綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

「ブログ村ランキング」の応援クリックをお願いします

ブログ村ランキングに参加中です。
各記事のラストにある「ブログ村」アイコンのクリックを
お願いいたします。

◆綾瀬小学校の新築建替え工事の落札業者に行政処分か?

2009年11月20日 | あれれ?の綾瀬市政
 老朽化した綾瀬小学校がいよいよ建て替えられます。新校舎は、校庭の南側に建設され、完成後旧校舎は体育館棟をのぞき解体されることになります。

 より子どもたちがのびのびと勉強ができる環境と、安全で安心な学校になることが期待されます。工事は、2011年2月末までの計画です。

 ところが、こんな期待を打ち砕くようなことが発覚して、関係者を悲しませています。

 それは、今日(11月20日付)読売新聞に掲載された内容です。「法定の届け出 8か月怠る~座間の建設会社『戸大建設工業』」という見出しの記事です。

 このことは日本共産党綾瀬市議団にも10月後半に情報が入り、松本春男議員が精力的に調査を進めていました。

 読売新聞の記事がまとまっていますので、一部を引用させていただきます。

「座間市さがみ野の建設工事会社『戸大建設工業』が、建設業法で2週間以内の提出を義務付けられている専任技術者の変更届を、8か月間にわたって提出していなかったことが19日、分かった。国土交通省関東地方整備局が同法(変更の届け出)違反での行政指導や処分を検討している。同社は提出を怠っていた間に、綾瀬市の公共工事を落札していた。」

「綾瀬市によると、戸大建設は別の大手建設会社と共同企業体を組み、10月9日の市立小学校新築工事の入札に参加、約12億円で落札した。戸大建設は入札前の同月2日、専任技術者として1級施行士の男性(51)が在籍していることを証明する「専任技術者証明書」を市に提出していた。
 しかし、入札後、同業者から市への指摘で、この専任技術者が2月11日に同社を退職し、別の建設工事会社に勤務していたことが判明したという。」

「同社は10月26日、8か月前にさかのぼって別の支店の専任技術者を転籍させる変更届を提出。読売新聞の取材に対し、『届け出の遅れはよくあること。専任技術者が退職をした後も、別の技術者が勤務していたので問題はない』としている。」

 引用はここまでです。

 あれ~~、と思うのは、10月2日に在籍していない人の名前で綾瀬市にあらためて「専任技術者証明書」を提出しているという事実です。これは、変更届を出し忘れていたという問題より大きい問題ではないでしょうか。

 また、「届け出の遅れはよくあること」と開き直ってしまっていることにも驚きます。

 子どもたちの未来をはぐくむ拠点になる新校舎が、こうした業者の手で作られるということに悲しみを覚えます。

 市は、速やかに入札のやり直しを行うべきではないでしょうか。

 綾瀬市の公立校の校舎は、3年前に発覚した春日台中学校の鉄筋の異常な爆裂や、他にも雨漏りがおきるなど、いろいろと曰くがありました。
 今回は、建設前にミソがついてしまって残念です。


ブログランキング・にほんブログ村へ ←ブログ村ランキングに参加中! さて今何位でしょうか??
                         また、他の議員の方のブログをご覧になりたいときもクリックしてください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする