うさぎ! 書きまつがい! 映画! 音楽! お笑い!

平凡な日常だからこそ楽しんだもの勝ち!
http://twitter.com/usako_usagiclub/

慣れたと思ったら、実はそうでもなかったヘブライ語 (5)

2013-10-26 23:59:00 | ヘブライ語
水曜日はヘブライ語基礎・中級講座の基礎Ⅲコースの第5回目でした。いやー、早いものでこのコースも折り返し地点に来たということです。本当にあっという間。しかも授業は進んでいるのに、私のヘブライ語能力はあまり向上していないという残念な状況…。

まずは動詞の過去形の復習から。過去形で表記されているいろいろな動詞の一覧を見て、主語が誰か、そしてどういう意味かを解く問題。例えば「シャマルヌ שמרנו」だと「守る」の過去形で、主語は「私たち」を意味する「アナフヌ אנחנו」になるので、答えは「私たちは守った」という具合。これ主語が誰かはわかるんですが、単語の意味を覚えきれていない私には、動詞を訳すのが大変でした。

続いて動詞の過去形が使われている短い読み物の読解。ヘブライ語は語順が変わることがあって、例えば「その看護師は質問する」なら普通は「ハアホット ショエレット האחות שאלת」になるわけですが、その語順が逆になって「ショエレット ハアホット שאלת האחות」になっただけで混乱したり。自分はまだまだ全然ダメだな、と思いました。

さらに読解練習は続き、今度はさっきよりもずっと長い「キツネとブドウ畑 השועל והכרם」」という文章。太ったキツネが入り口の狭いブドウ畑になんとか入り、葡萄をたらふく食べるという物語。最後は皮肉な結末なのですが、どうやらユダヤ文化においてもキツネは狡賢い動物というイメージがあるようです。

お次は「頻度を表す副詞」を学習。ヘブライ語で1回は「パアム (アハット) (פעם) אחת」、2回は「パマイム פעמיים」、複数回なら「数詞+パミーム פעמים」という具合。また「時々」は「リフアミーム לפעמים」となります。逆に「一度も…ない」ということであれば「アフ パアム ロー… אף פעם לא」です。というわけでこれらの副詞を使った文章の発音と訳の練習。また、先生と生徒で「あなたはイスラエルに何度行きましたか?」や「あなたは時々イタリアンレストランに行きますか?」などの会話練習も。

お次は「先週、先月、去年」など過去を表す表現を学習。ヘブライ語では「先週に」は「バシャヴア シェアヴァル בשבוע שעבר」、「先月に」は「バホデシュ シェアヴァル בחודש שעבר」、「去年に」は「バシャナ シェアヴラ בשנה שעברה」となります。この שעבר は関係詞 ש とパアル動詞 עבר (過ぎる)の組み合わせから成り立っていて、前に来る単語が男性名詞なら שעבר、女性名詞なら שעברה になるというわけです。逆に未来を表す「来週に」は「バシャヴア ハバ בשבוע הבא」、「来月に」は「バホデシュ ハバ בחודש הבא」、「来年に」は「 バシャナ ハバア בשנה הבאה」です。この הבא の中の בא は「来る」という意味の動詞。前に来る単語が男性名詞なら הבא、女性名詞なら הבאה となります。

続いて「AはBに~を説明する」という表現の学習。例えば「先生は生徒たちに今日は宿題があると説明する」という文章は「המורה מסבירה לתלמידים שיש שיעורי בית היום」となるのですが、この שיש の最初の ש が関係詞の働きをし、この後に来る節が「~を」になるわけです。というわけで、この「AはBに~を説明する」というタイプのいろいろな文章の発音と訳を練習。さらにはこの ש +節が「~を」表す構文を使った長文の読解も。

最後はヒフイル動詞の現在形と過去形を少しだけ学習し、授業終了。毎回書いていますが、とにかく早くいろいろな動詞を覚えなきゃ!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする