ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

ベネチアンガラス材料:ミッレフィオリ

2010-08-07 07:21:54 | ベネチアンガラス
ベネチアンガラスの材料としてよく知られている“ミッレフィオリ”
そう切っても切っても金太郎飴のように出てくる花柄のガラス
これ本当に沢山の柄、種類、色、大きさがある

こんな感じの花柄ガラス


お馴染の花柄以外に
グルグル渦巻き柄や星やハート柄はたまた幾何学柄?
目玉親父までいるではないか!



挙げたらきりがないくらいいっぱいある

そして形も定番の円形のほかちょと目面しい三角や正方形、長方形などなど


そして同じ柄でも直径が違うと






動きのある面白い作品が作れる


そしてお値段もびっくり
ちなみに1色のミッレフィオリを10kg買うと一番安いものでも
300ユーロほど(約36000円)する
良いデザイン良い色はその倍は軽くする
しかも1kgとかの少量では買えない基本は全て10kgからとなる


ベネチアンガラス製品が何故こんなに高価なのかと言うと
① 材料費が高い
② 手作りが基本で大量生産ができない
③ 立体的な作品になると一人で作れない

マエストロと呼ばれる師匠とその弟子達が一緒になり
一つの作品を作り上げある(たとえば観賞用のグラスなど)

④ 人力と労力をかけて作った作品も釜出したら割れていることも

などなどあげたらきりが無い

そんな高価なミッレフィオリがラルベロの工房には沢山ある

30年かけてPinoが買い集めたもの
ちょっとした財産だ!

ガラス職人にとってミッレフィオリは画家で言うと“絵の具”のようなもので
それをどう使うか(描くか)によって作風がきまる

たとればこのムリーネ
ただ単純に並べて焼き上げるとこんな感じになる



これはPino作のペンダントとの違いを見ていただくために
店に置いている
ベネチアではこの手のペンダントは大量生産され大体どこのお店にも置いてある

よーくみていただきたい
花柄が全部同じ大きさで動きがないのがお解り頂けるでしょうか?


私が二十歳くらいのころ日本のデパートでこの手のペンダントを初めてみた

あまりに綺麗で高価だったこのペンダント
後にベネチアンガラスと知った

これが私とベネチアンガラスの最初の出会いだった

30歳になり初めてのイタリア旅行で沢山買ったこの手のペンダント
今見ると、、、、なんだか????

身内を褒めるのはおかしいかな?
だけどやっぱり手をかけたPnoのペンダントとは全然違うなーと
改めておもう今日この頃

これ最新作衣替えしたウィンドーに並んでいる


あえてピカピカにしないでつや消し加工にした
シックで上品に仕上がった
ペンダントではなく帯留めにしたら素敵かも?



こちらドーム状にしてさらに動きをだした
かなり大ぶりのペンダント

どれを店用にしてどれを日本用にするかで今回はちょこっともめた!
今日もPinoはラルベロスペシャルペンダントを作っている
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