元気・現金大切に:百姓おじさんから

アオムシがチョウになる新鮮な変身を見習い、日々の生産に活かしたい。

また不都合な真実

2010-04-26 07:41:47 | Weblog
昨日朝マイナス温度になりました。
約マイナス1度c
今年は遅くまで霜が
気象庁の予想では偏西風蛇行
による大気の乱れと公表するが。
百姓泣かせです。何度も植え替え
疲れてきます。
ポリキャップの中のかぼちゃも元気ない。


ジャガイモ芽再度芽が黒く・・・・


梅実も凍害、へこみ落ちる

キウイフルーツの芽も再度枯れる

中国の農と商工格差

2010-04-16 01:47:11 | Weblog

簡単な梅選別後

加工業者の30トン~50トンタンクで塩漬け


梅干果実はS級

梅生産の創意工夫や改善など日本では
10年前と比べたらかなり変わったと思っている。
当地福建省の梅つくりに
大きな変化は前に尋ねた少なかった。
農村部全体でも当てはまることかなとは思う。
牛耕し水田二毛作、2期作を手植えで
稲作営んでいる。のぞかな田園風景が広がる、しかし
このままでは食料輸入国に転じるかもしれない。
都市部と経済所得格差は
今後さらにGDPなど伸びに反比例し大きくなる一方では。
都会のサラリーは3000元/月くらいでこの10年
で5倍以上伸びたらしい。農村では700~1500元あれば
所得は高い層。
沿海からもっと山手に入ると格差は大きい
目覚しく発展・富めるこの国は一方では貧困を招いているように
見えるのである。しかし中国うめ産業も大きく変わる芽はいくつかあるようです。

最近の中国南部・梅生産事情

2010-04-14 21:46:59 | Weblog

山の上から梅産地・紅星郷を見ました。
中国南部・広東省汕頭に近い広大な梅の山畑です。
平地は少なく梅園は人海を生かした手堀開墾です。


収穫は若者が多い。硬い青梅です。地面のバケツに梅を投げ入れます。


二つのかごで約60kg、おこで担いで梅を運搬道まで運びます。
広い園内道は要りません、1m幅の狭い道に120ccクラス単車が侵入。積み込み

採ったら大きな肥袋へいれいざ市場へ直行。巧みに左右バランスとっています。

一人当たり約50kg~100kg/一日収穫、早速ちぎで重量計測。

日本ではs級くらいの小さな梅ばかり、不作ならもっと大きくなるはずだがならない。

簡単な選別で仲買いと取引。庭先価格、今年は不作で昨年の2倍の価格
約3元(日本円45円)

2泊3日の予定で本日14日まで
福建省紅星郷へ梅事情の視察。6名

梅は4月上旬ころから取り入れ今は中盤以降です。
作柄は悪く昨年の3分の一くらいとは、現地の
加工業者の話です。
今年は開花期以降の天候不順で品質も、もうひとつ、
何処の農民も天候支配されご苦労様です。
訪れた12日も半袖シャツでは少し肌寒い。
農民共同組織もありませんので生産体制も弱い?。
中国梅栽培農民の経営感覚は日本人とは違います。
1.現実主義である。(経営や栽培では来年以降のことはあまり考えない)
2.手入れはできるだけしない(剪定なし、施肥、防除、草刈など1回~2回まで)
など面白い合理的な行動様式?があります。
あと少し次回も
四方山話として載せていきたいと思っています。

園地改造

2010-04-09 02:40:22 | Weblog

小型バックホーにて
借地の水田を高畝に作り変えました。
周りが水田のため5月~7月どうしても水が入ってくるため
思うように良い野菜作れません。
永田農法のようなスパルタ栽培ではありませんが、
やや乾燥する土壌に美味しい
トマト、スイカ、イモなどが作られるのは
事実です。
私の描いているイメージ通りいくか、実験も加味された
野菜の実践地であります。

霜後遺症

2010-04-06 05:41:27 | Weblog

これは傷跡として残ります。

重症果では落果。
作柄は
残った梅果実が更に肥大しても
収量には影響受けそうです。
これから風害雹害の遭遇も考えられます。
不作のほうが在庫梅干の整理によいですが
わたしのような青果出荷者はそうも言っていられません。