あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

イラン映画『友だちのうちはどこ?』

2022-09-05 | 映画
イラン映画にハズレなし。今回観た『友だちのうちはどこ?』(@BSプレミアム)もとってもよかった。

友だちのノート(↑自分のとそっくり)を間違って家に持ち帰ってしまった少年が、ノートを返すために隣村にある友だちの家をぐるぐると探し歩く姿を描いている。ただそれだけなのに(途中で出会う大人たちに振り回されながらも)必死に探す少年の表情をみているだけで飽きないのだ。85分と短いのもいい。

主人公の少年、ピーター・フランクルさんに似てる。

隣村から通学しているお友だち ↑
この子が宿題をノートではない紙に書いてきたため「今度同じことをしたら退学だ」と先生にこっぴどく叱られる。
なのに、少年はお友だちの大切なノートを自分が家に持ち帰ってしまった。どうしよう! 
「まず宿題をやりなさい」という母さんの言葉も聞かず、少年は家を飛び出す。
 
イラン映画で記憶にあるのは・・・10年前の『別離』。20年ほど前にみた『運動靴と赤い金魚』もよかった。たしか『太陽は、ぼくの瞳』も見たよなぁ?

今回の『友だちのー』はさらに古く、1987年の作品だ(日本公開は’93年)。
なるほど古いはずだ。たとえば小学校の風景ー 男の子だけで女の子がいない教室。封建的でやたら威圧的な男性教師。30年以上前じゃ、無理もないかな。
***
同じく最近BSで録画してあった『夢を生きた男/ザ・ベーブ』も見てみたが、こちらにはがっかり。
おなじみアメリカの野球選手ベーブ・ルースを描いた伝記映画。少年院育ちのベーブ・ルースが野球の才能を見いだされ、地元のチームへ。そこからホームランを量産して成功するのだが、ストーリーもベーブの描き方も全然ダメ! デーブ、じゃなかった、ベーブがただのおデブで品性のかけらもない男なんだよ(><)。結婚しても毎晩遊び歩いて奥さん泣かすし、酒と女は好きだけど練習はしないという最悪なパターン。本作を観て以降、エンジェルス大谷さんがベーブ・ルースと比べられることに抵抗を覚えるように。ヤクルト村上が「肥後のベーブルース」と言われていた、というのも「やめてー!」。それほど残念な映画だった。

*どうでもいい おまけ*
先週ママ家の裏手で珍獣をみてギョッ!としました。それは何かと言いますと…

♬カメーレオン、アーミー!
どこかのオッチャンが自慢げに肩に乗せてました(><) この写真はちゃうよ、ネットやよ。














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2 コメント

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Unknown (すだちれもん)
2022-09-06 23:15:57
カメレオン!!ビックリです。

『友だちのー』観ました!
アハマッド可愛かったですね~。
オトナにイライラしてしまいました。
まんまと監督の思うツボかも(笑)

記事を遡って読みましたが、あの花火伊丹だったんですね!!
バルコニーから淀川見ていたら北にも同じように上がっていて。。。
TVでも映っていたので、今年は2つ上げていると思ってしまいました。どちらも綺麗でした♪
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Unknown (あまちゃん)
2022-09-08 14:27:37
すだちれもんちゃま、ありガトーショコラ!
映画、ご覧になられたんですね。さいごに登場したドア職人のおじいさんだけは含蓄のあることを言ってましたね。子どもにゃ到底わからないようなことを。
同じ監督さんの他の映画も見たくなりました。

花火がバルコニーから見えるなんてステキ! 弊ジムショは音だけなんです(むなしー)、それもあってママ家へ。同じ日にやると、人混みが分散されていいかもねむ(^^)v。
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