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この映画についてどのように言えばみなさんに伝わるのでしょうか。
お二人のコメントをご紹介してみたいと思います。
高遠奈穂子さん(イラク支援ボランティア)
この映画は、戦争が、守るべき自国民にもたらすあらゆる負の側面をリアルにえぐり出している。戦死、PTSD、貧困、失業、ホームレス、家族の崩壊、社会からの孤立、弱者への暴力。それまで個別に語られてきたそのすべてが、ここでドッキングしている。“ブートキャンプ”はダイエット法ではない。
雨宮処凛(作家)
「戦争」とは、「大学へ行きたい」という夢をもった10代の若者に、人を殺させることなのだ。そしてその「貧困による徴兵」は、この国の近い未来の風景と重なるのは私だけだろうか。
近くで上映会がありましたら、見逃すことなくぜひご覧ください。
戦争に「正義の戦争」はない。戦争は絶対にしてはいけない。強くそう思います。
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