うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

食べ疲れ気味の週始め

2006-06-26 18:24:35 | フランス(食べ物・飲み物)
夏休みに入って気が緩んでいるというか、生活が不規則に。
そのせいで、最近ブログの更新もさぼりがちになっていますねぇ。
…毎日書いていたのをさぼると訪問者がグッと減ってくるんだなぁと実感。
ちょっと寂しかったりするけど、ま、これも自分のせいですものね。
地道に備忘録がてら更新していきたいと思っています。


さてさて。
昨日は、日曜日、久しぶりとはいえ、生憎のしっかりの中、昼はお友達のカップル(日本人の彼女にモロッコ人の旦那様)と食事の約束がありました。
昨年の丁度今頃、二人の結婚の証人になったんだったなぁ…。ちょっと感慨深く思い出したり。
…そ、彼らも昨秋、パリに引っ越してきていたのでした。


時々はメールをしたり電話をしあったりしていたものの、彼女が今や仕事を3つも請け負っているので、最近はなかなか会えず。
…私もヴァカンスに入ったし、いつでもいいよ!ということで。
久しぶりの再会なのでした。



彼らの家の近くの、レユニオン料理屋さんに行くということでイソイソ、まずは彼らの家に。
レユニオンの料理ってどんなの?楽しみだわん♪

…っていうか、レユニオンがどこにあるか、あまり定かじゃなかったりして。
確か、マダガスカル島の近くのフランス領の島だったよね?

そんな話をしながら、レストランに。
いかにも、島らしい(?)陽気な音楽がかかっていて、ユッタリした空間、白系統の調度品でスッキリした居心地のよいレストランです。

今日はね、結婚1周年ということで、いろいろお世話になったことのお礼を含めて、ご馳走させてね。
ええっ、そんなぁ。何にもお祝い持って来てないわよぉ。

しかも、既に普段は頼まないアペリティフまで頼もうとしているのに。
せめてその日の飲み物は私が、と申し出たのだけど、二人は断固譲りません。
なんと、そんな私にプレゼントまでくれて。。。
もう恐縮しきりでしたが、結局お言葉に甘えて、しっかりご馳走になってきちゃいました。
とっても美味しかったし、楽しいひと時でした。ありがとう



でもって、そのうちの前菜の1つが、今日の写真です。
…ホントは、メインをお見せしたかったのですが。
カメラのカードが最近またイカレテきたのか、「描画できませんでした」ばかりで、これしかアップできませぬ。残念。

勿論、前菜も3つ頼んだのですが、日本人ぽく(?)すぐシェアしたくなるわけで。
これは切った後…。

マリネのようなサラダの上に、フリットが3種、餃子もどきが2種類に、えっと。。。あと、ブーダン。
どれも、なかなか美味しかった。
ただ、やっぱり結構辛いんですよね。南の島の料理って。
さらに好みで加えるという、辛いソースが出てきたのを、好奇心で先に舐めちゃったものだから、最初っから口の中が辛くて、食べながらスッカリ汗かいちゃってました。。。

そしてメインには、私は鯛のカレーソース煮込みを選びました。
島料理だから、魚料理も美味しいだろうなと思って。

でてきて、最初見たとき、「あれ?」
カレーだから、黄色いソースを想像していたのですが、見るからにトマトソース。
食べてみると…やっぱりその通り。
トマトソースが基本に、カレー風味というものでした。
この、ちょっと意外な組み合わせが、これまたナカナカ美味しくて。
今度ウチで真似してみようかしら、と秘かに、頭の中にメモメモ…。

そして、前菜のときにパンもついてきたのに、メインの付け合せとして白いご飯がでてきたのは、吃驚り。
しかも、このご飯に、うずら豆の煮込みみたいのをかけて食べるのです。(見た目おぜんざいみたいな感じ。でも味はしっかりおかず味。これもよく出来ていて、美味しい!)

というわけで、デザートにアイスクリームもいただき、すっかり満腹・大満足
その後、近くのカフェで、更にコーヒーを飲みながらひとしきりお喋りをして、彼らと別れて帰宅したのでした。



家に着いたのは、あらあら大変、既に6:00過ぎ
こういうお昼をしっかりユックリとった日は、フツー、夕飯はゴク簡単に済ませたい気分になるのですが。
…昨日ばかりはそうも行きませんでした。
というのは、地方に住んでいる日本人の男の子(何度かブログにも書いた、既に28歳の留学生。それでも、つい男の子と呼んでしまう、そんな雰囲気の男性です。。。私のこと、つい頼っちゃう、お母さんみたいだよね、とか言うし。って、貴方のお母さんほど年は行ってませんよ!と思うのですが。ま、これも1つの褒め言葉かしらん?)が急遽家に来るというので、しっかりしたお夕飯を作らなきゃいけなかったのです。
7:00頃、出てくる前に電話を頂戴ね、と言っていたのに。彼が来たのは、まだ7:00前。
まだ、ベッカムを横目に料理を始めたばかりだったけど、とにかく大慌てで用意

結局、次のポルトガル・オランダ戦も観戦しながら、ずっと飲んで、食べて、喋って。
「やば、終電の時間だよ!」と、彼は12:30頃、友達の家に帰っていったのでした。

残された私は、ドッと疲れが。
とても楽しい1日だったけど。何にも勉強してないわん。。。

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