僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

家族と一緒

2009-01-31 21:24:47 | Weblog
今日の夕食は妻が飲み会なので、私が料理担当です。
メニューは、豚肉のゴマダレ味噌炒めと中華丼を作りました。
それと熱々の味噌汁に一人一人生卵を入れて、半熟で食べてもらいました。

実は中華丼はレトルトを温めるだけ。けっこう手抜きのご飯仕度でした。

それでもみんな「うまい!」と食べてくれたのでうれしい~

げてもの食い

2009-01-30 23:27:36 | Weblog
長野県伊那地方では、蜂の子やザザムシの佃煮を食べるそうです。ザザムシは、トビケラやカワゲラ、カゲロウなどで、なかにはヘビトンボの幼虫も食べるみたいです。

釣りえさにする川原の石の下に棲息する生物です。あまり食べたくないな~

山形ではイナゴは普通に食べます。
小さい頃マムシを焼いたものを食べた事があります。クスリとだまされて食べましたが、味は「ヒヨドリ」に似ているのかな?

カミキリムシの幼虫を炙ったものも食べました。皮と頭はサクッとして香ばしく、身はクリーミーでとても美味しいです。

探偵ナイトスクープで沖縄ではセミを食べるという調査依頼がきて、実際「クマゼミ」をフライパンで焼いて食べていました。味はエビのような蟹のような甲殻類の味だそうです。

有明海の天草地方では「ムラサキヒトデ」や「マヒトデ」を塩茹でして食べるそうです。
塩茹でしたヒトデを裏返して割ると足に沿って卵がびっしりあり、ウニや蟹味噌の味がするそうです。痴呆症予防、癌予防に効果があるようですよ!

イソギンチャクは有明地方では「ワケ」や「ワケノシンノス」といい、味噌いためや味噌汁に入れて食します。フィリピンではココナツで煮込んで食べるそうです。


2007年 秀吉の花押付き安堵状発見さる。

2009-01-29 21:42:32 | Weblog
2007年11月8日、
 豊臣秀吉や室町幕府将軍が寺社の領地を保証した「安堵状」を巻物にまとめた古文書を、山形大の松尾剛次教授(日本宗教史)が京都市西京区の浄往寺で発見した。発見例が少なく「重要文化財級」の史料という鎌倉時代の寺社の境内図が添えられている。秀吉の安堵状には花押(署名)とともに「関白」とあり、通常は「秀吉」が多いことから珍しいとされる。  松尾教授は、寺社の領地内にある建物を記した境内図は、寺が領地保全を願い出る際に“証拠”としたと考えられると指摘。「境内図と安堵状が併せて見つかったことは、中世の領地保証の仕組みを解明する手掛かりになる」としている。  松尾教授によると、古文書は、秀吉と室町幕府の9代足利義尚ら3将軍が同寺の領地を保証したそれぞれの安堵状を切り張りして1巻の巻物としている。包紙には秀吉を表す「関白」の墨書きと朱印が押されていた。

浄往寺はもともと律宗の寺で、後に黄檗宗に変わりましたが、松尾教授は律宗の資料を探している際に思わぬ幸運に出逢ったようです。実際発見したのは、助手のKさんで、教授共々住職に祇園の接待を受けたそうです。何しろ発見した安堵状は鑑定すると1千万は下らないらしく、住職はすこぶる上機嫌になったのも頷ける話です。現在本物は、浄往寺に、レプリカが山形大学にあるそうです。

モーツァルト

2009-01-28 23:58:10 | Weblog
モーツァルトの新しい楽譜が発見されました。




米国の大学博士が10分間モーツァルトの曲を大学生に聴かせたら、思考能力、空間認識力が上がり、知能指数も8~9上昇したそうです。

高周波の音が多く、アルファ波を出しやすい美しいメロディが多いからでしょう。

乳牛に聴かせると、お乳をたくさん出し、栽培中の果物にもたくさん実をつける効果があります。

便秘の治療、高血圧、心筋梗塞など病気の予防にも効果をあげているらしいのです。

カインの末裔

2009-01-26 22:54:47 | 文学
有島武郎の「カインの末裔」という作品は神に呪われし者の生き様を書き綴っています。ただ馬車馬のように働くしかない仁右衛門がカインであり、幸せに決してさせまいという神の思し召しが、彼の運命の歯車を狂わせていきます。
他人と和合せず、粗野で荒っぽい仁右衛門は、再び雪の吹きすさぶ冬のさなか、放浪のたびに出なければならなかったのです。

「旧約聖書」にアダムの長男として登場するカインは、神が自分の供物ではなく、弟のアベルの供物を喜んだことを妬み、アベルを殺してしまいます。
 この人類最初の殺人を知った神は、彼を罰して流浪の生活を強いるとともに、彼の子孫が決して大地から収穫を得られないようにと呪いをかけました。
 こうして、カインの末裔(人間の一部)は、永遠に彷徨する宿命を与えられたのです。

 有島が「カインの末裔」において描こうとした事は、仁右衛門という奔放で野性的な生命が、社会の因習や拘束と衝突して葛藤する様子だったのです。
 そして、その衝突や葛藤は、有島武郎自らが体験してきた衝突や葛藤の隠喩だったのでした。

1923年、人妻、波多野秋子に恋愛感情を抱き、秋子の夫に脅迫され次第に死の淵に追いたてられていくのです。

 哀しい運命・・・カインと武郎

先輩

2009-01-25 22:20:38 | Weblog
今日は、1時から卓球をがんばりました。娘より1年上の先輩が来てくださり、後輩と練習試合をしてくれました。2人とも当時のままとはいかないけれど、当時を髣髴とさせるプレーを垣間見せてくれました。
後輩たちにもいい刺激になった事でしょう。2人はもう仕事に従事し、一生懸命生活しています。親孝行で、働いたお金を親に渡しているようです。

Y高校で培った卓球魂を仕事にも遺憾なく発揮しているようです。後輩たちも先輩方が作った伝統の重みを理解し、精進してくれることを信じています。

  朋有り

  遠方より来たる

  亦楽しからずや

ありふれた奇跡

2009-01-23 23:11:35 | テレビ番組
山田太一氏は何故「ありふれた奇跡」を書いたのでしょう。
私は見た後、ちょっと沈鬱な気分になってしまうのです。
テーマが「自殺」では少し重いのではと思いますが、山田氏の意図は
「死んじゃだめだ」にあるのです。
戦時中と異なり、今は平和、便利さ、楽しみで溢れています。そのことをみんな当たり前と考え、稀な奇跡だと考えない事に問題があるというのです。
食料も、薬も豊富にある・・そのことに感謝し今生きている奇跡に感謝し、精一杯生きてほしい・・そんなあたたかい思いがこの作品のテーマなのでしょう。

山田氏は加瀬さんのことを次のように言います。

「何かその辺にふっと紛れてしまいそうな感じがとてもいい。」

これからの展開が楽しみで注目しています。

キョロちゃん

2009-01-23 22:47:57 | 食べ物
森永チョコボールのキャラクター「キョロちゃん」をオークションで落札しました。

頭を押すと、「クェ」と鳴いて、チョコボールを一個口から出してくれます。



小学生の頃、チョコボールを買っても一度も金のエンゼルが出たことがなかったな~ 銀すらめったに出ませんでした。だからおもちゃの缶詰は欲しかったですね~

紅ズワイガニ

2009-01-21 23:17:26 | Weblog
暮れに「紅ズワイガニ」をオークションで購入したら、22匹ぐらい送られてきました。蟹は私の大好物です。

おじさんに7匹おすそ分けをし、アパートの学生さんに1匹わけて、わが家で8匹食べて、実家に6匹持っていきました。

全部わが家で食べようとしたら、たぶん食べ切れなくて、腐らせてしまったかもしれません。

かに味噌も脚の身も美味しく食べて、他のみんなにも喜んでもらって

なんかとってもにこやかな暮れでした。