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ドイツのケルンに行ってみた (1)

2016-02-15 22:02:37 | ドイツ関連
以前「ロビンさんのケルン/カーニバル講座 (1)」で予告(!?)したとおり、ついにドイツのケルンに行ってきました! というわけで、旅の準備から帰国までの一部始終(!?)を書いてみたいと思います。

まず、旅の準備について。海外旅行では機内持ち込み可能なサイズのバックパック1個と肩掛けかばん1個しか持って行かないのが私のルール。でも、今回はカーニバル用のコスチューム(忍者の衣装)やランニング用の靴・ウエア、ロビンさんとご家族へのおみやげなどでバックパック1個では入りきらないことが判明。仕方がないので、仮装用の地下足袋やロビンさんへのおみやげの1つだったコロコロクリーナー(ドイツにはこれがないのです)は持って行くのを断念。靴も普段履いているスニーカーではなく、旅行中はランニングシューズで通すことにしました。というわけで、最終的には以下の画像のとおり機内に持ち込み可能なサイズのバックパック1個と肩掛けかばん1個に収まりました。



お金は事前に大黒屋で1万円分だけユーロに両替しておきました。これで準備万端と思いきや、出発の前日、電気機器用のプラグを用意していなかったことに気がつきパニック! 慌てて秋葉原のヨドバシカメラで購入しました。ドイツはC型かSE型なので、C型とSE型の両方がセットになっているものを購入。ちなみにC型であればSE型のコンセントにも使えるのですが、私は現地でパソコンとスマホの両方を同時に充電することもあったので、2つあって助かりました。

いよいよ出発当日。飛行機は羽田空港12時40分発のミュンヘン行き。電車と東京モノレールを乗り継ぎ、出発の約2時間前に空港に到着。チェックインの際、全日空のグランドスタッフの女性に「液体はお持ちですか?」と聞かれ、「はい。小さな容器に詰め替えて透明な袋に入れてあります」と返答しました。というわけで、荷物は預けず、搭乗手続き完了。ミュンヘン行きと乗り継ぎ便のケルン行きの搭乗券の2枚をもらいました。搭乗予定時間は12時15分。「どうやってヒマをつぶそう」と考えたのですが、航空会社のカウンターからほど近いところに電気機器の充電ができる場所を発見。椅子もあったので、そこで本を読みながらスマホを充電しました。

ある程度充電できたので、セキュリティチェックの場所まで移動。何事も無く、搭乗ゲートまでやって来ました。予定よりも少し遅れたものの、いよいよ搭乗開始。私たちの乗る飛行機はR2-D2 ANA JETであることを発見!



ミーハーな私はかなりテンションが上がりました。座席のヘッドレストカバーもR2-D2仕様。



椅子に座り、いよいよ離陸準備。私の座席はA列だったのですが、B列、C列とも乗客がおらず、「3人分の席を独り占めできる!」とラッキーに感じました。離陸前、スター・ウォーズ仕様の照明になる旨機内アナウンスがあり、おなじみのテーマ曲が流れたのですが、マニアでない私は残念ながらその照明にスター・ウォーズらしさを感じることはできませんでした。

羽田空港の国際線を利用された方はご存知だと思いますが、飛行機は何分もかけて滑走路へ。そしてついに離陸! 機体は最新鋭のボーイング787-9型機。2年前のロシア旅行で乗ったB767とはえらい違い! タッチパネル式液晶モニターは当たり前、フットレストも装備。私が一番驚いたのは窓の「電子カーテン」。今まで乗った飛行機の窓には上げ下ろしのできるカバーがついていたのが、それがなく、外からの光をスイッチで数段階に制御する仕組み! 真っ暗にもなるし、完全な透明にもなります。すげぇ! 有料ですが、Wifiサービスも利用可能でした。

正直ここまですごい飛行機だとは予想しておらず、当初はミュンヘンに着くまでドイツ語の基本的な会話を暗記するつもりだったのですが、当然予定を変更。映画は現在まさに公開中の『オデッセイ』、『スティーブ・ジョブズ』、『ブラック・スキャンダル』など豪華ラインナップでしたが、今のところ日本では公開予定のない作品3本を観ました。

最初の1本はサンドラ・ブロック主演の "Our Brand Is Crisis"。2002年のボリビア大統領選挙戦で活躍したアメリカ人女性を描いた物語。まぁまぁ面白かったのですが、最大の難点は日本語字幕が実際のセリフよりも数秒早く表示されたこと。しかも字幕をオフにしようとしてもオフにできない! あまりにもうっとうしいので、音声を日本語にし、字幕を極力見ないようにするしかありませんでした。

2本目の作品はジュリアン・ムーア主演の "Freeheld"。警察官として23年間働いてきた女性が末期がんの診断を受け、パートナーの女性に遺族年金受給の権利が与えられるよう郡の立法委員会に訴えるという物語。これはとても良い作品で、日本で公開予定がないのを残念に思いました。

3本目はミッキー・ローク主演の "Ashby"。新しい高校に転校してきたエドは学校でいじめられるが、隣に住む変わり者の男性との交流を通じて、いじめを克服し男らしく成長していくという物語(このあらすじだけ読むと『ヴィンセントが教えてくれたこと』とほぼ同じ内容だと思う方も多いでしょうね)。これは正直私の中ではイマイチでした。まず物語に現実味がなさすぎるし、高校生を演じたナット・ウルフにもあまり魅力が感じられない。いろいろな意味でもったいない気がしました。

とりあえず今回はこの辺で。続きはまた後日書かせていただきます(何回続くことになるやら・・・)。

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