真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

マインドコントロールとは何か より「破壊的カルトとはいかなる集団か」

2012-02-19 15:06:01 | カルト宗教

マインド・コントロールとは何か マインド・コントロールとは何か
価格:¥ 1,427(税込)
発売日:1995-08

第1章 破壊的カルトの活動とマインド・コントロールより

「破壊的カルトとはいかなる集団か」

 カルト(cult)とは、何らかの強固な信念(思想)を共有し、その信念に基づいた行動を熱狂的に実践しようとする組織化された集団のことをいう。「カルト」と言う言葉は、本来は、儀礼、崇拝、熱狂などの意味を持つ英語である。

~中略~

いうまでもなく、特定の信念に染まった実践活動をする集団というだけでは、何もとりざたすることはない。たとえ、その信念が、それを信じない人びとからみればどんなに荒唐無稽に思うようなものであったとしても、あるいは価値が低いとみなされたり、無意味であると判断されても、他人がとやかくいうべきものではない。

~中略~

しかし、カルトと呼ばれる組織の中には、その活動を危険視し、警戒すべきいくつかの特徴をもつ組織化された反社会的な集団が、外国のみならず日本にも数知れず存在するのである。そのような組織は「破壊的カルト(destructive cult)」と呼ばれている。

~中略~

 破壊的カルトとは自らの利益追求のためにあからさまな欺瞞をおこなう集団をさすと述べている。それらの集団はいろいろな装いをしており、表向きの姿は合法的で、宗教組織として真理を実践するものであったり、政治組織として理想的なイデオロギーを唱え宣伝する組織であったり、商業ビジネス組織として参加者相互の利益を追求、獲得しようとする組織であったり、教育や治療組織として誠実に来談者の心の傷を癒し、あるいは個人の成長を期待し、教育しようとする組織であったりする。
 しかもまた実際に、
たとえ破壊的カルトであっても、活動するメンバーたちは、これらの合法的で、時には崇高ともいえるような表向きの集団の目標をただただ一生懸命に遂行しているつもりだけの、純粋で誠実な人びとによって大部分が占められている。このことは経験的な知見だが、まちがってもその組織そのものの性格と、それを構成するメンバーの各人の人格とを混同してはならない。この点は、はっきりと注意しておかなくてはならない。つまり、彼ら自身、自らの集団の舞台裏の構造や活動はおろか、舞台裏の存在すら知らない場合が普通なのである。これまで日本人は、こうした「表」と「裏」の二つの顔のある組織に対して無防備であり、ジャーナリストや学者さえも、こうした集団の表面的姿だけを紹介して評価してきたのである。
 それぞれの破壊的カルトの真の活動目的が何なのか、はっきりと見えないことが多い。それは組織のトップ・リーダー、あるいは一部のメンバーしか知りえないことであったりする。しかし、彼らの実際の活動の様子やその活動から生み出された事象から推測する限り、どんなに信教の自由を尊重して偏見的推察を排除しても、表向きの目的とはまったく異なる目的があるように思えてならない。
少なくとも、組織のトップや一部の幹部には別の目的があると考えないと、彼らの活動は納得のいく論理的な説明がつかないのである。
 その目的は、経済的利益をあげることであったり、政治的かつ社会的支配者になることであったり、あるいは何か国家や社会に対する恨みをはらそうとしている場合があるかもしれない。私には、破壊的カルトは、そうしたごく一部の人の真の目的を、偽りと表向きの目標のために集まった純粋な人びととで装い、宗教、企業、共同体、結社、治療集団なとと類される集団として組織されているとみえる。あるいは、場合によっては、組織の発展の中途において、いつしか反社会性に関与する組織に変貌させて「裏の顔」をもつにいたった場合もあるのかもしれない。

後略~

今回は創価関連の本ではなく、マインドコントロールについて書かれた本より紹介です。

この本の中には創価学会のことは一切出てきません。暗に創価学会のことを指している風でもありません。

しかし、この最初の部分だけでもかなり創価学会を彷彿とさせる内容が展開されています。

学会問題を語るときに度々この「マインドコントロール」という単語が出てきますが、学会員さんたちにとってはまさに「ハァ?」という感じでしょう。

そんなことされたことない、そんなことをしている人を見たことがない、幹部だがそんな指導はしたことがない。そう思う方が多いでしょう。

そうでしょうとも。

私は、あの池田氏でさえも、「マインドコントロールするんだ」という意識を持って会員に指導や話をしたことはないと思います。

会長以下、第一線で活動する指導陣、幹部たちも同様でしょう。もし「これはマインドコントロールである」という意識を持っている人がいたとしても、それはごく一部でありその人らが組織を動かしているわけでは全くないでしょう。

ではなぜ、創価学会ではマインドコントロールが蔓延していると思われるのか。

ただその知識がなかっただけで、池田氏の人心掌握術、集団真理の操作の極意が、マインドコントロールと呼ばれるものに該当するというだけです。

そもそもマインドコントロールという単語で心理学的に研究され始めたのだって、そんなに昔のことではありません。

「マインドコントロール」という単語が世に存在する前から、これらの手法は存在していたのです。かのヒトラーも池田氏と同様な感じで人の心を纏め上げていたのでしょう。いや、逆ですね。池田氏がヒトラーを真似たんでした。

池田氏は自分で「私が学んだのは帝王学だ」と述べています。

まさにこれが、集団をある目的にそうとは気づかせずに向かわせる「マインドコントロール」の手法なのではと思います。

「マインドコントロール」は特別な心理学の知識や技術が必要なわけでも、訝しい薬品や機械が必要なわけでもありません。

私たちの普通の日常にも無自覚にありふれています。

それを意識して自己の利益のために利用する人や集団もいる。

正しい知識を持つことが、まず自己防衛の第一歩ではないでしょうか。


10 コメント

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ねまさんへ (クロ)
2012-03-11 02:16:17
ねまさんへ

お久しぶりです!コメントありがとうございます。


>いかに『麻痺』しといてもらえるかがカギになってますね。

そうなんですよね~。
忙しくて考える暇もないほどに活動活動活動と追い立てる。
そうすると「なんでこんなに忙しいんだ?」ということすら考えなくなってしまう…。
負のスパイラルのできあがりですね。
「麻痺して」いるから活動するのではなく、「活動する」から麻痺してしまう、のだと思います。
だから学会はこれでもか!というほど目の前に課題を与え、活動することを推奨するのでしょうね。
ほんと、離れて見れば簡単に分かることなんですけどね。
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ちょっと前の米軍の訓練法(ヤバイので放棄された)... (ねま)
2012-03-04 16:13:52
ちょっと前の米軍の訓練法(ヤバイので放棄された)のときもそうなんですが、

いかに『麻痺』しといてもらえるかがカギになってますね。

距離をおいてみればツッコミどころだけけですし。それこそ河童さん指摘のQ&Aのように。

特にQ9はひどすぎ。

Q9 忙しいから信仰するヒマがない →A9充実するから忙しく感じないよ(意訳)

まっとうに、『忙しいと認識するひと』がおかしいんだと言いたいようですね。

これで丸め込むのに成功している実績から来ているのが悲しいところ。



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希望さんへ (クロ)
2012-02-26 23:28:41
希望さんへ

こちらでのことをご紹介くださり、ありがとうございます。

興味深い情報ですよね。真相が気になります。
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河童さんへ (クロ)
2012-02-26 14:57:27
河童さんへ

「絶対正義」の呪縛、恐ろしいものがありますよね。
人間、特に日本人はこう言い切られると弱い人が多いと思います。
先日もテレビ番組で日本人は遺伝子的に「不安感」を覚えやすい人が98%を占めるといわれてましたし。(黒人で60数%だったかな?)
この「絶対正義」に取り込まれてしまえばとんでもない考えや行動に走りますが、入り口の部分では仰るような安心(楽チン)を求めてのものなのでしょうね。

さて、聖教新聞での矢野氏の裁判和解の情報、ありがとうございます。
ここに来て和解ですか…。
矢野氏側としては、和解するなら最初にしていたんじゃないかと思うんですが(それなりの裏取引も持ちかけられたでしょうし)、このタイミングは何でしょうね。
和解内容が聖教新聞には載らないにしても、非公開であるというのも気になります。
素人の勘繰りですが、秋谷氏脱会の噂、あるいは池田氏死亡の噂と関連しているのかな…なんて。
矢野さんもお年ですし、最初の頃の憤りが収まってきて矛先を下げただけかもしれませんが。
けれど乱脈経理の巻末にはこれからまだ告発本が続くようなことを書いておられただけに、急転換な雰囲気は否めません。
これで本当に矢野氏がなりを潜めるとしたら拍子抜けにも程がある気がしますがね。

「仏法対話のすすめ」w
そもそも学会では仏法も対話も、実践も推奨もされていないのが現実なのでは!
そこからつっこまなければなりませんねぇ。


>翻訳の基本アルゴリズムは師弟不二であり、本部打ち出しの活動原理はことごとく文底解釈であるところの「センセイのお心は○○のはずだ」となります。
>これらに異を唱えることは“信心が足りない”とされるのが創価学会の病理です。

まさにこれです。
表向きはキレイゴトなんですよ。けれど学会員さんたち個人個人がそのキレイゴトをそのままやっていたら、「信心が足りない」とか「センセイに報告するためには」とかその他諸々の言葉で、ある一定の方向に自ら考えて修正していくようになるんです。
それがまさにMC。
この表裏の存在こそがカルト宗教の典型的な在り方だというのに。
それぞれの答えに対しての河童さんのツッコミがあまりにも的確で、ちゃんとしたボケとオチみたいで笑えます!
現代版の折伏経典とのことですが、これも内部に向けての引き止めの一部のような気がしますね。
幽霊部員と化した二世、三世はもとより、学会から心が離れそうなギリギリの活動家に向けてのものなのかとも思えました。
それぞれの質問、今の学会員さんたちの悲鳴にも見えたものですから。
今の学会、新たな入会者よりも現存する活動家の引止めのほうにこそ、重心を置いてそうですしね。

河童さんのコメントはそれぞれが一つのブログ記事に相当するくらいの質量があります。
こうしてお時間を割いてコメントして頂けて、とても有難く感謝しております。
連投・長文なんでも来いですのでwこれからもよろしくお願いします。
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希望さん (河童)
2012-02-26 11:19:40
希望さん
ご無沙汰しております。
あらら、お恥ずかしい。
それにしても双方共にメリットがあるとも思えない裁判終結の発表を“あの聖教”が行う真意が分かりませんね。
裁判官の勧告の中に“社会的影響への配慮”の一環としての広告が含まれていたのでしょうかね?

「第三文明」の本年2月号の付録に「仏法対話のすすめ」(20問20答)なるものがあります。
現代版の折伏教典と思われますが、書かれている内容は現場実態と大きく異なる“きれいごと”で埋められています。
これを信じて入信してしまうと、賢明ならば後悔し、愚かならば家庭を崩壊させる因になると感じます。
学会本部がこれらの“きれいごと”を語りながら、その本音は中間幹部たちの翻訳・口伝によって現場に展開されます。
翻訳の基本アルゴリズムは師弟不二であり、本部打ち出しの活動原理はことごとく文底解釈であるところの「センセイのお心は○○のはずだ」となります。
これらに異を唱えることは“信心が足りない”とされるのが創価学会の病理です。
現場実態との乖離に対してこの「仏法対話のすすめ」は強力な言質になると感じます。
例えばこんなものがあります。
(一部要旨抜粋)
Q1 そもそも宗教に興味が無い
A1 冠婚葬祭の儀式でしかないものや、世界観で一般社会との間に壁を作っていくようなものが、「宗教」という名に値するのでしょうか。
  本来、宗教とは生き方そのものです。・・・一歩深い人間の問いかけに答えていくことこそ、宗教が果たすべき役割です。
(一般社会との間に壁を作り、一歩深い人間の問いかけに答えず、現場が自己責任で暴走するのを期待しているのが創価学会です)

Q2 今の自分には必要を感じない
A2 自らの努力を放棄して“絶対的・超越的な存在”に未来をゆだねることで事足れり、とする宗教が多いのは事実です。
 ・・・創価学会の信仰は、そうしたものとは全く異なると断言できます。「必要ない」というのは簡単ですが、あなたの可能性を最大限に引き出すチャンスを見逃すのは、もったいないことです。
(会内に日蓮と同等以上に祭り上げた永遠の指導者を置き、強制的に師弟関係を迫るのが創価学会です)

Q3 人に言われてやりたくない
A3 「やる」「やらない」の決断はあなた自身が下すものです。・・・対話を否定し、「よい」と思うことを「よい」と語らないところに真の信頼関係が築けるとは思えません。
(出生と同時に強制入信させられて悩んでいる2世3世の声を聞かず、“一家和楽”だとして是正しないのが創価学会です)

Q9 忙しいから信仰するヒマがない
A9 創価学会の信仰とは、今ある日常の活動に“何か新しい項目を加える”というものではありません。・・・学会が行っている信仰や活動は、自身の人生や日常活動を、今以上に充実させるためのものであり、決して「やることが増える」とか、「忙しくなる」ということを意味するものではないのです。
(これを聞いて怒らない学会員はいるのか? 新聞、選挙、財務、各種PR活動・・・これらに忙殺され家庭や自分自身を省みることが現実に出来なくなるのが創価学会です)

その他20問全て突っ込みどころ満載です。
学会のダブルスタンダードぶりを攻めることは、存続の正当性を揺るがす根拠になると思えます。
「入信してびっくり」の詐欺みたいなものですから。

クロさん、連投・長文ごめんなさい。
返信する
河童様 (希望)
2012-02-25 16:19:09
河童様

 矢野氏の裁判に関する情報を教えて下さり、ありがとうございました。

 私は、現在も聖教新聞を購読していますが、全く気が付きませんでした。

 なお、勝手ながら、河童様のコメントは、私のブログでも紹介させて頂きました。
返信する
少しずつ情報が出てきましたね。 (河童)
2012-02-24 21:21:42
少しずつ情報が出てきましたね。
矢野氏の裁判の件、あるジャーナリストによれば和解対象は係争中の4件であり、これまでの全ての争いに対しても和解したようなニュアンスですが、和解内容は非公開・・・だそうです。
何だかさっぱり分かりませんが、本家本元のはずの聖教新聞の報道内容は余りにも中途半端なので、和解したものの矢野氏との争いの数の多さやその内容には触れたくなかったのかとも思わせます。
しかし何故今、和解なのでしょう? 矢野氏も今年80歳ですが、人生の最終章を争いごとにしたくなかったのでしょうか。それとも何か大きな取引があったのか? もし全面和解となれば「乱脈経理」が最後の告発本になってしまいまい大変残念に思います。
聖教は普段からバイアスかかりまくりの報道姿勢なので、彼の国の新聞のように定点観測してその変化から真実を読み取るインテリジェンスの手法が必要みたいですね。疲れる新聞です。
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学会内では自分達を省みる意味でのマインドコント... (河童)
2012-02-22 12:56:17
学会内では自分達を省みる意味でのマインドコントロールという言葉は聞いたことがないですね。
芸能人のMC被害をメディアで知り、他人ごとのように「馬鹿だね」という会話はよく聞きますが。
センセイ本人も学会首脳も当初は技法としてのMCをどこまで意識していたかは分かりませんが、単に「素晴らしい指導力」として称賛していたのでしょうね。
しかし近代の精神分析に当て嵌めれば学会指導はMCそのものと言えそうですから、これを知識人たる学会首脳が認識しないはずはなく、更に現代風の技法を加えてより分かりにくく補強しているとも思えます。

学会員へのMCの根幹に「絶対正義」というのがあります。これは題目以上に強力な作用を持つ言葉であり、次のようなスパイラルを生みます。
絶対正義だから安心(楽ちん)、絶対正義だから勝利する(勝たねばならぬ)、絶対正義だから拡大する(世界が認める)、絶対正義だから従えば幸福になる(大聖人・センセイ直結)、絶対正義だから疑うと不幸になる・・・
故にこの「絶対正義」を崩せれば脆いものだと思います。「絶対正義」であるが故に、そこら中に放置された僅かな問題点ですら目をつぶり無かったことにせざるを得ない。ましてや新聞・選挙・財務といった主活動に包含される大きな問題点に言及すると、漏れなく「乱心認定」されます。
そうした意味では貴ブログ等のアンチサイトによる「絶対正義」への批判の社会的意義は大変大きいです。頭が下がります。時として批判ネタのソースの信頼性云々が論じられることもあるかも知れませんが、一時的にはそれも含めて先ずは学会員の目を覚ます切っ掛けを与え続けることの方が尊いと考えています。


ところで昨日の聖教新聞に珍しい記事が載りました。
タイトル:「矢野氏との裁判終了」
これを読む限り、次のことが分かります。
・矢野氏が学会に対して人権侵害の裁判①を起こしていた。
・この裁判①が週刊誌の記事になった。
・学会の谷川氏がこの記事は自分への名誉毀損だとして裁判②を起こした。
・谷川氏の裁判②は社会的に好ましくないとして裁判官から当事者に取り下げ勧告があった。
・当事者は受け入れて裁判②が終了した。

印象操作風のタイトルからは全てが終了したように見えますが、終わったのは②だけ。①がどうなっているのか分かりません。
そもそも裁判記事が聖教等に載るのは勝った場合が99%なので、和解記事を載せるのは異例のことと感じます。
つまり谷川氏の間抜けぶりを学会員に知らしめる必要があったのは・・・次期会長の座で対立候補とされるM氏?なのか。
既に聖教新聞社はM氏に掌握されている?・・・・な~んて勝手に想像していますが、脱会の噂のある秋谷氏の動静も含めて目が離せなくなってきました。
そういえば何かの裁判で谷川氏は矢野氏への「脅迫の事実」が認定されていたらしいですね。副会長なのに。事実とすれば一体どういう会なのでしょう。
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トニーさんへ (クロ)
2012-02-21 21:01:17
トニーさんへ

仰ること、もっともだと思います。
学会職員や上層部にいけばいくほど、信仰心は皆無に近いでしょう。
「創価学会に悩むすべての人へ」というブログがあります。
ここでの「真面目な創価学会員が実験を持ったほうが、創価学会は危険!」という記事に出てくる「真のバリバリ創価学会員」という学会員像が、トニーさんの仰る首脳部に近いものがあると思います。
http://blog.goo.ne.jp/kim_jung_nam/e/1cc391cb2d8d4b27a042499aebd5dbe6(創価学会に悩むすべての人へ)

今学会を運営しているのは、創価学会で利益を得ている人間だと思います。仰るように決して信心深い人間ではありません。
そしてそれらの首脳陣は、もれなくマインドコントロールを会員に駆使しています。
それが仕事ですからね。
彼らは「こうした方が学会員は(タダで)よく動く」「こう言えば学会から離れ(られ)ない」ということを既知しており、アメとムチの使い方をよく心得ています。
池田氏が言った「休む間もなく活動させろ」という言葉もそうです。
まさしくこれらはマインドコントロールの手法です。
でも実際、この首脳陣、心理学やマインドコントロールを学問として勉強したり書物を読み漁ったりしたかといえば、私はそうは思いません。
まあそういう人も中にはいるかと思うんですが、大多数は経験則的に、また脅して宥めるという人の心理に付け込んで、そういった方法がより信者を学会のために働かせ、学会にお金も労力も貢ぎ心酔するのだと知っていただけではないかと私は思うのです。
だって昭和の初めの頃から変わっていないんですから、当時からMCのことを意識してやっていたとは思えません。
今の時代、こうしてネット情報もマインドコントロールという言葉も浸透していますので、「あ、今までやってたのマインドコントロールだわ」と気付いてやっている人は多いでしょうけどね。
ですから私が記事で書いた意味としては、人の心を縛る目的と意図は持っているがそれを世では「マインドコントロール」と総称する、という意識はないのではないかということです。
テコの原理の名前(支点・力点・作用点)や公式は知らなくても、テコの原理は使えるということです。

しかし、ここまで書いておいてなんですが、あれですよね…。
学会ならやりそうですよね、マインドコントロール研究みたいなことw
表向きは信仰を深めるための心理的な研究みたいなふれこみで。秘密部署とか存在したりしてw
そういう想像に事欠かないのが、学会クオリティーだと思います。
返信する
一つ反対意見があります。学会の首脳部には、末端... (トニー)
2012-02-21 15:17:39
一つ反対意見があります。学会の首脳部には、末端会員をマインドコントロールしようという明確なる意図があると思うんです。
いぜんにもコメントしましたが、もし偽田代作を始めとする首脳部に信仰心があったなら、勲章や高額な俸給を受けとるなどといった欲望の限りを尽くすなんて行為は、罰が怖くて出来ないでしょう。僕が知るアンチブログ主の方は、若い頃、偽田代作を男としてもてなした「悦ばせ屋」だったご婦人の方を知っていると証言しています。
そうやって甘い汁をすする一方、無冠の友と称してほとんど無報酬の新聞配達員へと婦人部を借りだし、人間教育の場と称して若い男女を人件費ゼロの労働力として会館でこき使うのです。更には、退転や学会利用は地獄に堕ちるなどと恥ずかしげもなくハッタリかまして会員を脅す。前述したように首脳部に信仰心はないと断言できます。これはつまり事実上「退転した」と言って過言ではないでしょう。また、学会を利用しているのは一体どちから、という皮肉な逆説が成り立つことなんて、もはや論じるまでもないことです。
脅すということは、ビビってもらわないと困る、ということです。人間が本来持っている恐怖心を悪用しているのです。さも現代の聖職者みたいな澄ました顔をしてますが、その実、首脳部なんて本質的には893と変わらないんです。歩行者が信号を遵守するのは、道路を往来する車にはねられたらどうなるか、恐怖心をもってして知っているからです。それと同じ作用が働くよう、首脳部は「学会の主張を遵守せよ。さもなくば不幸になる」とマインドコントロールしているのです。

言いなりにならなくても不幸になどなりはしないと社会にメッセージを伝えることがアンチブログの役目です。更なる発展を期待しています。
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