あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

⚽代表キャプテン吉田麻也の「スポーツ×ヒューマン」

2022-07-31 | スポーツ
野球は一番見る機会の多いスポーツなのに、プロ野球選手というのは色んな意味で「住む世界が違うな…」と思わされることが多い。
その点、サッカー選手はまだ自分たちと感覚が近い気がする。選手たちの対談番組(ex.吉田麻也とウッチー)なんかを見ていても。お友だちになれそうだし、一緒に飲みに行っても楽しくやれそうな気がする。

そんな親しみのある日本代表キャプテン吉田麻也(以下、麻也)を追った「スポーツXヒューマン」(NHK BS1)を途中から見た。


まず驚いたのは、田中碧など若手の選手たちですら、麻也のことを「麻也くん」と呼んでいること。10も離れた先輩(しかもキャプテン)を“くん付け“って、ジャニーズと一緒やん。

この手のドキュメンタリーをみると ”その人となり”がわかるから、よりファンになるものだが。今回も例外ではなかった。(まんまとハマってる?)

番組でボクが最も「いいな~」と思ったのは、麻也が欧州で母のように慕うイボーン・フロスさんと過ごすシーンだ。

車に乗り込み、お気に入りの海辺の街で食事をする2人。2人はとてもいい関係のようだ。
麻也が所属した海外クラブでボランティアをしていたこの女性。

昔の写真↑
家の手配や車の購入など、麻也の異国での生活を支えたというイボーン・フロスさん。
彼女は麻也についてこんな風に語っている:
「オランダでの2年 そしてイギリスを経て、マヤは結婚して子どもも生まれた」
「立派な男に成長したわ」
「時々 子どもみたいに振る舞うけどね(笑)」
(やっぱ麻也、結婚してたんやね・・・)

10年以上欧州各国を渡り歩き、日本では代表としての重責を担い、同時に家族も持ち… その苦労は並大抵ではなかっただろう。(そりゃ成長するさ!)

麻也といえば、昨日は朝日新聞に「語学に近道なし」というインタビュー記事が載っていて、こちらもさすが!と唸らされた。こういうの、日本人大リーガーでは聞かないよね。

皺くちゃでごめん。ネット記事もあるけど、途中から有料なんだわ。
麻也いわく、
「サッカーではある試合や大会で急にパッと伸びる選手がいるけど、語学には近道はないと思っているので、積み重ね、積み重ね」
「僕はいまも自作の語学の単語帳を持っています」
「毎日10分の単語テストをやってください。気になった単語を10個書き出して、夜と次の日の朝に必ず」

恐れ入った! ボクも見習わなくっちゃ。と、とりあえず中国語で…。

◆この「スポーツXヒューマン」、8月5日(金)午前0:25~NHK総合で再放送予定◆





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まるで忍者かアシガール? 陸上・田中希実選手

2022-06-15 | スポーツ
彼女をヒロインにして時代劇が一本撮れそうだ。
ひたひたと暗闇を走る忍びの者(女忍者)か、はたまた若君の命を守るアシガール(女足軽)か。
黒髪に、意志の強さを感じる目。そう、目力がすごい!


連日テレビ中継された陸上の日本選手権。選手にとってはこの上ない晴れ舞台だ。髪を染めたりピアスをしたり、何かしら身なりを気遣う選手が多いなか。中長距離の田中希実はそんなことにはみじんも興味がないように見えた。惜しくもメダルを逃した東京五輪を経て、彼女は「世界で勝つ」ことしか眼中になさそうだ。

4日間の日本選手権で3種目5レースを走り抜き、そのすべてで表彰台。
とりわけ最終日がすごかった。800m決勝(2位)のあと→ わずか75分後に5000m決勝で優勝。これには報道番組のスポーツコーナーで解説していた高橋尚子さんや野口みずきさんが揃って「ありえない!」と異次元のスタミナに舌を巻いていた。田中希実が普段からいかに過酷な走り込みをしているかがわかる。

「田中希実の両親がすごい」
実業団チームに属さない田中希実選手、付きっきりで指導するのは父親だ。
◆父の田中健智は元3000m障害の選手。
◆母の田中千洋も北海道マラソン2度優勝の経験を持つ現役のマラソン市民ランナー
(by ウェキペディア調べ)

母親が北海道マラソンで2度優勝だって!(北海道マラソンといえば千葉真子を思い出すが、お母さまは千葉ちゃんより少し上かな?)
もし、Qちゃんこと髙橋尚子や野口みずきさんにお子さんがいたとしたら、こんなランナーが育っていたかも!? とか想像してしまう。
そういえば、あの大谷翔平も両親ともにアスリートだったし。
(スポーツではないが)夫婦ともに京都大学出身の先輩は、お子さんも難なく(もちろん努力はされてるでしょうが)京大大学院を出られていたし。遺伝子強し、おそるべし〜!ですな。

***
陸上競技を見るのは案外楽しい。特にあっという間に勝負が決まる短距離は。(競馬と同じ?だね)
野球やサッカーと違うのはー 陸上は自身も主に小中学校の時、学校の授業で経験済みという点だ。
授業でタイムを計測したのはー 50m・100m・800m・1000m走、あとはハードル(50mだっけ?)。
走り幅跳び、高跳びもやった。高跳びは背面跳びが怖くてできず、ぜーんぜん飛べなかった記憶が。身が軽かったので、ハードルだけ人並みの記録が出たが、あとはからきしダメ。悲しいかな、陸上が盛んな中学だった。
今思えば、少しは走るフォームの練習するとか何かしら努力すればよかったな〜と。たとえ1秒でもタイム伸びたんじゃないか?と思う。
昔に戻れるとしたら、大嫌いだった”かけっこ”を克服したい。(> 「ナイトスクープ」かよ)

*おまけ*
テレビでみっけ「どっか似てへん? この2人」
1)陸上100m「サニブラウン」選手 vs プロ野球広島カープ「長野久義」選手
2)大河ドラマ「鎌倉殿」比奈役「堀田真由」 vs NHK「桑子真帆」アナ
3)ライフルホームズのCMで山ちゃんの妻役のタレント vs 山ちゃんの妻「蒼井優」

いじょー。
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ユタカ、ありがとう(@日本ダービーを観戦)

2022-05-30 | スポーツ
猛暑となった日曜はラグビーにバスケ、カーリングなど各種スポーツの決勝が行われ、特にNHKさんは中継に大忙し。
午後、ママ家に行くとちょうど競馬の「日本ダービー」が始まるところだった。
競馬にゃ興味はないが(特にJRAのCMは苦手)、この日本ダービーが特別なレースであることくらいはわかる。
大観衆の熱気が画面からも伝わってくる。セレモニーで石川さゆりが「君が代」を歌う。気の荒い馬たちはなかなかスタート地点のゲートに入ってくれない。そりゃぁ馬だって、走りたくない日もあるだろう。
ママちゃん:「騎手はたしかレース前にどっか部屋に隔離されるんやで。そうでないと、駆け引きで色々言うてくる人もいるしな」
ボクも聞いたことがある。あとで調べるとこういうことだった。

さて、今回の日本ダービーでボクが知っていることといえば、フランス人のルメールさん、福永祐一、武豊といった騎手が出ることくらい。
お馬さんのことはまったく知らないが、「オニャンコポン」という名前は気に入った(猫とは関係ないみたい)。


午後3時40分、レーススタート。わーわーわー、何ともいえない高揚感。疾走する馬たちはこの一瞬のためにどれほどの準備を重ねてきたのだろう。
最後の直線で後ろからガーッと攻めてきたのは武豊騎手のドウデュース。そのまま突っ走って勝った。さすが武豊だ。

武豊といえば。つい先週「ボクらの時代」で仲良しのヒロミ、山本昌と対談しているのを見たばかり。なんでも奥さま(佐野量子さん)が趣味のスケートにハマっているとかなんとか。とにかく3人でたわいのない話をしていたけど。そのオンエアの翌週に日本ダービーで6勝目! 53歳にして第一線で活躍しているってすごいじゃん。

武豊のドウデュースが勝った直後、競馬場の熱気がすごかった。ウイニング・ランでは「ユタカ、ユタカ!」とユタカコールが起こり、ゾクゾクした。競馬、これは一体スポーツなのか? 独特の世界観というか空気感に圧倒された。「これ、やり出したらハマるかも!」夢中になる人の気持ちが少しわかる気がした。「パドックで美しい馬を眺めているだけでも、たまらないんだよ」とその昔、競馬好きな知り合いが言っていたのを思い出した。

この夜、まもなく隔離が解かれると聞く上海のKちゃんにチャットしてみると。
「昨日、外出許可が出たので近所を散歩」と写真が送られてきた。6月1日になって隔離が解かれるといっても、時間制限はあるし、店は殆ど開いてないのであまり期待できないとのこと。
そんなKちゃんもテレビで日本ダービーをみていたようで、
「ユタカ、6勝目で元気が出た」。

Kちゃんに元気をくれた武豊&ドウデュース。そうか、競馬もまちがいなくスポーツだ。
”スポーツの力” なんて陳腐な言葉は使いたくないが。今日は「いい物を見た」と心から思えた。何よりママちゃん・Kちゃんを元気にしてくれたユタカこと武豊には「ありがとう」の気持ちでいっぱいだ。

*おまけ*
ママ家ではその後チャンネルを替え、プロ野球に。ちょうどBIGBOSS率いる北海道日ハムが巨人に勝ち、ヒーローインタビューが始まった。プロ初勝利の投手と猛打賞のルーキー、そして今やベテランとなった帝京魂☆杉谷拳士は新キャラの被り物をして登場。


ついさっき、武豊のインタビューをみたばかりだったせいか、
ママちゃん:「今日はなんや顔ばっかり見る日やな」(> はぁ?)
ママちゃん、元気でなにより(^^;)








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追悼⚽イビチャ・オシムを惜しむ

2022-05-09 | スポーツ
サッカー日本代表の元監督、イビチャ・オシムさんが亡くなった。享年80才。
2006年に日本代表監督に就任。しかし翌2007年11月に脳梗塞で倒れ、結局オシムさんがW杯の本大会で日本代表を指揮することはなかった。

オシムが好きだった。これまでの代表監督のなかでもとりわけ。
サッカーを人生になぞらえる「オシム語録」はどれも含蓄があり、唸らされたものだが。
それより何より、大きな理由がある。

ボクらが2004年頃から応援していた浦和レッズのMF鈴木啓太(以下、啓太)を、オシムは日本代表に呼んだ(2006年)。派手なプレーはないが、献身的にボランチというポジションを務める啓太のことを、オシムは「水を運ぶ人」として褒めたたえた。
自分が応援している選手のことをベタ褒めする指揮官を、好きにならないはずがない。なので翌年、オシムが病に倒れた時はショックだった。「やばい」と思った。そして案の定、オシムの後任として代表監督になった岡ちゃん(岡田武史氏)は啓太を代表には選ばなかった。戦術の違いがあるとはいえ、現実は残酷だな~と思った。監督も人間だから ”えこひいき”とまではいかなくても、多少の好き嫌いはあるだろう。
(そう思うと、阪神・矢野監督が”矢野チルドレン”と言われる坂本捕手らを重用するのもしょうがない?)

今回、啓太がオシムの訃報を受け、何か発信していないか?とネット検索をしてみたら。やはりツイッターで恩師を追悼していた。
その記事で改めて知ったのはー やはり啓太はオシムJAPANの試合でただ一人、全試合先発出場していたということ。


当時、啓太はどれほど濃密な時間をオシムと共有したのだろう。現在は自ら設立した会社でビジネスを展開。オシムが彼の人生に多大なる影響を与えたことは間違いない。


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国学院久我山の特徴あるファンファーレ♬(センバツ高校野球)

2022-03-29 | スポーツ
ボスちゃんといると、時に恥ずかしくなる。
夕刻、エレベーターで一緒になったのは小学校低学年とおぼしきサッカー少年。そのいでたちと、手にした(網に入った)サッカーボールでひと目でそうとわかる。
ボス:「サッカーですか?」
少年:「はい、自主練習です」
ボス:「今日も日本代表の試合あるね」
少年:「はい」
ボス:「好きな選手いるの」
少年:「はい」
ボス:「誰ですか」
少年:「ミトマカオルというひと」

こうやって誘導しつもんするの、やめてほしいんやけど。このおばちゃん、どうにもやめられないみたい(-_-;)。

ベルギーで苦労したせいか、川崎時代より大人びた感のある三苫薫。ボス曰く「昔の方がかわいかった」

***
いつも本題の方が手薄になる弊ブログ。
今回のセンバツ高校野球で、おもしろい応援団のファンファーレ♬をみつけたのでちょいとご紹介。
野球応援でおなじみ、吹奏楽のファンファーレといえば…
「♪チャーラーラー チャララ チャッララー」。
ヒットやタイムリーの時によく流れるこのメロディー。
これ、どうやら奈良の天理高が始めたものらしい。
それはいいとして。
ある日テレビで高校野球を流していたら、ある試合でこのファンファーレの音階がどんどん上がっていく珍しいバージョンが耳についた。東京代表・国学院久我山高の応援団による演奏だ。明日もおそらく準決勝の試合で流れるだろうけど、なんとYouTubeにありました!
いきなり流れます↓ ずっこけないでね(≧∀≦)

【センバツ2022】「一本 (魔曲) いきます!」國學院久我山 一本 (チャンステーマ) 高校野球応援 2022春【第94回選抜高等学校野球大会】【高音質】
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