元気・現金大切に:百姓おじさんから

アオムシがチョウになる新鮮な変身を見習い、日々の生産に活かしたい。

ワラマルチ

2008-01-30 21:43:51 | Weblog

農園の畑地も今年でまる4年目
造成後植え付け苗木は小さかったが
樹も大きく成長しかなり見ごたえが出てきました。
しかし樹齢はまだ6年生ですから人間で言えば
やっと小学校卒業したようなものです。
これからが勝負です。
農園スタッフは今日も深耕跡の梅園地に
敷き藁を施しています。
敷き藁目的は保水性と土壌構造の維持、微生物性の改善
です。


緑肥栽培で連作障害解消

2008-01-29 22:05:22 | Weblog

同じ作物を何年も作り続けると病気や害虫が増えてきます。
土壌化学成分が偏って、土壌の微生物層が単純化し
特定の病害虫が増える傾向です。
忌地による連作障害といいますが。
対策のひとつにイネ科・マメ植物を
間作することにより回避します。
また輪作と言って色々な作物をローテションしながら
植え替え、作りかえる事も必要になります。
その他新土を投入したり、完熟堆肥を施用することも
必要です。
この園では昨年秋に日東化工サービスさん製造
(http://www.nitto-kako.co.jp/products.html)の
JA紀南梅堆肥(有機育ち)を施してエンバク播きました。

雪化粧

2008-01-26 07:34:25 | Weblog



積雪量は多くはありませんが
久しぶりの雪です。
樹木も雪があることによりチャージされます。
めざめの体内時計がより深くりセットされ
春の開花、芽が一斉に動きだします。
冬は寒く、植物の休眠深くないと作物はいいものができません。
これからの地球温暖化は樹木にとっても大きな試練です。
雪が珍しく色々な場所で撮ってみました。

研修会

2008-01-24 22:06:41 | Weblog

有機農法の研修を曇り空の暗い朝
開きました。
実践者の生の説明に参加者はやってみたい
自信もついたようです。
梅の有機栽培でも三つの豆が大事です。
手まめ、こまめ、足まめです。
手足を良く動かして働かせ、細かい観察と処方です。
三つ豆農法です。

ジュース

2008-01-23 22:03:38 | Weblog


済州等生まれのカンキツが
ジュースになりました。
糖度は12%あり、クエン酸は少し
高く2.0%ですが原液は飲めます
ユズと温州みかんをミックスした味です。
さっぱりとしていますが独特の味がします。
香酸カンキツと言われる分類ですが
今から数年前済州等に寄った際に、お寺の前の
庭木に植えていた樹の果実が地面に落ちて
いました。その種をもらって播いたのが
今結実するようになりました。

レシピ

2008-01-23 03:26:07 | Weblog

発酵酢漬けしたウメビネガーにオリーブ油加え
ドレッシング風にしました。
塩分が極度に少なく後味よい
さっぱりした梅のヘルシィドレッシングに
仕上がりました。
わが家のレシピ誕生それは →梅風味野菜サラダです。

有機梅栽培

2008-01-21 23:12:15 | Weblog



この園は
完全無農薬有機栽培を行なって15年目に入ります。
土作りは草生栽培です。
梅の樹勢は強く無いです。
やや弱く感じます。
園主は食のこだわりから始まり、米、野菜など
すべて家で作るものは全園無農薬です。
古い梅園は23年に入ります。
品質はA・B級が4~5割、BC級で6割です。
有機JAS表示で販売していますが
固定客確保までは大変苦労だったようです。


土壌病害

2008-01-20 18:09:43 | Weblog

梅作りの大敵はモンパ病です。
今日掘ってみるとかなり侵されて
います。
健全樹のつもりが。
病気の根絶は難しいですが、これ以上
増えないように予防することが大切です。
生物的防除で抗菌性の高い堆肥やイネ科牧草、
他の作物植えることも考えなければ。

根性がある梅樹

2008-01-20 07:55:44 | Weblog

大木で生産が大きい梅樹でした
しっかり深く根が張り、倒れにくい
樹です。
根は浅いとだめです。
少々の風でも倒れません。
外界からのストレスに強いというう意味です。
根性とは根の深さの度合いかもしれません。

剪定枝の処理

2008-01-16 19:03:44 | Weblog

毎年の悩みですが。剪定枝処理が
大変です。
かさばります。
循環型農法では出来るだけ有機還元することが
必要です。
シュレッダー処理で山になった剪定くずも半年すればなくなります
微生物の力で土壌にもどり消えます。。
土壌力です。お月さんには土壌はありません。岩石や砂埃はあっても。
地球上に微生物がいないと、1ヶ月でゴミの山が出来、半年でおそらく
あらゆる生物は存在できないと言われています。
人間の体内に棲む微生物も重要です。土壌微生物と同じです。
腸内微生物は免疫をつかさどっています。
アレルギーやアトピーは抗菌行動が高まるほど
強くなると言われています。腸内細菌フローラのアンバランスです。
口から食べ物入り食道経過し消化・排泄されるまでは
下水管と同じですから、とどこおりなく各器官で消化栄養吸収されることが
必要です。乳酸菌、大腸菌などの微生物が大きな役割果たしています。