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僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

映画 象の背中

2009-03-01 23:52:15 | Weblog


日本映画チャンネルで象の背中を観ました。48歳、中堅不動産会社部長、藤山幸弘(役所広司)は肺がんで余命半年と宣告されるのです。逃れられようのない半年後の死。男は残りの半年をどう生きたのでしょうか。

原作者の秋元康さんが伝えたかったことは、死とは向き合うものなのか、風に花が散るように去っていくのがいいのかということです。
人はどうやって死んでいくのだろう。
かけがえのない妻がいて、愛する愛人がいて、女性にとっては虫のいい話かもしれなくて、それこそ秋元氏にとって理想ではなく妄想の話なのだそうです。

幸弘は兄に「本当は死ぬのが怖い、死にたくない、昔から自分はいくじがなかった」と本音をいいます。
妻にも愛人にも言えない弱さをものの見事に表現しているシーンです。

自分のなかで弱い部分を泣く事によって、破裂しそうな強がりを解放してあげることが必要なのです。

主人公のように人生の蹉跌を修正ペンで直していこうとする生き方。心のわだかまりをなくそうとあえて本音を伝える勇気。

いろんな面で心の襞に深く入り込んでくる感動の名作でした。

日曜日

2009-03-01 22:10:32 | Weblog
茶蔵(さくら)でパフェ食べました。

コーヒーパフェです。瞬く間に平らげました。

妻が食べたいちごパフェです。こちらも美味しそうです。

娘が食べた抹茶ぜんざいです。抹茶だけみたいに写っています。


この後、ケーズデンキで買い物をして、鮨勘によりました。たこの吸盤軍艦巻きが美味で、歯ごたえプチプチで感激です。エンガワも新鮮で、まぐろ三昧の中トロも脂がのっていてうましでした。

母賛歌 Metis

2009-03-01 12:26:50 | Weblog
「誰も知らない泣ける歌」という番組でMetisが歌っていた「母賛歌」
自然とこみあげてくるものがありました。



ガンと闘う最愛の母親に捧げた「母賛歌」。子供のころのメティスは内気な性格で、友達がほとんどいませんでした。さらに、両親は離婚していたため夜遅くまで働く母の帰りを一人さみしく待つ日々。毎晩泣いているメティスに母は「母さんにとったら世界一強い子じゃけん」と励ましました。この言葉がメティスの人生を支えていくことになります。高校を卒業したメティスは歌手を目指し上京。しかし、上京して2か月後、悲劇が襲います!母がガンに侵されたのです。余命2年。残されたわずかな時間、メティスはオーディションを受けますがすべて不合格。落ち込むメティスだったが母に言われた「世界一強い子」という言葉を励みに頑張り続け2006年メジャーデビューできました。ずっと支えてくれた母が天国に逝ってしまう前に感謝の気持ちを伝えようと決意し「母賛歌」が生まれたのです。


     母賛歌  -Metis-

あれは昭和59年 私が生まれた故郷は
三月の春を運ぼうとしたときだった
父はいませんが 何故だか笑って暮らせていた

これはありふれたものじゃない 母賛歌だ
涙私に見せずに朝も昼も夜も働き眠りに落ちる横顔を
見逃すことなく見ていた

太陽よりずっと大きくあたたかいあなたの愛は
こんな弱い弱い私に「世界一強い子」だと誇ってくれました

母よ母よ感謝してます
寛大なる私の母よ
響け賛歌 大地の如く
励ましてくれてありがとう

故郷の夢追って 街から街へ渡り続け
二人三脚で生きてきました
私にはただ一人あなたを喜ばせる使命がいつもあるのです

例え耐え忍ぶ日にも 共に夢を追ってくれる日々も
その言葉なき笑顔の向こうに 明日への一踏を
私にくれました

母よ母よ感謝してます
自分自身にシラケた夜も
響け賛歌 私の心
すくいあげてくれてありがとう

太陽よりずっと大きくあたたかい あなたの愛は
こんな弱い弱い私に「世界一強い子」だと誇ってくれました

母よ母よ 感謝してます
家族よ心しっかり結んで
響け賛歌 大地の如く
今あなたのために 捧げます

励ましてくれてありがとう
すくい上げてくれてありがとう
私を生んでくれてありがとう・・・

英語部 OB会

2009-03-01 00:46:36 | Weblog
 28日、夕方から、S高校英語部のOB会に参加しました。
ダニエル・カールさんを育てた大場登先生や、大先輩方の話にもまぜてもらって、いろいろ楽しかったです。
特に福島で脳外科の医院を経営なされているAさんの話には感銘を受けました。医者を目指す途中で酪農の仕事をしたり、紆余曲折のある人生を歩んできたみたいです。それだけに人情味があり、患者さんにもたいへん慕われている様子がうかがい知れました。

大場先生が顧問のときは英語劇にとにかく熱心に取り組んでおられました。
シェークスピアの「ハムレット」たいへんだったな~
また3年後、先生の古希の祝いを兼ねてOB会やるようです。