僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

「余目」という地名の意味

2012-09-29 21:59:30 | 歴史
 山形県には庄内町に余目(あまるめ)という地名がある。また兵庫県の北西部には餘部(あまるべ)という場所があり、愛媛松山には余戸(ようご)という地区がある。

 この3つの地名には共通点があり、「あまった里・戸」という意味があるのだ。

 大化の改新(645年)で戸籍法がしかれると、しっかりした地方行政の区画が出来上がった。当時「戸(こ・へ)」というものがあって、戸主を中心に5親等以上の大家族制があり、十数人から数十人の世帯だった。
 次にこの戸を5つあわせて「保」といった。652年五保の制度ができて、同保内の人々は、連帯責任を負わされ、協力してことに当たる、さながら5人組の制度のようだった。ひとつの「保」の大きさは、大体今の「小字」程度。
 
 「保」が十集まると、これを「里(り・さと)」といった。つまり50戸である。(715年に「里」が廃止され「郷」に移行した。)しかし十ずつ区分しても端数が出るので、そのときに余りを余戸郷(よごごう・あまるべのさと)といったのである。

 「里」→「郷」の大きさは今の町村程度で、その上に郡(ぐん・こおり)があり、さらに「国」があった。

メンタリストDaiGo メンタリズムショー

2012-09-28 14:58:08 | 驚いたこと

 昨日、妻と二人で国際ホテルに赴きました。目的はDaiGoのディナーショー。あまり気乗りはしなかったのですが、たまには妻の気苦労を労わなければと思い・・・



 18時30分からはフランス料理のディナーに舌鼓を打ちました。名称は覚えておらんので割愛させてください。






 いよいよ20時からメンタリズムショーです。テレビで観るより痩せぎすの良い男です。
けれど彼の穿いているサルエルパンツのようなズボンが私にはしっくりこないのです。

 パフォーマンスはどれも見事でした。5色のペンを使って観客の一人が描いていく色の形と、DaiGoのそれがまるっきり同じなのには驚愕しました。また、相手の記念日を質問しながら推測していき、年月日を少しも違えず当てたのには尚吃驚しました。

 ただ彼のパフォーマンスが見事なのだけではなく、礼儀正しく奥ゆかしく実に清清しい好青年でもありました。今までテレビにはでるけれどパフォーマンスショーで全国をめぐり歩くことはなかったそうです。けれど彼の愛するお母さんから、ひとつのことを何度も修練すれば必ず自分のものになると教えられて、苦手だったパフォーマンスに挑戦するようになったのだと語っていました。 そのお母さんが今年の4月に亡くなったそうです。

 他にも相手の笑顔の作り方で会話の進め方がわかるなど心理学的な話も披露しておりました。話の進め方はまだまだたどたどしく表情が硬くなる場面もありましたが、かえって初々しさがあってよかったのかもしれません。 最後の挨拶も深々と頭を下げて会場の人たちへの感謝の意を表していました。

上海厨房 桜田店

2012-09-16 11:10:55 | 食べ物
昨日は桜田にある「上海厨房」で食事をした。

メニューを見て息子が選んだ「五目うま煮飯」を私が「ごもくうまにはん」と頼んだら
店員さんが「ごもくうまにめし」と読むのよと教えてくれたので、妻がオーダーした
「エビ五目飯」は「えびごもくめし」と読むのかな?と確かめると
女性の店員さんは少し不敵な笑みを浮かべ
 「それは、えびごもくはんでいいんです。」とのたまった。
 
 「やれやれ・・・」



実際の店員さんは不敵な笑みではなく、ニコニコと愛想がよかった!
ちょっと文章を作ったのをご勘弁願いたい。

ピースくん

2012-09-11 15:56:36 | 生き物
うちのペットのハムスター「ピース」です

キャベツを齧っています。

ちょっかいを出しすぎると、イヤイヤと手で拒否されます。
「すべてのしぐさが可愛いの
 と妻は言います。

それにしても犬の「メイ」、亀の「亀太郎と亀子」、ウサギの「グリーン」と
うちはさながら動物園のようです。

先日、ウサギの餌にと葛(クズ)の若葉を採っていったら食べてくれませんでした。
ウサギの「グリーン」は、タンポポの葉っぱや大根の葉っぱが好みのようです

七兵衛そば 東根店

2012-09-10 09:33:22 | 食べ物
 昨日は家族で東根ジャスコ近くの『七兵衛そば』に参りました。以前、大石田の「七兵衛」に行ったときは大雨に祟られ、一時間半ぐらい待った覚えがあります。

 大石田次年子の「七兵衛そば」は、「盛りそば」一種しかなく、ただ1050円でいくらでもお替りできるというのが特徴です。付け合せに、「木耳」、「蕨の一本漬け」、「昆布巻き」が出てきたのには、ちょっと意外なうれしさがありました。

 今回の東根店は近いので気軽に立ち寄ることができそうです。ただやはり日曜とあってか大勢の客で賑わっておりました。31番の番号札を貰って近くの公園でしばし涼んでいると「オンブバッタ」に遭遇することができました。


 名前を呼ばれて店に入ると冷房が効いていてとても爽快です。天ざるの中盛り1300円を注文し待っている間、木耳が登場しました。コリコリとした触感でとても美味しいのです。他に茄子のお漬物も付いてきます。

 半分見えるのが注文したパインサイダーです。


 メインの天ざるそばは、麺が太めでコシがありなかなか食べ応えがあります。からみ大根の絞り汁にそばつゆを足したのにつけて啜ります。少ししょっぱめのそばつゆが、大根おろしの辛さと調和して脳天を突き抜けていきます。天ぷらはエビ二本、キス、舞茸、ピーマン、南瓜で抹茶塩で頂きました。


薬味の葱もたっぷりで良かったです。最後残ったそばつゆに蕎麦湯を注ぎ喉を潤しご馳走様でした。