うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

焼酎恋歌…

2006-06-10 05:12:22 | フランス(食べ物・飲み物)
今日も1日、とても良い陽気でした。
街を歩くと、既にタンクトップ姿がフツーに目につきます。
日中、気温は結構あがっているようだし、陽射しを家の中からみると、うわ~っ、スゴイ暑そ!と怯えるくらいなのですが。
地熱も未だ上がってないし、空気が乾燥しているせいか、私なんかは長袖のシャツ1枚で外出し、あれ。失敗したかな、上着をもってくるべきだった?と思うくらい、です。
でも。
いずれにしても、あぁヴァカンスが楽しみだわ!とすぐに想像してしまう、そんなステキなお天気。

と言っても。
とりあえず私の場合、来週の試験を思って勉強に明け暮れるしかない、はずなのですが。
佳境を迎えている全仏オープン・テニスやら、開幕したワールド・カップ サッカーの試合がついつい気になってしまう昨今です

しかも。今晩はそれだけでなく。
「焼酎に代わるお酒って何かないかなぁ?」なんて真剣に悩んでいたり…。



日本にいたとき、割って飲むお酒があまり好きではありませんでした。
所謂、酎ハイってやつ。
何しろソーダ系が全く駄目だし、時間が経つにつれ氷が解け、薄くなってドンドンまずくなるくせに量は逆に増える。ということが、どうもケシカラン、と。
大好きなシングルモルトや、カルヴァドスは、せいぜいオンザロックかミスト、或いは生のままでチビチビ、がお好みでした。

そんな中で、唯一、割って好きだったお酒が、「焼酎お湯割り梅干入り」。
えへへ
「そんじょそこらのオヤヂより、オヤヂらしい」と誇っていた私を納得していただけるかしらん?

何しろこれは、時間が少し経っても、濃度は変わらない。
ドンと安心感がありますね
それに。
食事の邪魔をしないで、ひっそりと力強くつきそってくれる、そんなイメージ。
因みに私のお気に入りは、「KOZURU」のexcellent、です。
大~好きな焼き鳥屋さんにはいつもボトルキープしていたし、一人暮らしの家にも欠かさず買いおきされていたもの。



しかし。そうは言っても。こちらに来て、焼酎が飲みたいなんて思うことは、滅多になかったのですが。(食事と気候のせいでしょうね。)
今日は、無性に欲しくなりました。

というのは。
ご飯と一緒にチョコッと楽しめる、且つ、お腹が一杯にならないお酒がほしいなぁ、と思ったから。

今晩は、餃子にしたので、晩酌は勿論ビール
結構すぐに飲んでしまったものの、お腹がいっぱいになってきちゃいました。
運動もしてないしねぇ…。

でも、食べるものはまだまだある。
…試験前でそんなにダラダラ飲むわけにもいかない。

∴ビールが足りないからといって、もう1本空けたら、食べる体制からは遠ざかる一方。
かと言って、今更ワインを開けて、明けてしまうわけにもいかないし。

そこで。
「あぁ!焼酎お湯割りが飲みたい!!!」と。

ほんとね、こうやって考えてみると、なかなか思いつかないんですよ、この焼酎に代わるお酒って。

だって食事と一緒が相応しいお酒類は、というと、ビール・ワイン・日本酒・真露・紹興酒。

ビール→どうしてもお腹がいっぱいになる。時間がないと駄目。結局食べられない。
ワイン→料理次第。しかも飲み始めるとたった一杯というわけにはいかず、結局その日は食事を楽しむに終始。
日本酒→ワインと同様。
真露→韓国料理との相性は勿論抜群だけど。それ以外は、ちょっと…
紹興酒→真露と同様。中華料理のみ。

となると、焼酎の代替品がみつからない。。。
食事を邪魔せず、でもチョッともう1杯だけアルコールで食欲増進したいなぁ。
という欲望を満たしてくれるお酒。
欲しいですねぇ。。。



今度、友達が日本から遊びに来るときは、日本酒じゃなくて焼酎を頼もう!と心に決めたのでした