ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

牛のベロ

2009-06-20 05:39:12 | イタリア:食材、レシピ
これ牛タンのことです
イタリアのスーパーで初めてこれを見たときはギョットした

牛のベロが皮付きのままでどかーんとパックされて売られていた
日本で牛タンを食べたことはあっても自分で買って家で焼いたことはない
ましてや丸ごと皮付きの状態など見たこともなかった



一見かなりグロテスクにもかかわらず食いしん坊の私には
“わーこれなんや!牛のベロ!塩タン食べたい”となる

でもあのグレーのぶつぶつの皮、、、、、なんだかちゃんとはがれるのか不安で
なかなか買う勇気がなかった

ネットで牛タンの皮の剥ぎ方を検索してみた
無い情報などないネット社会、、、が以外にもこの牛タン皮の剥ぎ方
でてこなかった!以外や以外

さーこれでまた買うのが遠のいた
でもスーパーで牛タン見るたびに、、、塩タン&ねぎいっぱい&レモン塩コショウ
あー食べたい!よだれー
塩タンが頭からはなれない

ふと友人に料理の天才がいること思い出した

R佳ちゃん彼女の手にかかるとなんてことない材料もたちまちオリジナル料理に変身
本当に美味しい!

彼女に家に行くたびにいつも新作をご馳走になっていた!

彼女も作ることに関しては料理だけででなく何を作っても凄くうまい
洋服や小物雑貨、なんでも作る!
私のような仕事に興味深々!私は洗脳するかのように彼女に会うたびにこの業界に入ることを勧めている
なぜならど根性がある彼女なら必ず成功するような気がするから、、、、

でR佳にメールしてみた!
“牛のベロの皮剥いだことあるか?”

とそしたら“何度かあるでー、根元は薄切りで先っちょは堅いので煮込みにしーやー”と、、、、さすが料理の天才
そして“いいなーイタリアは肉丸ごと売ってて、日本は何でもこまごま小さく切ってて、私は肉は骨付き塊で買いたい”ときた!
さすが料理人!

で早速牛タン購入!彼女から教わった方法でトライ
以外にも簡単に皮は剥げた!今までの心配はなんやったんや!
こんなに簡単に剥げるならもっと早く買ってればよかった

イタリアに嫁入り道具で持たせてもらった包丁

菜切り、出刃、刺身包丁!
この3本あれば何でも切れる
刺身を切る機会はなかなかないけど
この薄切り、刺身包丁でなければうまく切れない


イタリアの牛肉はっきり言って美味しく無い
イタリア人が日本の霜降りの牛肉食べたらあまりの美味しさに腰ぬかすだろうなって思う
ちなみにイタリアで神戸牛は結構有名
“牛に音楽聞かせながらビールでマッサージするんでしょ”と聞かれる

この牛タンなかなか美味しかった!
値段もこのかたまりで4ユーロ約500円ほど
これからは我が家の食卓には牛タンの登場回数ふえることだろう!


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