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ルンルン東門~南門の空中散歩を楽しんでいると
岩切観音前にロープが張って有りました悪戯する人でもいるのでしょうか?
その脇には小岩で積まれたオブジェ・・・・
史跡としても大切にしたいこの鬼ノ城
いたずらはやめて欲しいなぁ・・・
発掘なども行われそれなりの物も発見され・・・
各門や角楼もなるべく忠実に再現され
地元の宝とウリは思っているのでみんなで守り・愛していきたいと思います
さて南門を過ぎ第2水門跡を過ぎると
グルッと道が回りこみます
この辺りになると~登り坂
久しぶりの里山歩きのウリにとっては最後の難所になります
石が敷き詰められた道が再現されていますが
実はこの外周の石積みは珍しい工法らしく
山城としては貴重だそうです
いよいよ西門への登り坂・・・
石で再現された坂道をぜ~ぜ~登ります
9月とはいえ気温はいぜん30度位のこの日・・・
汗がポタポタ・・・
のんびり夕涼みに来ていたご夫婦の目線は気になりましたが
ウリとしては必死
本格的な復活をかけたウォーキングなのです
西門にたどり着くと~門越しに涼しい風がウリを包み込みました
屏風折れの石垣の上でまったりしたウリ
今度は北門とは反対側を周回します最初はぐ~っと下って行きます
岩が多いので慎重に・・・
ここで何と走っている方とすれ違いました・・・妻だけじゃないんだ・・・
山道を走るトレイルランニングはブームのようで
ウリよりお年と思われる方でしたが
バリバリ走って行きました~~
歩くだけでも大変なウリには理解出来ない世界・・・
それに・・・
せっかく自然の中にいるのに
走り去ってしまったらもったいない気がします周囲を見ながらのんびり歩く・・
ウリはこのスタイルでこれからもいきます
さてこちら側の東門・岩切観音・南門は
結構updownがある場所が多くあり
少し大変ですが
それでも眺めはバツグンなのです!
東門手前から振り返れば先程の屏風折れの石垣が見えるし
遊歩道の片側は総社の町並みや田畑や
古墳なんかも見下ろす事が出来ます
空中散歩
ウリはこの部分を勝手にそう呼んでいて
鬼ノ城外周コースで一番のお気に入りの場所なのでした
鬼ノ城北門に登ったウリ
ココからは少し登る北側に向かいます
門を上がって左折
鬼ノ城は岩屋と違って遊歩道はかなり整備されお子様でも歩けます
駐車場から外周コースをグルッと歩くと約4km位かな?
他にもいろいろなコースが有りウォーキングセンター前に案内板があります
北門から遊歩道に沿って歩くと
左手に土塁が出てきますえ~と・・・
土塁は敵などの侵略を防ぐ目的で
横長に盛られた土の事です
遊歩道から外れ土塁の上を歩けるOPコースもあります
その先には記念碑が建っています
記念碑の先が~屏風折れの石垣
ココは西門のほぼ反対側になります鬼ノ城周回コースのビューポイントです
山々を望むように突き出した石垣の上部
ココには座るのに丁度良い岩が置かれていて
格好の休憩場所
さっそくウリも座って休憩します
冷たいドリンクを飲んで・・・(風が無いので)一服
静かに時間が流れ・・・心が軽くなる瞬間です
岩屋から棚田コースは
次々と棚田が見られるコースです
でも・・・一歩間違うと人様の田畑の中なので決してコースは外れてはなりません
コース脇には小川のせせらぎが・・・・と思っていたらゴ~ゴ~音を立てて流れています
山々に降った雨が用水路を流れているのです・・・
ちょっと不安な位の水量・・・・
用水路はきちんと作ってあるんですが
もし遊歩道の脇が崩れれば
「ウリ山歩き中におぼれる」的な事になりかねません
棚田コースはやがて舗装路に出ます
直ぐに鬼ノ城山側に遊歩道が続いています
北の吉備路学習の森
最近学習しても直ぐに忘れるので
学習はせずに北門の登り坂に取り付きます短くて急な坂道の北門へのアクセス道
久しぶりの里山歩きのウリにはこたえます・・・
ステッキに頼りながらヨレヨレ登って行くと~
目の前に北門と城壁跡が見えてきました
北門は再現修復されていて修復工事も一段落しています
でもウリは門の外の城壁跡が好き
こんな険しい場所も
昔は石積みしていたのかと思うとなんだか感動しちゃいます
岩屋休憩所から鬼ノ城方面に向かいますが
舗装路よりお薦めは
岩屋の棚田コースですこの辺りはちゃんと人々が暮らしていて
こんな山に囲まれた場所ですが
棚田が有り米を作っていますただ・・・心配なのは先日の大雨・・・
岡山県でも各地でかなりの被害が出ていて・・・
作物も相当なダメージがあったはずです岩屋休憩所から案内表示に従い降りて行きます
ココは二股になっているので
棚田と書いてある方向に進んで下さいね
少し行くと~立派に稲が実っていました!
少し風と雨で傾いている気はしますが
甚大な被害・・・はなさそうです良かった
恐らくこの鬼ノ城・岩屋は昔は一つの大きなコミュニティ
その食料生産の場所が
この辺り一帯の田畑だったと思います
竹林も炭焼き小屋もあり水も豊富だし木の実も多い鬼ノ城を取り巻く環境は山城コミュニティには
案外最適だったのかもしれません
でも・・・少し離れれば平野が広がっています
この山に篭った人々にはどんな制約があったんでしょう・・・
現在ののんきな世の中で育ったウリには
なかなか想像はできません
鬼の差し上げ岩からは
鬼のお昼寝岩・重田池方面に向かう道と
岩屋寺の石段を降りていき
岩屋休憩所方面に向かう道とに分かれます皇の墓・岩切観音に戻りたい時は
岩屋休憩所に向かっていくと分岐があります
重田池にも行きたいけど・・・
道中かなり低くぬかるむ場所のあるコースなので
今回は諦める事にしました岩屋寺の石段は・・・ちょっと荒れています
それでも以前は草や折れた枝が沢山ありましたが
現在は少し片付けられているようです・・・石段を降りると皇の墓分岐
元のコースに戻る場合はこちらに進みますが・・・
ここも以前はけっこう荒れていました
(今回は未確認です)
舗装路になると直ぐに岩屋の休憩所です
ココには
駐車場とトイレと案内板とベンチがありますさっそく休憩することにしました
9月にはいったとはいえこの日は気温30度位・・
コンビニで買っておいた凍ってるジュースを取り出しますコレ!優れもの!
今回はレモン味の凍ったジュースですが
コレに他のスポーツドリンク等をチビチビ足して飲むと
山の中でもいつでもヒエヒエの飲み物が確保できます
鬼の餅つき岩でゆっくり休憩します
大好きなおにぎりの具はありませんでしたが
こうして自然の中で食べる幸せ
そして~食後の一服
今まで何気なく行っていた事ですが
ギックリ腰でまったく動けなかった事件の後
この瞬間の幸せを再確認することが出来ました
さて
そろそろこの岩屋コース最大の見所に移動です
鬼の餅つき岩を降り
鯉岩と書かれた案内板を通過しますえ~と・・・
何度も歩いているコースですが
未だにこの鯉岩なるものがウリにははっきりしません
もっと手前にある案内標識の先には
まぁ・・・普通の大岩があるんですが・・・・鯉には見えないし・・・
鯉岩の標識辺りは急な坂になっています
ソコを下っていくと~
鬼の差し上げ岩です!大きくて何とも奇妙な岩・・・・・
大男が積み木をしたような天井部分の岩は
幅15m横5m圧さ5mものBIGサイズ温羅伝承・・・吉備津彦の鬼退治・・・
つまり桃太郎のお話の起源のような言い伝えがあって
「鬼」という概念が昔から根付いていた土地だったので
人間業ではない物は~きっと鬼の仕業だ!・・・となったようです・・・
屏風岩からコースに戻り
進んでいくと「八畳岩」がありますここでリュックを下ろして・・・休憩
すると・・・先程から絡み着いていたハチが
二匹リュックにとまりました
・・・・
ウリのリュックは赤色(大分色落ちしてますが)
しかし彼らは背当て側の黒い部分にとまり・・・何やら調べている様子・・・
ジ~っと待っていると
ウリの前を一回威嚇するように飛んで
やっと帰っていってくれましたリュックの黒い部分が気に入らなかったようです
さて馬頭観音から付きまとっていたハチも去り
ルンルン気分で先に進みます
この先にあるのが鬼の餅つき岩です
上部に登れるようになっていて
岩の上には丸い窪みがあるのが特徴餅つき岩かぁ・・・そういえばお腹空いたなぁ・・・
と言う訳で~昼食にします
今回もコンビニのおにぎりですが
いつものローソンにお気に入りの焼け鮭ハラミおにぎりが無く赤飯おにぎりと長崎の卓袱豚角煮おにぎりです
久しぶりに食べる山の中の道中のおにぎりはやっぱ最高です!
ハチにマークされ・・・・
おちおち休憩も取れませんが
先に進む事にしました馬頭観音からは岩屋休憩所に向かう道と
鬼の差し上げ岩に向かう道に分かれますもちろん鬼の差し上げ岩に向かいます
馬頭観音がこのコースでは
一番高所にあたる為その先は下り坂
いつもはそのまま真直ぐ進みますが
今回は屏風岩を見ることにします
南側に丸い岩が歩道の真ん中にある場所が分岐案内標識もあります
屏風岩はそこからググっと下った場所にあります
雨上がりでもぬかるむことはありません大きな迫力ある岩!
屏風・・・というよりマッコウクジラみたいな形です
見所の多い岩屋コースですが
ここもその一つただし下った場所にあるので
とうぜん帰りは登り坂・・・・
今回は長いコース設定ではないので寄りました
それにしても・・・・
ハチ・・・しつこいなぁ・・・・
汐差岩&方位岩を過ぎて
一登りすれば・・・馬頭観音です
ココにはベンチもあり休憩ポイントと考えていましたが・・・
ブ~ン・・・
低い羽の音・・・・
スズメバチ?アブ?
どうやらウリは彼らの何かに抵触してしまったらしく
マークされています・・・
何とかそ~っと歩きつづけますが
ウリの周りをブ~ンブ~ンと周回し続けます
馬頭観音に到着しました
リュックをベンチに下ろしましたが彼らはウリの目の前を飛んだり
明らかに敵対視しているようです
彼らの執拗なマークは止む事は無く
結局馬頭観音では休憩出来ませんでした
もう何かの印を付けられてしまったのかも・・・
猛暑が続いた夏・・・
そして大雨が続き・・・
ハチ達も気が立ってるのかもしれません
そういえば・・・ウリの大好きな那岐山でも
集団でハチに襲われた記事が新聞に出ていました今年の秋はハチの危険性が高いかも・・・