元気・現金大切に:百姓おじさんから

アオムシがチョウになる新鮮な変身を見習い、日々の生産に活かしたい。

百花の魁

2007-01-22 18:48:07 | Weblog

万葉集や古今和歌集の時代からウメの花は百花の魁として
愛でられてきました。
理由は寒さに耐えて厳しい環境で咲くために可憐で、孤高、気高い、
貞節のイメージが結びつくためでしょう?
わが園地でも早咲きの系統から咲き始めました、昨年より20日以上早く今年は暖冬です。
私たちはウメが咲き始めれば何か今年もウメ作りに弾みと意気込みが出ることは確かです。
ところで松竹梅なぜ縁起が良いのか「広辞苑」では、“松と竹と梅と。三つとも寒に堪えるので、歳寒の三友と呼ぶ。わが国ではめでたいものとして慶事に用いる”と紹介されています。
私は松竹梅を陰陽植物にに分けて考えました。
松は痩せ地・乾燥に強いこれは根が地中向かって伸びる力が格別あり、地の気を集める力がたくましいこれは陽性植物。竹は太陽に向かっていく成長力が強い、これは陰性植物。
ウメはこれらの植物の中間に位置し潅木性質がありやさしい中庸の性質が考えられる。この三体が集まることにより、自然界バランスが見事に取れるはずと思うのです。
松竹梅の陰陽説はあくまでも私の変え方です。