あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

ママ家も しょせん よその家・・・

2021-10-16 | ママちゃん日記
おかげさまでママちゃん、復活してきました。まだおかいさん(お粥)とカレイの煮付けくらいしかたぺられないけど。

新聞やテレビを見る元気も出てきたようで、本日のテレビ欄には「住人十色」(MBS)と「ブラタモリ」「寺島しのぶとまほろくん」にマルがついていた。(後者2つは時間かぶってるけど、どっちを見たんだか、、)

ボクが悠長に映画をみていたあの日、すでにママちゃんの不調は始まっていた。
いつもの腹下しだとたかをくくっていたが、まさか命まで危ぶまれるような状態になるとは思ってもみなかった。
少々大げさなようだが、先週末はホントにそんな感じだった。お茶しか口にしてくれず、「死にたい」と言うし、何度も点滴のお世話になるし・・・ボスちゃん共々、相当うろたえた。
杭州生活を経て、ボクも少しは ”腹が座った” ような気がしていたが、そうでもなかった。

ママ家に泊まりこんだ夜は、何度もママちゃんの寝室に足を運び、顔を近づけて息をしているかを確認した。
すっかりやつれて、何日も入浴できていない彼女は、あの”きんさん・ぎんさん”より年嵩にみえた。
見守ることしかできないボクは無力感を感じつつ、ママちゃんの頭を何度も「よしよし、なでなで」した(熱をみがてら)。母を早くに亡くしたママちゃんはきっとこんな風に「よしよし、なでなで」してもらったこともないんだろうな~とか思いつつ。

***
ママ家の泊まり(3晩)はきつかった。晩年、脳梗塞からの認知症が進行したパパちゃんが寝ていた和室に寝たが、すでにベッドはなく。敷布団は押し入れの奥底にあるかもしれないが探すのも面倒なので、畳にタオルケットを敷いて寝た。さいわいまだ暑いので掛け布団もタオルケットでOK。枕はリビングの薄いクッションを折りたたみ、タオルを巻いた。これでぐっすり快適に眠れるわけがない。おかげでママちゃん寝室から物音がするたびに様子を見に行けたともいえる。

ママ家での滞在時間が長いと、部屋の汚れが目に付く。とにかく汚い!
普段はクイックルでちょいちょいと目につくところだけ掃除してやり過ごしていたが。今回は寝室が毛だらけゴミだらけになっており、掃除機で隅々まで掃除して、ようやくすっきりした。
普通は80代にもなると介護保険を利用して週一くらいはヘルパーさんに掃除に来てもらう人が多いのに、そういう制度を歓迎しないママちゃん、困ったもんだ。

今回、タクシーで何度か病院に行った。
点滴で1時間くらい待つ間、ある病院でボクがやったのは・・・なんと「数独」。「ナンプレ」ともいう。
以前お友だちのポンチーさんが数独やっていると聞き、へぇ~ 知的そうなゲーム、ボクにはとても無理そうと思ってたんだけど。
今回メルちゃんのママから「ナンプレにハマってます」と聞いて興味を持った。なんかね、無心になれそうでいいな~と。
初心者でもできるのがネットにあると教えてもらい、そこでルールも覚えてやってみた。なるほど、夢中になるから無心になれる。みなさんもどこかで待ちぼうけ喰らった時はオススメです。

地べたにねると腰が…やぱりベッドがいいね。

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