高校時代の仲間4人で、月山志津温泉の清水屋旅館に泊まった。
気温は思ったよりも低く、館内ではストーブも焚いていた。
4人の内ひとりが旅や出張の度に80%の確率で雨に祟られるというYHなので、今回の
志津温泉界隈も雨風が強く外出を控え、旅館内の展望露天風呂でゆっくり過ごした。
夕食はキノコ料理がメインのもので、お酒は地ビールを楽しんだ。
食前酒にサルナシの実を使った「コクワ酒」。
ご主人がどぶろくも出してくれた。
お浸しが「サワモダシ」と「ミズの実」。
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和え物が「ゴガラミ」の胡麻和えでとっても美味しい。
煮物は、ブナカノカ・糸蒟蒻・凍み豆腐、
それと珍しい「ホウキモダシ」
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オレンジ色の「マスタケ」もあった。
山形県でぐらいしか食さない、アケビの皮にきのこを詰めた珍味も格別。
刺身は大井沢で養殖されている「紅鱒」、とっても食べやすく美味しい。
岩魚を焼いたものと「ウラベニホテイシメジ」も全て平らげた。
天ぷらは、「南瓜」、「月山筍」、「アケビ」、「マスタケ」、「舞茸」を抹茶塩で。
ご飯は「シシタケ あるいはススタケごはん」で、とっても地味あふれるものだ。
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汁物がきのこが4種類入った「いもこ汁」、最高だった。YHは三杯お替りしていた。
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全体的に珍しいきのこがふんだんで、秋を思う存分味わった。
友人らとは朝方1時半まで語り合った。
寝床に入ってからもあいかわらず風の音、雨のばらつく音が凄い。
次の日の朝は、YHが志津を離れるのが天もわかって、次第に晴れ間が見えてきた。
朝食はオーソドックスだが昨晩のいもこ汁とシシタケご飯を再びご馳走になった。
帰りは2011年9月に訪れた時と同様、ご主人と奥様が笑顔で見送ってくれた。
皆と別れてから、ちょっと地蔵池周辺を散策した。
【お地蔵さん】
紅葉の見ごろはもうちょっと後のようだ。
月山に行く街道の手前の方だけ歩いてみた。
様々な紅葉した小高木や赤い実を見つけることができた。
【マユミ】
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ニシキギ科 ニシキギ属
ちょっとぼやけたが、たぶんスイカズラ科ガマズミ属の「ガマズミ」。
【ヤマアジサイ】
ウルシ科ウルシ属の「ヌルデ」
【ブナ】
帰りに「道の駅にしかわ」できのこをお土産に買った。
【なめこ】
【原木舞茸】
【ホンシメジ】
これらのきのこを使った本日の晩御飯
【舞茸ご飯】
【ホンシメジ、舞茸、鶏肉、インゲンを使った煮物】
ホンシメジの味が濃い。
こちらも併せてご覧いただければ幸甚。
http://blog.goo.ne.jp/utakata96/e/76fc559524f7cf72fb7140ced647f990