飯島聡さんが、経営の概要を説明してくれました。


花摘みができるフラワーガーデン作付け野菜は、キャベツ、ハウス苺(900坪紅ほっぺ、やよい、桃薫)、 トマト(ソバージュ栽培)、カラフル野菜(ニンジン、大根)など。



野菜つみや苺狩りをして心や体をリフレッシュしてほしいと言っています。私たちが到着後、イチゴハウスに案内され、桃薫苺のつみとりをさせていただきました。桃燻は桃の香りがして甘味のある苺でした


  ゆりばらハウスでは、紫ニンジンとりんご、豆乳、エゴマの入った命のスムジーを試食させていただきました。将来はガーデンカフェにしたいそうです。春キャベツの旬を味わう切り方を披露してくれました。

マンゴー切りにすると食べやすく、すうっと手が出ます。やわらかくシャキシャキして甘味があります。


思わず、昨日のキッズ野菜ソムリエの好きな野菜の紹介とキャベツの感想の言葉と、同じ事を感じたことに笑みが出てしまいました

 

 4)ジュニア野菜ソムリエの飯島さんの取り組み

理事長セミナーに出席し、理事長から「自分をどうみせたいかを探ること」を進められた。ガンを患い食事に気をつけるようにしている。抗ガン剤に負けないよう何でも食べれるものは食べた(ラーメンやケーキなど)が、1年後に肺に転移してしまった。医師からはガンのえさばっかり食べていると言われ、食事の仕方を変えた。南雲さんと出会い、命の食事にとりかかった。

   野菜ソムリエの活動が農家に還元されるようでなければならないと考えている。フラワーガーデンもそのひとつだ。

野菜栽培」から「野菜を楽しもう」へ 切り替えた。彩り大根のフラワー鍋、カラフル野菜セット、夏のカラーピーマンの花束、トマトのジュエリーボックスなど、女性の目線を考えてた野菜の見せ方をしている。三浦大根は果肉がしまっていて煮くずれしないのが特徴なので、ぶり大根に適している。イチョウ切り大根と豚肉の重ね煮も好評である

また、子ども達には、農業を知る機会となるイベントを行い、未来の消費者に育てたいとおもっている。例えば、「ノーベル賞体験をしませんか」土は生きている。大村先生が堆肥の中の微生物を発見し、アフリカの目の病気の人の治療に役立てたことなどを説明する。

    野菜ソムリエ5万人のうち9割がジュニア野菜ソムリエである。もっとジュニアが楽しい活動ができると良いと思う

文章 (庄子みつ子)

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