真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

マインドコントロールとは何か より「入会・脱会の自由剥奪」

2012-03-25 16:35:18 | カルト宗教

マインド・コントロールとは何か マインド・コントロールとは何か
価格:¥ 1,427(税込)
発売日:1995-08

第1章 破壊的カルトの活動とマインド・コントロールより

破壊的カルトの反社会性

(2) 入会・脱会の自由剥奪

 次の特徴は、個人が組織のメンバーになることやメンバーが組織から脱会することの自由が、剥奪されている組織だという点である。これは彼らの集団が単に一般社会と隔絶した閉鎖社会であるというだけのことではない。破壊的カルトは、無論、表向きには入・脱会は個人の自由であると主張する。しかし、もしある個人が仕事や学業をやめて「出家」のようにフルタイムのメンバーになることに躊躇したり、また、もしあるメンバーが、何らかの事由によりその集団にとどまる魅力を失って離脱したいと思っても、身体的、精神的、あるいは社会的に離脱していくのが困難な状況が形成される。

~中略~

 次に精神面において、破壊的カルトのメンバーは、その集団内だけが安全な場所であり、集団の外部に出ることは身の破滅につながるというように、神経症的な恐怖感を植えつけられている場合も多い。入会においても、メンバーになって活動しなければ、自分や家族、果てには人類の滅亡しかないと信じさせてしまい、入会だけがそれから逃れることのできる唯一のものと信じさせることがある。
 そして社会面においては、破壊的カルトでは、個人がメンバーになるときに、貯蓄や不動産なども含む全財産を寄付させ、家族や親族、仲のよい友人も含めて、通常なら手助けしてくれる対人関係を完全に断ち切らせてしまうことが多い。それによって、もしある個人がその組織を脱会しようとしても、新しい生活の支援となる社会的・経済的基盤が存在しないのである。このように、破壊的カルトは個人の自由を蹂躙する。

創価学会の場合ですと、まず学会家庭に生まれた子供がほぼ例外なく自動入会しますので、入会の自由は消滅していますね。

また私の身近で実際に本人に聞いた話では、「学会に入っていないから不幸(事故)に遭ったのだ」とか、「学会に入らなければこれからも不幸なことが起こる」といった脅迫めいた勧誘文句があります。

このような考え方は、上記の赤文字の部分に相当するでしょうね。

また私自身脱会していますが(たぶん)、私のように信心もなく活動経験もない幽霊二世学会員でも親からの干渉やらなんやらで、到底「自由に脱会」したとは言えない状況です。

何度も書いていますが、私は生まれてこの方、学会の活動経験は全くこれっぽっちもありません。信心のカケラもありません。それは母親も承知しているんです。

しかし驚いたことに、母親はその子供が脱会するということに半狂乱で引き止めに入るのです。学会に入っているということだけで、何らかの加護を得られているとでも思っているか、形ばかりの脱会でも恐ろしい罰を受けてしまうとでも思い込んでいるのでしょう。

未活動状態を認めていても、脱会はまた特別なんですね。

その感覚が私には理解できませんが。

母親の精神構造が学会によっておかしくされていると、実感したイベントでしたね。脱会時期は。

けれど逆に学会員さんにはこちらの感覚が理解できないんでしょうね。まったくもって深く暗い溝です。


9 コメント

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ドアホンが鳴ります。 (河童)
2012-03-28 22:08:25
ドアホンが鳴ります。
「○○教の者ですが、昨今の日本の厳しい状況に希望を見出すべくご案内をしております」
「申し訳ありませんが興味がありません」
「では冊子をポストに入れさせて頂いてもよろしいでしょうか」
「はい、有り難うございます」
こうして参考に手に入れた幾つかの教団の冊子が多数あります。
読んでみて驚くのは、語られる数々の信仰体験の先にある結論としての指導者や諸活動の宣揚が、これらの名称を置き換えるとそのまま創価学会のそれと殆ど同じだということでした。
私がエア活(実質的非活)になって確信したことは「理にかなった方法を信じて努力し継続すれば願いは実現しやすくなる」という入会前に否定された世間ではごく当たり前のことでした。「学会活動でしか真の幸福は得られない」などという独善が未だにまかり通るのは学会内だけのことです。
自身の精神的ステージが学会活動によって引き上げられたのなら、それを功徳と言うのかも知れません。しかし残念ながら学会の指導レベルは決して高いとは言えず、救われたり成長できるのは社会的・精神的弱者の一部だけであったり、たまたまピンチを迎えていた時であったりと、極めて限定的、小乗的、方便的な教えだと感じます。故にこれらの人々でも一定のステージ以上の境涯にはなれません。
学会活動によってハチャメチャな人が少しマトモになった、おとなしい人が図々しくなった、というのはよく目にしますが、普通の人、マトモな人、立派な人がより立派になったというのは殆どお目にかからず、逆に非活化や脱会したという話はよく聞きます。
会合でも聖教新聞の「体験談」に感動した話が取り上げられますが、これは感動するように書かれているので好意的に読めばそれなりのインパクトがあります。しかし冷静に読めば根性論や周囲の協力の賜であり世間の成功談と大差はありません。しかも会内のチャンピオンサンプルを更に粉飾していますから、半値八掛け二割引で評価しなければいけません。
何故そんなことを言うかって?私の親族が新聞に登場してますので。実態を知っていたら馬鹿馬鹿しいやら可笑しいやら・・・本当に。
これが学会の実情なんですね。座談会での体験発表の少なさを考えてください。そして同じ人が何年も前の同じネタを繰り返すのは何故でしょう。
もう覚醒者にはバレています。学会は日蓮仏法を悪用して一部の過激派と多くの羊の群れを囲い込んでいるだけの営利・利権・権力団体であると。

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クロさん、はじめまして。 (レム)
2012-03-30 23:46:24
クロさん、はじめまして。
ここはとても居心地が良いサイトですね。

私も2世で活動家でしたが、つい最近覚醒しました。
妄信の母がいたので迷いましたが、私には役職や無冠などの仕事が様々ありましたので非活になることは許されず、思い切って全てを同時に辞めなければなりませんでした。

子供も一緒に脱会し、勝手に入会させた事を謝りました。

地区の部員さんにも啓蒙を煽っていた立場で、マイ聖教も最後の手段のように使ってました。今思えば迷惑な話です。でも、当時は正しい事と信じて疑わなかった。

今はマインドコントロールやアダルトチルドレンの本を読んでいます。
「あ~!そう、そう、そうだった!」と。
身に覚えのあることが本当に多いです。
今まで心の中に渦巻いていたものが明らかになるにつれて、学会に対しての強い怒りが出てきています。
財務も‥かなりな金額ドブに捨ててしまいました。
公明党にもいつの頃からか毎年お金払ってました(怒)
うち、母子家庭ですよ!

もちろん、母には事後報告です。止められるの分かってましたから。
縁を切る切らないの話にもなりましたが、最近は向こうから連絡してきてこちらの様子をうかがって(としか思えなくなっています)孫達に会いに来ます。
でも‥
きっと母は祈ってるんです。
また学会に戻ってこれるように。現証(=私にとって悪い事)が起きて学会の正義が証明されると信じて。

私はもう以前のように、母と本音で話す事ができなくなってしまいました。
実は今度の日曜日、母が会いに来る事になりました。
「みんなで一緒にご飯食べよう。」
ということらしいんですが。
一言でも信心の話が出たら、私もどんな言葉を発するか分かりません‥。
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青い文字を読んでて、てっきり池田創価のことで・... (kan)
2012-03-30 23:59:02
青い文字を読んでて、てっきり池田創価のことで・脱会した本部職員か誰かが書いたのかなぁと思ってしまいました。
内容がまるで「池田カルト」そのものですね。
著者も意図してるものがある気がします。

河童さんのコメントで聖教新聞の「体験談」のことに触れておられます。
実名で確かに事実なですが、とにかく記載表現が大袈裟なのですよね^^;。
全く知らない人が読むと、さもこの幸せな状況が一生続くような思い込みをしてしまいますね。

聖教の記者が記事のためある会員さんの体験談取材をした際、話を聞いてると確かにいい体験なのだが“創価学会の信心だからこそ!”というほどでもなく、ましてや他に悲惨な事柄もいろいろあり普通の人生なので、体験談記事適用はどうか??と上司に尋ねました。

「いいところだけ書けばいいのだ!
それが広宣流布なのだ!」
そう言われたそうです。
本人がブログでそう言ってました。

ボクも不思議だったのです。
聖教や大百には読んでて感動するような体験がよく出てるのに、何故自分の周りには、何十年経ってもいないのか?

人生を生きてりゃ、宗教など関係なく誰しもいい事もあるし・辛い事もあります。
要はその“いい事”を功徳だ!と思わしめて体験談にしてるだけだったのです。w
いい事や嬉しい事は、みんな創価学会の信心のおかげ!
そんなふううに洗脳し、MCしてるだけだったのです。
会員さんのの真面目さや誠実さや努力を利用し、宗教団体の宣伝に利用する。
実に汚い輩です。「泥棒」です。

あぁ、そういえば随分前ですが、ボクの生活圏内に、二人だけ聖教の全国版に載った体験談の持ち主がいましたね。
事業で成功した体験談でした。
へぇ~、凄いもんだ!と憧れながら新聞を読んだものです。

現在は二人とも倒産し、何処で何をされてるのか・・・誰も知らないようです。
景気の流れで、そりゃあ低迷する時もあるし・倒産も仕方ない時もあると思います。
でも、ちゃんとした普通の生活をおくってるぜ!♪という実態はあってほしいものです。

それなら、なるほど!福運とはこういうことか!とも思えますが、いい時だけ・いい事だけ大袈裟に載せて、あとは知らん顔。
それでは「福運」が聞いて呆れる!
十数年前から、そんなふうに思っています。

家人も昔、聖教の体験談に載りました。
彼女はその絶対の確信で生きています。
ボクも、その気持ちは人間としてよくわかります。
ボクは反対したのですが、本人の希望で幹部となり、いろんな人たちとの折衝や会員さんとの交流で人間的にも強くなりました。
人を見る目や瞬時の判断力も素晴らしく、全てにおいて手際がいい人間に成長しています。
ボクも生活上において・ある意味では助かってる部分もあります。
家人は数少ない、創価によってのメリットがあった人かもしれません。

子供たちを立派に育て上げたのも、家人です。
ボクは何にもしてなくて、ただ酔っ払ってただけです^^;。
ただ、偉いのは家人であって・創価学会ではないのです。
子供がちゃんと伸びたのは、決して創価のお陰ではなく・その子たちの人間性や誠実さや努力ゆえです。
家人のひたむきな子育ての賜物なのです。

讚えられるべきは、家人であり・その子供たちです。
創価学会など全く関係ありません。
もし家人が創価のお陰だ!と思うなら、それは子供たちに失礼ですし・何よりも自分自身に失礼です。
胸中の「神」に対しても失礼だということです。
もし創価の幹部が創価のお陰だ!と言うなら、子供たちに対しても家人に対しても無礼千万なことです。
そんな無礼千万な言動が、日々行われてるのが創価学会です。

良き事・嬉しき事、それらに対しては・こちらは一歩二歩引いて腰を低くして、そして心から「良かったですね^^。あなたの心根の美しさの表現ですね。お子様の誠実さと努力が素晴らしいですね^^」等々と相手を称えてあげるのが本来の人間の姿だと思います。

池田大作氏、そして創価学会は全てにおいて「泥棒」だと思います。
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レムさんへ (kan)
2012-03-31 23:54:14
レムさんへ

はじめまして
kanと申します。

もういい歳のおじさんです^^;。
多分、こちらのブログに伺ってる人たちの中で一番の年長者だと思います。

脱会できてよかったですね。
お子様も一緒とのことで何よりです。

ボクは様々なしがらみや生きる上での事情があり脱会してませんが、非活状態の日々です。
距離を置くと、見えなかったモノが・覆われてた真実が幾つも見えてきました。

昔はバリバリの活動家で現場の幹部でしたが、その時は全く真実が見えていませんでした。
随分、時間とお金を費やしました。
思えば、人生のいろんな事を犠牲にしてきました。

「池田カルトめ!奪った時間とお金を返せ!」
一見そう言いたくなるような実態ですが、ボクとしてはそれらは「無駄」なことではなかった気がしています。

人は自分に「縁」がある人たちや出来事に触れて、日々生きています。
逆に言えば、出会う人たちや出来事は全て自分に「ご縁」があり、ある意味自分にとって必要なモノだから出会ったともいえると思うんです。
距離を置いて冷静に見れば、ボクはそんなふうに思えてならないのです。

池田創価は人生において大変な「負の学び」だとは思いますが、ただ憤りだけを感じてても自分が損なだけです。
なのでボクは、それらを自分の人生の肥やしにしてやろう!一つの糧にしてやろう!・・・そう思っています。

ちょっと汚い例で恐縮ですが、ついこの間まで人の糞尿は野菜の肥料として利用されてきました。
科学肥料と違い、変な副作用はなく安心な肥料です。
食べたカスが糞尿として排出され、それをまた食物の育成に利用するのですから100%無駄のない命のサイクルです。

野菜の育成ですら、そうやって利用されてきした。
ましてや、大切な人生の「肥料」です。
大いに有意義に過去の体験を、今後の人生に利用するほうが価値的だと思います。

こんなことを言えば活動家の人たちは大激怒でしょうけど、池田カルトは糞尿にもおよびません。
糞尿以下の汚物です。
今後の人生を汚物に影響されるのは、あまりにバカバカしいです。

春は目の前に来ています。
大地からまた、新しい芽が顔を出します。
お互い、新しい幸の芽を育てたいものですね。

気になったので、コメントさせて戴きました。
偉そうに聞こえたら、申し訳ないです。m(_ _)m

クロさん
ブログ主より先にレスしてしまい、申し訳ありませんでした。
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河童さんへ (クロ)
2012-04-01 01:27:32
河童さんへ

私も同様にポストに入れたられた他宗教の冊子などをいくつか目にしたことがあります。
かつて学会のことを何も知らない頃でしたが、その頃からそこに書かれている奇跡体験などは全く信じていませんでした。
「半値八掛け二割引」ならばいい方で、雑誌の裏表紙によくある金運アップの財布やブレスレットの「購入後の喜びの声」と同レベルに見ていましたね。
それは聖教新聞でも同じことでした。

しかしよくポストに入れられているような宗教関連の配布物には、聖教新聞にあるような特定の人物や団体を口汚く罵ったり、嘲ったりする言葉はありません。
また、実際に行っている慈善活動などをデータとして報告されているものもあり、それらの点では聖教新聞などよりはよほどマトモかと思います。
聖教新聞では平和、平和と崇高な理念を掲げているかに見えますが、具体的な活動など何一つ報告されていません(よね?)。
名誉会長の顕彰の理由だって曖昧どころか、リンク先の「実事求是」のブログにあるように、あたかも向こうから「もらってくれ」と言われてもらっているのだと誤解されるような表現で聖教に載ります。
一事が万事、そのような状態です。


>学会活動によってハチャメチャな人が少しマトモになった、おとなしい人が図々しくなった、というのはよく目にしますが、普通の人、マトモな人、立派な人がより立派になったというのは殆どお目にかからず、逆に非活化や脱会したという話はよく聞きます。

これ、本当にそうですよね。
私が目にする数少ない母親の周りの学会員さんを見ていても、同じ感じです。
そして前者の例を何度も何度も宣伝します。それしかないのか!ってくらいにw
それしかないんでしょうね~。

河童さんの親族の方のお話、とても興味深いですね。コメントしてくださり本当にありがとうございます。
体験発表の原稿を元が分からないくらいに変更させられたという話もよく聞きます。
こういった現場の声っていうのが、とても大事なのだと思います。
一つ一つは小さなことで学会に何の影響もないことかもしれませんが、その小さな「真実」はやがて多くの人たちに気付きのきっかけをもたらす最たるものになるだと思います。
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レムさんへ (クロ)
2012-04-01 01:59:05
レムさんへ

初めまして。コメントありがとうございます。


>ここはとても居心地が良いサイトですね。

ありがとうございます。これもひとえに、訪れてコメントくださる方々のお人柄と優しい心遣いのおかげです。

覚醒されて、怒涛の転身を遂げられたのですね。
活動家であった方が脱会されるのは本当に大変なことだったと思います。
今現在も、お母様のことなど大変なことは続いているのですね。
脱会して「ハイ、さよなら」で済まないのが、学会の嫌なところの一つでもあります。
ましてや家族に熱心な信者がいれば、尚更の難しい問題です。


>今はマインドコントロールやアダルトチルドレンの本を読んでいます。
>「あ~!そう、そう、そうだった!」と。
>身に覚えのあることが本当に多いです。

私も学会のことを調べ始めて色々なことを知るにつれ、同じように思っていました。
生来の性格と貧しさゆえに荒んでしまったのだと思っていた母親の困った人格も、学会員さんのよくある特徴そのままのことが多いこと。
学会の影響が少なからずあると、よーく分かりました。
都合の悪いことは認めない、記憶の改竄・捏造、口では大きなことを言う…などなど、キリがありません。
けれどマインドコントロール下にあるうちは、周りがどんなに言っても自覚することはないのでしょうね。
家族であるからこそ、辛い問題です。


>私はもう以前のように、母と本音で話す事ができなくなってしまいました。

私もです。会っても、心の中で常に学会のことがついて回ります。
お返事が遅くなって申し訳ありませんが、明日(もう今日ですね)お母様とお会いになるのですね。
平静でいられる自信がないのは、私も本当によく分かります。
うちの母親は、私に理論で勝てないのが分かっているので自分から「学会正しい」みたいな話をしてくることは、まあ恐らくありませんが、もし言ってきたら私もどうなるか…。
うまく言えませんが、アダルトチルドレン(機能不全家族)という環境に育った人間にとって、親とのコミュニケーションが苦手であるというのは宿命のようなものです。
感情をぶつけることも、それは時に大事だと思います。自分の気持ちを分かってもらうために…。
ですがなるべく、道が続くようなやりとりになればいいですね。
辛く困難なことがあっても、いつか分かり合える場所に繋がる道であれば、きっと今のことを笑って話せる日がくると思います。

お母様がレムさんのお心に触れて覚醒に続いてくれればいいんですけどね。
信心歴の長い婦人部の方には乏しい希望かもしれません。
それでもせめて、レムさんの生き方やお心を認めてくださるようになるといいですね。
精神力と根気が要ることですが、なるべく客観的に、冷静に、学会のことをお話されてください。
お母様との会食が良い道筋となることを祈っております。
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kanさんへ (クロ)
2012-04-01 15:07:28
kanさんへ

>青い文字を読んでて、てっきり池田創価のことで・脱会した本部職員か誰かが書いたのかなぁと思ってしまいました。

記事にしている部分は、私が学会にも当てはまるなーという箇所を抜粋していますので、特にそのように見えたのかもしれませんね。
こちらの著書には創価学会のことは一切出てきませんし、匂わせる表現もありません。
しかしながら、まさに創価学会のことを書いているのではないかと思えるような箇所が多く出てきます。
それだけ「破壊的カルト」の特徴と創価学会が重なるということなのでしょう。


>人生を生きてりゃ、宗教など関係なく誰しもいい事もあるし・辛い事もあります。
>要はその“いい事”を功徳だ!と思わしめて体験談にしてるだけだったのです。

同感です。
そしてこれは、聖教新聞の体験談に限った話ではありません。
たまたま良いことがあれば、周りの学会員さんたちで「信心のおかげだね~」と煽り立てます。
そうして本人もだんだんその気になっていって、いつしか誰に言われずとも何か良いことがあれば「信心のおかげだ~」と自発的に思ってしまうんでしょうね。
それがMCです。
「信心のおかげだね~」と周りではしゃぐ学会員さんたちに、各々悪意もMCにかけてやろうという気も全くないでしょう。
ただ、創価学会という組織内にそのような空気が出来上がっているのです。
こういう背景には「ハイコンテクスト」という概念があるからだと思います。
共通の価値観や文化、嗜好を有していることをいうのですが、論理的な説明がなくとも意味が通じ、コミュニティの中で驚くほどスムーズな意思疎通が可能であるという特徴があります。
そして同じ価値観を持つ仲間同士で関係性を強くする傾向がある、というものです。
とても創価学会内に当てはまる概念だと思います。


>子供がちゃんと伸びたのは、決して創価のお陰ではなく・その子たちの人間性や誠実さや努力ゆえです。
>家人のひたむきな子育ての賜物なのです。

私もそう思います。
創価学会に限らず、よく宗教で言われる奇跡体験は本人の努力や周りの助けを無視した、感謝の方向性を間違ったものだとずっと思っていました。
人それぞれ、人生それぞれ、良いことも悪いこともあります。
運が悪い、というような、努力ではどうしようもないようなこともあるでしょう。
しかしそれは生まれ出でたときから始まっているではないですか。
国籍、家庭環境、時代…。いわば宿命のようなものです。
人間革命でしか、それらの宿業(宿命)は変えられないそうですが、果たしてその考えは宗教(仏教)的でしょうか。
私は恵まれた人間の考えるエゴイズムに思えます。


>池田大作氏、そして創価学会は全てにおいて「泥棒」だと思います。

泥棒ならば、盗られたら気付くんですよね。
本当の詐欺師とは、被害者に詐欺に遭ったという事すら気付かせないものを言うそうです。
ですから「泥棒」よりはより狡猾な「詐欺」の方がお似合いかもしれませんね。

レムさんへのコメントありがとうございます。
私より先とか後とか、あまりお気になさらずに。
荒らしでない方々に限りますが、ここをご覧の方々の交流に役立てばこのコメント欄も喜びます。
返信する
kanさんへ (レム)
2012-04-02 21:20:24
kanさんへ

はじめまして。
早速のレスありがとうございます。

kanさんが仰ること、よくわかります。
「時間とお金を返せ」とは思ってますが、だからといって「すべてが無駄」と思ってはいないです。
もともと私、弱くて自信のない人間だったんです。
活動の中で少しずつ鍛えられた感は正直あります。

>大いに有意義に過去の体験を今後の人生に利用するほうが価値的

そうですよね、そんなふうに生きたいです。


クロさんへ

心配していただき、ありがとうございます。
昨日、母との時間を無事に過ごせました。

とくに(意識して?)学会の話は出ませんでした。
私から話せるほどの気力もありません。
私と母の間で過去、学会話が出ないことはなかったので不思議な感じです。
とりあえずお互い嫌な気分にならず終わってほっとしています。


脱会後は気持ちが安定しません。
学会への怒りが表に出ることもありますが、今は空虚感というのか喪失感といったらいいのか‥どよ~んとしています。
学会活動が大きく心の中・生活の中を占めていたので、ぽっかり穴が開いた感じ ToT
職場でも沈みがちで‥なかなかつらいです。
早く元気になりたいと思いつつ、あまり人に会いたくない状態です。
返信する
レムさんへ (クロ)
2012-04-07 21:23:05
レムさんへ

こんばんは。ご報告ありがとうございます。
お返事が遅くなり、申し訳ありませんでした。

お母様との間で学会の話が出なかったとのこと。
やはりお母様の側でも、その話が出れば空気が悪くなることを承知されているのですね。
それでも持ち出さなかった、という点において、レムさんの現在の状況に理解を示す気持ちが皆無というわけではなさそうです。
何が何でも学会優先!だったらたぶん、頭ごなしに言ってくると思うので…。
まだお互いを理解して認めるという状態ではないかもしれませんが、希望がないわけでもないと思います。


>脱会後は気持ちが安定しません。
>学会への怒りが表に出ることもありますが、今は空虚感というのか喪失感といったらいいのか‥どよ~んとしています。

活動していた方、信仰心をお持ちだった方はそうだと思います。
それは学会がどうとかではなく、誰しもそうなりうることでしょう。
今は他の楽しい事に意識を向けたり、新しいことを始めたりしてみてはどうでしょう。
あまり気が向かなくても新しいことを始めるということは大きな刺激を生みます。
沈みがちというのは本当によく分かりますが、最悪何もしなくても時間が癒してくれます。
必ず元気になれるのだと分かっていれば、取りあえず色々できるものです。
辛いときには何を言われてもあんまり耳には入ってこないものですが、時間が経ち振り返ってみれば、辛くて「そのこと」しか考えられなかった「そのこと」はちゃんと自分の中から薄れていってるのです。
完全になくすことは難しいかもしれませんが、また違った捉え方で向き合っていくことができると思います。
「元気になるのだ」と頑張りすぎず、まずはゆっくりとした時間を感じてみてもいいのではないでしょうか。
自然と必ず、元気になれますよ。

また思ったことなどあればここに書き出して、気持ちの整理にでも使ってください。
いつでもお気軽に、ここでお会いしましょう。
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